草紅葉の尾瀬ヶ原散策(その①)からの続きです。
今回ご覧いただくのは、地図に朱書きした牛首分岐からヨッピ吊橋までです。ほぼ真っすぐな木道を、南から北へ向かって歩いていきます。
牛首分岐の標高が1404m、ヨッピ吊橋は1398mで、緩やかに下っています。
距離は2.3km、標準コースタイムが50分のところを、67分かけて歩きました。
今回は、この間に撮った写真150枚の中から選りすぐって、50枚ほどを撮影順にご覧いただきます。
では、出発しましょう。
■牛首分岐(7時24分出発)~ヨッピ吊橋(8時31分到着)
多くのハイカーが真っすぐに竜宮へ進んでいく中、牛首分岐を左に折れて東電小屋の方へ向かった。
木道の先には誰も見えない。
ヒツジグサ(スイセン科スイセン属)の紅葉。
草紅葉の先に燧ヶ岳。
振り返って至仏山。
時折、そよ風が水面を揺らしている。
道端にお花が次々に現れる。
ミヤマアキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)。
エゾリンドウ(リンドウ科リンドウ属)。
ミヤマアキノキリンソウ。
魚眼レンズ(10.5mm)で撮った燧ヶ岳。
名前が分からない花。
ヒツジグサが浮かぶ池塘と燧ヶ岳。
紅葉したキンコウカ(ノギラン科キンコウカ属)。
池塘のある風景。林の奥にはヨッピ川が流れる。
クマ除けの鈴。8月にはミズバショウの実を食べに、ツキノワグマがよく現れたらしい。
木道に留まった落ち葉とチョウ。
オヤマリンドウは茎頂のみに花をつけるが、エゾリンドウは上部の葉腋にも花をつける。
タムラソウ(キク科タムラソウ属)のようだ。
エゾリンドウ。この花は、尾瀬の花の最終ランナーと呼ばれている。
タムラソウの葉は互生して、棘がなく柔らかい。
エゾリンドウが、この辺りでは群生している。
至仏山が山陰に隠れていく。
木道を進むにつれ、道端の風景が少しづつ変わっていく。尾瀬ヶ原で笹原が見られるのは、この辺りだけかもしれない。
ここからは魚眼レンズ(10.5mm)で撮った写真。
レンズをもと(16-300mm)に戻した。
イワショウブ(チシマゼキショウ科イワショウブ属)。
ミヤマアキノキリンソウ。
ヨッピ吊橋に到着した。
草紅葉の尾瀬ヶ原散策(その③)に続く。
今回ご覧いただくのは、地図に朱書きした牛首分岐からヨッピ吊橋までです。ほぼ真っすぐな木道を、南から北へ向かって歩いていきます。
牛首分岐の標高が1404m、ヨッピ吊橋は1398mで、緩やかに下っています。
距離は2.3km、標準コースタイムが50分のところを、67分かけて歩きました。
今回は、この間に撮った写真150枚の中から選りすぐって、50枚ほどを撮影順にご覧いただきます。
では、出発しましょう。
■牛首分岐(7時24分出発)~ヨッピ吊橋(8時31分到着)
多くのハイカーが真っすぐに竜宮へ進んでいく中、牛首分岐を左に折れて東電小屋の方へ向かった。
木道の先には誰も見えない。
ヒツジグサ(スイセン科スイセン属)の紅葉。
草紅葉の先に燧ヶ岳。
振り返って至仏山。
時折、そよ風が水面を揺らしている。
道端にお花が次々に現れる。
ミヤマアキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)。
エゾリンドウ(リンドウ科リンドウ属)。
ミヤマアキノキリンソウ。
魚眼レンズ(10.5mm)で撮った燧ヶ岳。
名前が分からない花。
ヒツジグサが浮かぶ池塘と燧ヶ岳。
紅葉したキンコウカ(ノギラン科キンコウカ属)。
池塘のある風景。林の奥にはヨッピ川が流れる。
クマ除けの鈴。8月にはミズバショウの実を食べに、ツキノワグマがよく現れたらしい。
木道に留まった落ち葉とチョウ。
オヤマリンドウは茎頂のみに花をつけるが、エゾリンドウは上部の葉腋にも花をつける。
タムラソウ(キク科タムラソウ属)のようだ。
エゾリンドウ。この花は、尾瀬の花の最終ランナーと呼ばれている。
タムラソウの葉は互生して、棘がなく柔らかい。
エゾリンドウが、この辺りでは群生している。
至仏山が山陰に隠れていく。
木道を進むにつれ、道端の風景が少しづつ変わっていく。尾瀬ヶ原で笹原が見られるのは、この辺りだけかもしれない。
ここからは魚眼レンズ(10.5mm)で撮った写真。
レンズをもと(16-300mm)に戻した。
イワショウブ(チシマゼキショウ科イワショウブ属)。
ミヤマアキノキリンソウ。
ヨッピ吊橋に到着した。
草紅葉の尾瀬ヶ原散策(その③)に続く。
私が行ったのは、学生の時、友人二人でいったので、
数十年昔ですが、この景色だったと思い出します。
整備はあるんでしょうけど、変わっていないのを感じます。
草紅葉の先に燧ヶ岳、
あと少しで本格的な秋ですね
燧ケ岳の噴火により只見川や沼尻川がせき止められてできた尾瀬、
自然って思いがけず、不思議なものを作りますよね
ヨッピ川、
単純ですが、カタカナだと、なにか北海道の川をイメージします^^;
