岸本周平 Blog

和歌山 民主党 衆議院議員
岸本周平 汗と涙の日々!

BS11「石川和男のひざづめ談義 社会保障篇」 に出演!

2010年12月17日 16時12分25秒 | Weblog

 今日は、BS11「石川和男のひざづめ談義 社会保障篇」 の番組収録してきました。

 石川和男さんは経済産業省の官僚で、私よりも相当若い方ですが、シンクタンクを作りたくて、「脱藩」しました。

 シンクタンクの東京財団で研究員をしていましたが、このたび独立。

 一般社団法人「霞が関政策研究所」の代表をされています。

 彼のレギュラー番組に、メインゲストで招かれました。コメンテーターは森信茂樹中央大学教授。森信さんは財務省の先輩ですが、彼も、途中からの「脱藩組」。

 「脱藩三人組」で番組を作りました。

 前半は、昨日閣議決定した23年度の「税制改正大綱」の解説。

 後半は、将来的な社会保障のあり方と消費税の必要性に関して、私の考え方を述べました。

 世代間会計によれば、60歳以上の世代は受益が約5千万円、50歳代が16百万円。40歳代がトントン。30歳代でマイナス12百万円、20歳代でマイナス17百万円、将来世代が46百万円のマイナスです。

 そして、本来消費税でまかなう約束の老人医療、介護、年金の予算17兆円の内、国分の消費税は7兆円なので、10兆円が借金でまかなわれています。その分は確実に将来の世代が負担します。

 一日も早く、消費税で安定的な社会保障制度を確立しなければなりません、、、、。

 そんなことを説明しています。


 皆さま、ぜひご覧ください。

   放 映 日 時:  12月19日(日) 午前7:00~8:00

   放  映  局:    BS11  *地上波ではなくBS放送です。

   番  組  名:   「石川和男のひざづめ談義 社会保障篇」

 <番組内容 (番組紹介より)>
 “今回は、社会保障の根幹である基礎年金について政権与党の中でも年金問題に特に力を入れる岸本議員を招き、その財源についてどうなっているのか、 どうすれば安定維持が可能なのか?を徹底的にお聞きします。”

   番組HP⇒ http://www.bs11.jp/news/1257/


一芸に秀でることの意味PART2

2010年12月16日 22時29分55秒 | Weblog

先日、エンジン01文化戦略会議の懇親会で、料理評論家の山本益博さんと同席しました。

会合では何度かお会いしているのですが、ゆっくりお話するのは初めてでした。

で、場所は、普通の「焼き肉屋さん」。

私もそうとうミーハーなので、山本さんのようなグルメが普通の「焼き肉屋さん」でどのように「振る舞う」のか、、、興味深々、、笑。

ところが、、、山本さんは「焼き方」に徹して、鍋奉行ならぬ「網奉行」?!

てきぱきと焼いて、私たちに食べさせてくれます。

まあ、予算が安いし、普通のお肉なんですが、山本さんが焼くとおいしいんです。

うーん、、私がミーハーだからかな、、、汗。

ご本人も「おいしいね。おいしいね。」とパクパク。

あまりおいしくない「雑炊」もパクパク。米粒ひとつ残さず、すごくきれいに食べてます。

思わず、「山本さんのような方でも、こういう普通のもの食べるんですか?」と、、お馬鹿な質問をしてしまいました。

いわく、「おいしいものを食べるのではなく、食べ物をおいしくいただくことが大事なんです。」ときっぱり。

「普通の素材でも、焼き方しだいでおいしく食べられますから、それがわかる自分が焼くんです。」

「雑炊は、たいてい熱々だったらおいしく食べられます。だから、素早くいただきます。しかも、自分の食べた後は皆さんに見られますから、少しも残すことなくきれいに食べるようにしています。」とのこと。

うーん。まったくおごり高ぶることなく、腰の低い山本益博さん。

世間話をしていても、奥が深かったです。

一芸に秀でることは大事だなと、、、。

私の一芸は、、、「一日7~8時間、道ばたに立てること」、、、です。うーん。


一芸に秀でることの意味

2010年12月15日 22時37分52秒 | Weblog

(山下泰裕東海大学教授と同僚の緒方林太郎代議士と共に)

