蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

じんわり日本増殖中

2006-09-08 01:41:23 | 中国食文化
じんわりと、
それとなく、
ひっそりと、
日本が導入されている。
特に食べ物関係で。

昼食にめんどくさいのでパンを買って、
パソコンを打ちながら食べることがある。
でも、こっちのパンって、はっきり言って、まずい。
近所のパン屋の金券をもらったけど、まだ余っている。
だって、グッとくるものがないんだもん。

しかし、努力の結果、ようやくまともなパン屋を発見。
最近はもっぱらそこで買うことにしている。
値段は少々高めだが、そんなものは気にならない。
値段通りの商品を出してくれるんだから文句なし。

そしてそこであるものを発見。
それは、

 「抹茶パン」

おお!!
思わず感嘆。
迷わず購入。

そんで、
この間、スターバックスに行った。
買い物がてら、ちょっと寄ってみた。
すると、そこでまたもや発見。

 「抹茶ケーキ」

さらには、

 「抹茶スムージー」

何?
抹茶ブーム到来?
「抹茶スムージー」、結構うまいし(試飲)。


ところで、
パンが上のような状況で、
以前ピザを食べたときもとてもまずく、
だもんで、想像するに、ケーキとかもきっとまずいはず。
そもそも挑戦する気にもなれない。
すんごい色遣いなんだもん。
なんでホールケーキの上にピンク色と紫色が見えるの?
あんなので誕生日祝われてもうれしくないかも。
なんか、呪われているみたいになるよ、きっと。

でも、中国にもおいしいお菓子はある。
それは、「ダンター」。
もともとは香港菓子らしいんだけど、こちらでもポピュラーな感じ。
写真にのっている、右下のまるい食べ物がそれ。

上海では専門店もあり、ボクは上海に行くたびに必ず買っている。
帰りの電車で食べてたりする。
だけど、杭州にはその専門店はない。
非常に残念。

なので、杭州でまともなダンターを食べようと思ったら、
ケンタッキーにいくのが一番手っ取り早い。
しかもケンタはダンターをいろいろアレンジするチャレンジャー。
ノーマル味のほかに、コーヒー味を出したりしていた。

そして、今の限定ダンターは、「小豆入りダンター」。
どう?
なんかすでに日本の香りが少しするでしょ。

でもこれだけで驚いては行けない。
その名前がすごい。
初めて広告で見たときビックリした。
思わず広告を凝視してしまった。

その名も、

 「大納言ダンター」

参った。
大納言って・・・

すっかり日本が増殖している。

それに写真でもわかると思うけど、
今、ケンタは「お茶犬」パワープッシュ中。