ミズバショウの実を食べに、ツキノワグマ(@_@)、
クマだと、重たいから、湿地にはまらないのかと思ってしまいますが、上手なんでしょうね
魚眼レンズ、楽しい風景が撮れますね。
そして、空の広さを感じます^^
NHKのジオ ジャパンを見ていたら、東北地方は太平洋プレートがもぐりこんで、南北に2000m級の山脈ができたと言っていました。
リンドウとアキノキリンソウが最後に咲く花なんでしょうね。
おはようございます。
尾瀬と言えば木道。
湿地帯を貫く木道を歩く。
思い出します。
至仏山と燧ヶ岳に見守られながら、木道を歩くのは気持ちがいいでしょうね。
花の少ない時期ですが、草紅葉が綺麗です。
学生時代に行かれたのですね。きっと、そのままの自然が残っていると思います。
牛首分岐からヨッピ吊橋まで、見かけた人工物は木道とクマ除けの鈴が2つ、それだけでした。
ヨッピ川、不思議な響きですね。
ヨッピとは、アイヌ語で集まるという意味だそうです。滝ノ沢や下ノ大堀川など、いくつもの沢がこの辺りで集まっています。
昔は東北の各地に、アイヌの人たちがたくさん住んでいたのですね。
ツキノワグマが尾瀬ヶ原に頻繁に現れるようになったのは、数年前からです。
私も早朝に真新しいクマの糞を木道で見かけました。
ミズバショウの実の味を覚えたクマは、山ノ鼻にある研究見本園のミズバショウを食べに来るようになりました。
そのため、今年は山ノ鼻のテント場だけでなく、見本園全体が封鎖されました。
そうそう、穂高で地震があり、一人の方が大キレットの辺りで行方不明だそうですね。
最近この辺りで地震が多く、出かけるのを控えていますが、いつまで続くのか気がかりです。
エゾリンドウは尾瀬の花の最終ランナーと呼ばれています。
雪解け直後から切れることなく続く尾瀬の花々。そのリレーの最終走者がエゾリンドウですね。
この花が終わると、尾瀬ヶ原にも雪が来ます。
尾瀬の木道の総延長は65kmだとか。
環境省、福島県、群馬県、南会津森林管理署、檜枝岐村、南会津町、東京電力が分担して維持・管理されています。
今年は傷んだものが目立った印象です。コロナの関係で、整備が遅れているのでしょうか。
さて、木道といえば、いろんな生物を木道の上で見かけます。
今日のブログでは、チョウが留まっていました。
キベリタテハというのですね。fukurouさんのブログで名前を知りました。
その他、春にはホオアカをよく見ました。
トカゲも見ます。陽を浴びた木道上は暖かいので、日光浴に来ているのでしょうね。
今回も尾瀬の広大な湿原の風景と、珍しい花の数々を堪能できました。
尾瀬の湿原でもたくさんの花が見られるのは、散策の癒しとなりますね。
魚眼レンズから見た風景と山も、また別の趣があって楽しいですね。
クマ除けの鈴があるのは少し怖さを感じます。
実際にクマに遭遇したハイカーはいるのでしょうか?
まだまだたくさんの写真を次回見ることができそうなので、楽しみにしています。(^.^)
最近、ツキノワグマがよく現れるようです。
山ノ鼻のビジターセンターの方のお話では、センターの隣にあるサクラの木にクマが登ってサクランボを食べていたそうです。
そんなこともあって、山ノ鼻のテント場は閉鎖のままです。
ツキノワグマは、日の出・日没前後に主に活動します。しかし、霧の日など薄暗い日は日中でも活動するようです。
したがって、日中、尾瀬ヶ原を歩く分には、ツキノワグマを見るチャンスはないと思います。
クマが出る場所でのテント泊は、怖いですね。
ヒツジグサまで色付いていて、ミズバショウが咲く頃とは、違う美しさです。
お花もエゾリンドウ、ミヤマアキノキリンソウとなど、すっかり秋ですね。
エゾリンドウが終わると尾瀬も冬になるのですか。
低地よりかなり早く冬が来るのでしょうね。
魚眼レンズのお写真、面白いですね。
青い水面に太陽が写っているお写真が素敵です。
どちらを向いても広いですね~。
楽しませて頂きました。
観光地は人出が増えていると聞いていますし、三ツ石山でさえ混雑していましたので尾瀬は大変なことになっているだろうと、読ませていただきましたが、上手に混雑を回避されました、尾瀬に何度も足を運んでいるベテランの余裕、流石ですね。
エゾリンドウとオヤマリンドウの違いの説明を拝見しましたので、この機会にと「高山に咲く花」(山渓ハンデイ図鑑)で勉強しました。
私の行動圏(北東北三県)で考えた場合オヤマリンドウの分布は東北地方南部~中部地方とありますので除外しますが、分布が北海道とされているエゾオヤマリンドウが山ごとのガイドブックや「岩手の高山植物」(岩手日報社)に載っています。
一方エゾリンドウの分布は中部地方以北とされていますので、エゾオヤマリンドウなのかエゾリンドウなのか迷う場合がありますので、エゾオヤマリンドウ(10~30cm)、エゾリンドウ(30~80cm)この高さの違いで見分けることにしますが、30cmの場合は??花の付き方で区別するのでしょうか、面倒な時は写しません(笑)