「一芸に秀でる」ということの意味。

私は、柔道家の山下泰裕さんに教えてもらいました。

異業種の勉強会で知り合って、同年代の気安さからと「世界の山下」なのに、超きさくな山下さんのお人柄で、親しくさせていただいてます。

浪人中も選挙の応援に来てくれました。柔道家として道を極めた山下さんの価値判断はとても説得力のあるものです。

全日本の監督の時に、それまで国際試合で負けたらそこで引き上げていた選手たちに「自分が負けた相手を応援しろ。」と指導したそうです。

そこには、勝った場合には「負けてくれた相手がいたから勝てたんだ。有り難いと思おうよ。」という指導と同じ哲学があります。

それ以来、選手たちが勝ち負けにこだわらずに、「いい柔道」をするようになり、結果として日本チームが強くなったそうです。

また、北京オリンピックの前に、中国の男子柔道が弱かったので、彼のひきいるNPO法人「柔道教育ソリダリテイー」を中心に、日本に呼んで強化合宿をしたのは有名です。

http://www.npo-jks.jp/

「そんなことをして日本選手が中国選手に負けたらどうするんだ。」との批判に、山下さんは「それ以上に強くなれば良いでしょう。」と涼しい顔。

「反日感情の強い時に、中国選手を応援している日本人がいることが民間外交の強みなんです。」との山下さんは立派な外交官です。

元外務官僚で柔道三段の緒方林太郎代議士は福岡9区で昨年当選した同僚です(ちなみに私も柔道三段です、、、)。

ぜひ、山下さんにお会いしたいというので「柔道教育ソリダリテイー」に入会してもらった上で、 NPOの懇親会でご紹介しました。

この時は、「今の少年柔道は勝ち負けにこだわり過ぎですね。もっとおおらかに柔道をさせたいですね。」との発言が印象的でした。

山下泰裕さん、魅力的なリーダーです。


税制改正プロジェクトチーム最終回

2010年12月14日 23時50分51秒 | Weblog

(税制改正プロジェクトチームの最終回で司会進行する岸本周平。)

 

 今日は、23年度の税制改正に関して、最後の税制改正プロジェクトチーム総会がありました。

 

 野田財務大臣、片山総務大臣、玄葉国家戦略大臣、海江田経済財政担当大臣のそろい踏みでした。

 

 長い間の作業でしたが、中野寛成座長、古本伸一郎事務局長の下、楽しく仕事ができました。感謝です。

 

 内容的には、まず来年度の税制改正では、法人税の実効税率を5%下げます。中小企業の法人税は18%から15%に引き下げます。何より、新成長戦略に基づき、デフレ経済から脱却し景気を回復させるための政策が求められています。

 

 特筆すべきは、市民公益税制です。認定NPO法人や学校法人、社会福祉法人などへの寄付金の二分の一を税額から控除すると同時に認定の要件を緩和する制度改正を提案しています。

 

 今までは、1万円寄付しても、減税額は普通のサラリーマンで500円。今回の改正では4000円が税金から免除されます。

 

 つまり、国に税金を納めて役所が使い道を決めるのではなく、自分の応援したいNPOや卒業した学校に、自分の税金を使えるのです。

 

 「税金の使い道を自分で決める。」というまったく新しい社会が実現します。

 

 私は超党派のNPO議員連盟の次長として、何とかこの税制を実現したいと考えています。

 

 そうなれば、和歌山のNPOや保育、介護等の現場にもお金が回り、地域の活性化に役立つはずです。

 

 また、地球温暖化対策のための税制もスタートします。石油石炭税のスキームを使って、今の1.5倍程度のご負担をお願いします。ただし、景気に配慮して、まずは、六分の一の負担の増加で、4,5年かけて徐々に導入します。

 

 この他、所得税、資産税でも大きな改正があります。

 明日の15日に政府税調で最終決着し、16日に閣議決定の運びになります。おいおい内容の解説をしていきますね。


テレビ和歌山の放送収録

2010年12月13日 23時02分01秒 | Weblog

(吉本興業の大崎洋社長と新春対談の番組収録中!)

