shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

七次川調整池の水鳥(千葉県白井市)

2019-01-18 12:54:35 | 
七次川調整池で今冬(2018-19年シーズン)に見かけた水鳥についてまとめてみました。

※写真は今冬に七次川調整池で撮ったものを主に使いましたが、一部は過去のものもあります(撮影年月日を記載しています)。
 また、オオハクチョウの飛翔の写真は千葉県印西市で撮影しました。
※鳥の特徴については、野外ハンドブック・4野鳥(山と渓谷社、昭和53年5月20日発行)を参照しました。
 ただし、オオバンについてはフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を参照しました。

■オオハクチョウ(ガンカモ科)
【見分け】くちばしの黄色の範囲が広い。(コハクチョウは少し小さくて、くちばしの黄色部は小さい)
【渡り】冬鳥 【分布】北海道~九州 【全長】約140cm

(2019/01/17 七次川調整池)


(2018/11/08 七次川調整池)


(2019/01/17 印西市)

■オナガガモ(ガンカモ科)
【見分け】こげ茶色の頭に食い込んだ白い線。とがった尾。
【渡り】冬鳥 【分布】ほぼ全国的 【全長】オス約73cm、メス約53cm

(2019/01/06 七次川調整池)


(2019/01/16 七次川調整池)

■ホシハジロ(ガンカモ科)
【見分け】赤っぽい頭、黒い胸、灰色の体。メスは顔に独特の模様。(ヒドリガモはひたいが黄色で胸がブドウ色。雨おおいは白色。珍鳥のアカハシハジロは大きくてくちばしが赤い)
【渡り】冬鳥または漂鳥 【分布】北海道~九州(繁殖は北海道) 【全長】約45cm

(2019/01/16 七次川調整池)


(2019/01/06 七次川調整池)

■カイツブリ(カイツブリ科)
【見分け】尾のないような形、夏羽ではえりの赤色とくちばしの根元の白色。(ハジロカイツブリはくちばしがやや上にそり、目が赤い)
【渡り】留鳥または漂鳥 【分布】全国的(繁殖は九州以北と大東列島) 【全長】約26cm

(2019/01/16 七次川調整池)

■コサギ(サギ科)
【見分け】くちばしは一年中黒く、足ゆびが黄色い。繁殖期には頭部に長い冠羽、背にまきあがった飾り羽が出る。(チュウサギは少し大きく、くちばしは短くて秋、冬は黄色)
【渡り】留鳥 【分布】全国的(繁殖は本州~九州) 【全長】約61cm

(2018/11/20 七次川調整池)


(2019/01/08 七次川調整池)

■アオサギ(サギ科)
【見分け】灰青色の体、黒い冠羽、飛ぶと風切羽が黒く見える。(ムラサキサギは体が紫褐色、くびは細くてより長く足はやや短い)
【渡り】留鳥または漂鳥 【分布】全国的(繁殖は四国以北) 【全長】約93cm

(2019/01/11 七次川調整池)


(2019/01/11 七次川調整池)

■カワウ(ウ科)
【見分け】尾は長めでややとがる。背には褐色味がある。(ウミウは外洋に面した断崖に巣を作り海でえさをとる。背には緑色味がある。)
【渡り】留鳥 【分布】ほぼ全国的(繁殖は本州) 【全長】約81.5cm

(2018/11/20 七次川調整池)


(2019/01/16 七次川調整池)

■オオバン(クイナ科)
【見分け】夏羽は後肢の色彩が黄緑色や緑青色、冬羽は後肢の色彩は灰緑色。くちばしの色彩は黄白色。脚には木の葉形状の水かきがあるため、バンよりも泳ぎは上手い。
【渡り】冬鳥または留鳥 【分布】日本では夏季に北海道(夏鳥)、本州、九州で繁殖し、冬季になると本州以南で越冬 【全長】32-39cm

(2016/11/14 七次川調整池)

■ユリカモメ(カモメ科)
【見分け】つばさの前縁が白い。夏羽では頭がこげ茶色。(ズグロカモメはくちばしが短めで黒く、夏羽の頭は黒い)
【渡り】冬鳥 【分布】ほぼ全国的 【全長】約40cm

(2019/01/14 七次川調整池)


(2019/01/14 七次川調整池)

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4 コメント

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見事な撮影 (さざんか)
2019-01-18 16:49:18
shuさん、こんにちは。
オオハクチョウ、優雅ですね。
子供は「醜いアヒルの子」に出て来るように黒いんですね。
手前のは若い鳥でしょうか。
羽をいっぱいに広げて飛翔している姿は素晴らしいです。
見事に撮れていますね。

カモの種類は覚えられませんが、他の鳥は分かります。
江戸川にもカモの他にコサギがいます。
観察すればもっと見つかるかもしれませんが、寒くて…。

色んな鳥をオオバン振る舞いで見せて頂きました。(^^♪
返信する
さざんかさん こんばんは (shu)
2019-01-18 23:17:14
さざんかさん こんばんは。
オオバン振る舞いは、なつみかんさんからのプレゼントですね。

今回は長文になってしまい反省していますが、これでも写真をずいぶん減らしての投稿でした。
恐らく呆れておられる方が多いと思いますが、自分としてはこれで区切りをつけて、来週からは山とお花に戻ることとします。

オオハクチョウの飛翔している写真は、結局七次川調整池では撮れず、お隣の印西市に出かけて撮りました。
酉年の年賀状にちょうどいい写真ですが、まだ10年もあるので忘れてしまいそうです。
オオハクチョウの幼鳥は灰色で痩せていて弱々しく見えます。それでもシベリアから飛来したことを思うと大したものです。
来年は大人になって、彼女(彼氏)を連れてきてくれることでしょう(ハクチョウの雄雌は見分けがつきません)。

来週には大寒となり、いっそう寒さが増しますが、ハクチョウたちに負けないよう元気に冬を乗り切りましょう!
返信する
再度お邪魔します (さざんか)
2019-01-19 11:43:07
shuさん、こんにちは。
鳥の記事は楽しくて、全然長いとは感じませんでしたよ。
呆れている人がいる?
そんなこと無いと思いますよ。
ブログなんだから、花じゃなくてもいいじゃありませんか。
私も花ではない物を投稿しています。
食べ物の話も出て来ますしね。
どんな話でも、大盤振る舞いでの投稿、お待ちしています。
返信する
さざんかさん ありがとうございます (shu)
2019-01-19 12:41:06
さざんかさん ありがとうございます。
そうですね。花鳥風月を愛する気持ちは変わらないですね。
また、書くのは自由、見る方が気にいってくだされば読んでいただける。それだけですよね。

実は、鳥の写真は40年ほど前にけっこう撮りました。
その頃、本当に欲しいレンズは高価で手が出ませんでした。それに、今と違ってフィルム代もかかりました。
結局、貧乏サラリーマンには長続きしませんでした。
お花は近くで撮れるし、逃げて行かないし、写真を撮るにもいいですね。

山の写真もけっこう好きでした。
でも、一度カメラを持たずに山に行くと、写真を撮らなければいけないという呪縛から逃れ、気楽に山を歩けるようになりました。
そんな時代がけっこう長く続きました。
山の写真を再び撮り始めたのは、けっこう最近です。
ここでしか見られない景色を、持ち帰りたいという衝動からでした。

椀飯振る舞い(おおばんぶるまい)の投稿、続けていきます!
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