今朝は、予定通り、JR和歌山駅東口で午前6時から街頭演説。そのまま、午前8時45分発の特急「スーパーくろしお6号」、午前10時発の「のぞみ10号」で上京。

東京駅から、新宿の吉本興業東京本社に直行しました。旧新宿区立四谷第五小学校が本社です。築80年近い校舎が本社、、、、?。2年前の引っ越し当時よりも味が出ていました。

社長室は理科の実験室。収録は会議用の「普通の教室」で行いました。

10年前に、大崎さんがまだ取締役になる前からの付き合いです。私は経産省のメデイアコンテンツ課長。

当時、アジア展開とデジタル技術の導入が大崎さんの担当でした。社内にはその戦略に反対の勢力も多く、本人いわく「窓際人生」だった頃。

二人で、その流れの中、ソウルや上海で仕事をしました。

その頃、「大崎さんは社長になれる。」と私が励ましていたそうです。何か、そんなことを言ったような気もします。

だって、私の仕事が日本のエンターテインメント産業を国際化し、デジタル化することでしたから、ある意味、戦友ですものね。

私が、吉本興業を経団連に入れようと思いついたのも、大崎さんとの付き合いの中で、エンターテインメント産業が日本経済の柱になると確信していたからです。

吉本の後に、続々とエンターテインメントの会社が経団連に入りました。こんな話の他には、、、、、。

偶然、吉本興業に入社した大崎さんのサラリーマン生活や、子どもの頃のお話、今後の抱負など、盛りだくさんの番組になりました。

来年1月1日、午後11時25分からテレビ和歌山で放送します。和歌山の皆さん、ぜひ見てくださいね。ほんま、笑えますよ!!


年末の風景

2010年12月12日 23時39分13秒 | Weblog

 今は、国会が開いていません。本来、地元で年末の挨拶回りに精を出すところですが、与党の議員は税制改正や予算編成の作業がありますので、あいかわらず、金帰月来の日々です。

 そして、週末は忘年会のはしご。

 昨晩は、午後4時半スタートで、計6件の忘年会に、、、、、汗。

 と言っても、忘年会に呼んでいただけるのは有難いことです。落選中でも声をかけていただいていたところは恩義があります。何をさておいても駆けつけます。

 ほんとうに感謝、感謝です。

(この濃紺のパッソで走ってますので、見かけたらクラクション鳴らしてください。笑)

 昼間は、できるだけいろんな会合に顔を出します。

 ふだん、ご無沙汰をしていますので、おしかりを受けたり、励ましていただいたり、、、、涙。

 やはり、地元はありがたい。

 明日の月曜日は午前6時からJR和歌山駅東口で街頭演説。そのまま、8時45分発の特急「くろしお」に乗って、新幹線で上京します。

 火曜日の夕方にある地元の忘年会に出るため、飛行機で関西空港に戻ります。

 で、水曜日の朝、今度はJR和歌山駅の西口で街頭演説をして、その足で同じくろしおに乗って、上京。

 火曜日の午前10時半から、最後の民主党税制改正プロジェクトチームが開催されるので、上京しないといけません。

 12月の議員活動は皆さん、どなたもこんな感じです。

 少し、くたびれモードなところに、今日の午後、和歌山県第九の会主催、「歓喜の大合唱2010 ベートーベンの交響曲第九番」の演奏会がありました。

 これまでは、毎回、公演開始前に、会場の和歌山県民文化会館前に立って演説するのですが、今年初めて、会場に入って聴きました。

 もう38年も続いている会です。

 今日は、広上淳一さん指揮の京都市交響楽団。合唱は和歌山県在住の市民からなる「和歌山県第九合唱団」。

 なぜか、日本の年末は「第九」なのですが、、、、38年も続いている団体は、全国でも珍しい。すごい。

 和歌山の底力を感じます。おかげで、パワーをいただき、その後、忘年会シリーズに突撃した岸本周平でした。


ジョゼフ・ナイ教授との朝食勉強会

2010年12月10日 23時42分48秒 | Weblog

(冬の日差しの中の衆議院第二議員会館 撮影by 岸本周平)

 今朝は、ジョセフ・ナイハーバード大学教授の朝食勉強会に参加。主催は東京財団。

 安全保障をテーマに、午前8時からサンドイッチを食べながら、米国からのゲストと議論する会です。

 今日で8回目。通訳が入らないので、英語のレッスンのつもりで毎回参加しています。

 ナイ教授は民主党政権で国防次官補や国務副次官を歴任。ハーバード大学のケネディー行政大学院の学長も。

 彼は、国家の競争力について、軍事力や資源などの「ハードパワー」と文化的、政治的な影響力である「ソフトパワー」を組み合わせた「スマートパワー」を提唱しています。

 印象深かったのは、「中国の軍事的拡張と北朝鮮の脅威のおかげで、日米同盟の重要性が再認識されていることは良いこと。日・米・韓の緊密な関係が今ほど求められている時代はない。ただし、中国封じ込め(containment)という言い方はふさわしくない。冷戦時の封じ込め政策は貿易も人の交流も無かった。今、米国と中国は最大の貿易相手国だし、留学生も含め、人事交流は盛んだ。」とのくだり。

 私の質問は「日本人はこれまで、中国に対して優越感を持っていた。今年、経済でも追い抜かれ、アジアでのプレゼンスも逆転され、emarging China vs. declining Japanという事実を認めたくないとの感情がある。これは、過度なナショナリズムにつながる可能性がるので、どのように対処したらよいのか?」というものです。

 ナイ教授のお答は、「新しい、若い世代に期待するしかないのではないか。若い世代の人事交流などを積極的に行うことが良い。その意味では、日本の若者を含む、日本人全体の内向き志向がとても気になる。日本人の海外留学生が激減しており、海外に目を向ける若者が少ないのは心配だ。」

 先日のジェラルド・カーチス教授の心配される「内向きの日本」と同じご意見。

 私も、今の「内向き日本」を何とかしなくては、との思いです。


クールジャポニカ!

2010年12月09日 22時47分39秒 | Weblog

(関西空港ー羽田空港間の移動中に撮影した富士山by岸本周平)

今、政調会長補佐として国家戦略室の担当をしています。

その仕事の一つとして、「文化芸術政策」を国家戦略の柱の一つにすることを模索しています。

まずは、来年度の予算をその方向で組み替える作業中です。

さて、その先です。

日本の文化や芸術は世界中から注目されています。サブカルチャーとは言いながら、アニメやゲーム、そしてJ−ポップなどは「クールジャパン(かっこいい日本)」としてアジアを中心に人気です。

ヨーロッパでは、さらに古い日本文化、「わびさび」の文化からファッションや建築まで注目されています。

ならば、日本の国家ブランデイングを再定義する作業から出発すべきだと考えています。

ヒントは、英国のブレア政権が、政権交代後行った「クールブリタニア」運動です。英国という国家のアイデンテイテイーを再構築した上で、英国の文化芸術を国際的に伝播する運動を起こしたのです。

もちろん、その中にはビートルズなどの音楽も入っていましたが、そもそも英国とはという、、、根幹は次の五つでした。

 1.Reliability and Integrity (信頼と誠実)

 2.Creativity and Innovation (創造と革新)

 3.Free Speech and Fair Play (言論の自由とフェアプレイの精神)

 4.Openness and World (地球規模の開放性)

 5.World  Heritage (世界遺産)

英国の歴史を振り返れば、なるほどとうなずけますね。

では、日本は?という作業を来年からスタートさせます。

たとえば、、、、

 1. 和と寛容

 2. 受容と改善

 3. 武士道(惻隠の情)

 4. 清潔

 5. 美しい四季

 どうですか?皆さんも一緒に考えてみてください。


ジェラルド・カーチス先生のBBL

2010年12月08日 23時50分13秒 | Weblog

(民主党のブラウンバグランチでモデレーターをする岸本周平。)

 今日は、予算編成の忙しい中ではありましたが、お昼に民主党のブラウンバグランチ(BBL)がありました。

 ブラウンバグランチはアメリカの大学ではごく日常的な風景です。ゲストスピーカーを呼んで、昼休みに勉強会をします。その時に、参加者が各自、それぞれお昼ごはん持参で集まるのです。

 アメリカでは、サンドイッチや軽食は茶色の袋に入っています。ブラウンのバッグ(茶色の袋)を持ち寄るので、ブラウンバグランチ。略してBBL。

 今日のゲストはコロンビア大学のジェラルド・カーチス教授。1971年の「代議士の誕生」で日本政治の研究者としてデビュー。著書多数。ご近著は「政治と秋刀魚―日本と暮らして45年」(日経BP、2008)です。

 お若い頃はプロのジャズピアニストを目指していたこともある多才な先生です。11月20日には新宿のピット・インで渡辺貞夫さんと演奏会をするほどの腕前。私もプライベイトな席で聞いたことがありますが、ほんとうにお上手です。

 今月の19日の日曜日、午後5時から、溜池のインターコンチネンタルホテルのアキルスクラブでチャリティー演奏会をなさるとのこと。週末は、私たち政治家は地元に戻らざるをえません。ピット・インも聞き逃しました、、、涙。残念です。

 お話の中身は、「失望された民主党、期待されない自民党」ということで、日本政治の劣化を嘆かれていました。

 何より、日本の政治、そしてマスコミが内向き志向過ぎる。民主党は政権を獲って一年以上経つのに、政策をつくるシステムができていない。

 そして、内閣は民主党の理念、哲学、ビジョンを国民に向かって説得力をもって、語ろうとしていない。

 マニフェストは金科玉条のように守るべきものではない。政権を獲って、できないことがわかれば、説明を尽くして取り下げればよい。マニフェストの文章にとらわれるのは「官僚的」であって、フレクシブルに変えていくのが政治家だ!

 うーん。モデレーターをしながら、うなってしまいました。

 民主党のHPに記事が載ってますので、ぜひご一読を!!

 http://www.dpj.or.jp/news/?num=19458

 


NPO議員連盟、総理官邸へ!

2010年12月07日 23時57分58秒 | Weblog

(総理官邸で菅直人首相に提言書を渡した、超党派のNPO議員連盟。左端が事務局次長の岸本周平。)

 本日、午前11時から総理官邸に行きました。

 私が事務局をしている超党派の「NPO議員連盟」の幹部勢ぞろいで、菅直人総理に「NPO税制の改正」提言をお渡しするためです。

 今から、20数年前の中曽根康弘総理時代の官邸に勤務していたことは、このブログでも書きました。当時の官邸は、今、公邸として使われています。

 総理秘書官の補佐役として、働いていました。徹夜の作業も多くて、よく泊り込みました。その時には、衛視さん用のお風呂に入れていただいたり、衛視さん達とは本当に仲良くしてもらいました。

 今でも、当時の衛視さんが残っておられて、1年生議員の割には、彼らには「特別」に扱っていただいています。人間関係はありがたいものです。

 今日も、担当の衛視さんが当時の仲間だったので、開始前には昔話に花が咲きました。

 「NPO法人の税制支援に関する提言」は、認定NPO法人への寄付金の50%が税額控除されること、その認定NPO法人の要件を大幅に緩和することなどが盛り込まれています。具体的には、寄付収入が全体の五分の一という要件のほかに、1年間に3000円以上の寄付者を100名以上集めることという絶対要件を入れることです。

 メンバーは、ほんとうに全政党です。民主、自民、公明、みんな、共産、社民、国民、日本の各党から代表者に来ていただきました。新党改革はお二人しかいないので、役員を出すことはできないが、主旨には賛成とのこと。まさに全会派そろい踏みです。

 来年の通常国会では、全会派賛成の法案として審議いただけることが期待できます。「議員立法でやろうや!」という声もありました。

 菅直人総理もNPO法以来のご縁があって、特別の思い入れがある旨のご発言がありました。この提言の方向で政府税調で議論していくとのお答えをいただき、皆さん、大いに溜飲を下げました。

 ねじれ国会ではありますが、基本的に国民のため日本国のためになることは超党派で即断即決していくべきだとの思いを、再確認できた日でした。