岸本周平 Blog

和歌山 民主党 衆議院議員
岸本周平 汗と涙の日々!

田園風景

2007年09月04日 23時25分20秒 | Weblog
          (和歌山市内の田園風景:撮影岸本周平)

 すんません。今日も暑かったです!もう田んぼは稲刈りの季節です。あと1,2週間で稲刈りも終わるでしょう。一日中、走り回っている時も、ふっと息を抜くと写真のような風景の中にいる自分を発見します。

 昨日の続きになりますが、ともかく和歌山市は緑!緑!なんです。目が疲れないのも緑のせいだと確信しています。ミニ集会でお会いする方々も和歌山が大好きなことが判ります。

 こんなに素敵な和歌山市ですが、財政問題の暗雲が将来をおおっています。和歌山市が第2の夕張市になるかどうか、10日から市議会も始まります。下水道料金を4割引き上げ、市役所の管理職の給与カットなどが議題に上るようですが、それで解決できるかどうか、みんなで話し合いましょう!

 これまでは、一般会計の赤字だけで、財政破綻を判断していたルールが突然変わりました。下水道や、住宅団地の造成などの特別会計の赤字も加えて財政状況を判断するようになったのです。明らかに、中核都市の中で、成績の最下位である和歌山市を狙い打ちにした改正です。他の都市に対して、和歌山を見せしめにする政府の意図が見え見えです。

 お役人さんたちにとっては机上の空論ですみますから、住民税がさらに倍になろうとサービスが半分になろうと知ったことではありません。その町で生活している人の感情をどう思ってるんでしょうか?そんな実験台に私たちのふるさとがいけにえにされるのは許されません!

 かく言う周平も、2年前まではひょっとしたら、同じような判断をしていたかもしれません。夕張市のように一つの「実例」を示して、全体が良くなればコストは安くてすむと考えていたかも?!絶対に違います!生身の人間が住んでいるんですよ!その意味で、夕張市の例には反対です。若い人は引っ越せても、お年よりはそうは簡単に引っ越せないんですから。

 私は、今後の政治生命をかけて、和歌山市の財政破綻はもとより、再建団体への移行にも反対します。

 

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5 コメント

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追伸 (ゆうか)
2007-09-08 20:15:59
廃棄物処理場に作られたつつじが丘団地もあったわ・・
多すぎて、、(_ _;)

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Unknown (ゆうか)
2007-09-08 02:15:32
こんばんわ。
和歌山市の特別会計の問題は、
今に始まったことでは、ありません。
また、和歌山市の場合、債務のみならず、
西署跡地に建設されたレンタル庁舎を始めとする
賃料名目の経常経費、隠れ負債がたんまりあり・・。
和歌山県は債務保証をしていない(!)土地開発
公社の債務に一応のケリをつけましたが~
和歌山市は実際以上の債務保証をかけていた(!)
土地開発公社の負債がそろそろ300億円近く?に
膨らんでいる?にもかかわらず、手付かず、
と思われます。
更に、上下水道事業の無謀極めるめちゃくちゃな
事業計画の見直しもされず、有収率6割。
穴だらけでぼろぼろの古い水道管の移設もまま
ならないまま、そのままで、確信ばら撒き不作為、
もとい、無作為行政のツケを納税者におしつける、
ってわけですね、、。
丸正跡地に十数億円もプレゼントしてる場合か?
と、ため息がでます・・。
とほほ

それにしても、岸本周平さん。
あなたの、その想定外に正攻法で、桁外れにド
真面目なドブ板政治活動には、本当に頭が
下がります。きっと、日本は、あなたのような
実直タフな官僚に支えられて来たのでしょう。
少し感謝します。

けれど。
もう、お役人的観点は捨ててください。

和歌山市在住の有権者として、和歌山市のこの
惨状を、どのようにとらえるのですか?
その場合、国はどのような政策を講じる必要が
あるのですか?
ただ、反対です、の、とスローガン、感情的に
意思表明では自民党議員と一体どこが違うん?
がっかりです。

和歌山市から起つ「ほんまもん」国会議員候補を
称するなら、それを担保する政治家の観点から、
和歌山市の有権者にきっちり的確な訴えを
行ってください。


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よくわかりました。 (K司)
2007-09-05 17:30:24
大変よくわかりました。きっときっと、和歌山市には明るい未来があると信じています。そのためにも、貴兄をはじめ周知を結集して地方再生における「和歌山モデル」を打ち出していくことを強く期待します。(当然私自身も協力してまいります。)
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舌足らずでした (岸本周平)
2007-09-05 14:33:22
K司さん

今回の総務省のやり方に不満があったので、一方的なコメントになってしまいましたが、和歌山市が財政再建努力をしなくても良いという意味ではありません。それは、もちろん和歌山市民が選んだ首長さんと議員のみなさんのリーダーシップでやらなければなりません。ただし、中央政府の指示で一方的に負担増、サービス低下を押し付けるのはいただけません。K司さんのおっしゃるとおり、10年後のビジョンを描いた上で、激変緩和措置も入れながら、自分たちで決めていくべきです。その意味で、K司さんには全く、同感です。たとえば市議会が自発的に議員定数を半減するとか、市役所サイドから大幅な定員削減を打ち出しながら、市民の協力をお願いするということではないでしょうか。総務省に言われてすることではないということを言いたかったわけです。舌足らずでみませんでした。
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よくわからないんですが・・・。 (K司)
2007-09-05 13:37:44
今回ルールが変わって和歌山市が再建団体になるかもしれないというのは、チョット「見せしめ」的でどうかなと思いますが、特別会計を含めた財政破綻状況については、かなり前から我々の仲間でも問題意識を持ち議論していたところです。

再建団体に移行して国から色々な規制を掛けられるのは絶対反対ですが、でもこの財政状況を乗り越えていくべき再建計画は我々の手で作って実行していくべきだと思います。

何かを少しづつ切り詰めていくというようなやり方だけではなく、たとえば小学校の統廃合を進めていく中で、空いた施設を売却なり、有効利用なりでキャッシュを稼ぐというような大胆な案も必要なのではないでしょうか。(あくまでも一例ですし、するとしても一方で民間委託のスクールバス、ビジネスバス構想など補完的な施策は必要不可欠ですが)

少なくとも何らかの痛みを乗り越えなければ、財政破綻状況は解消されないと思います。ただ、その痛みの向こうにはパラダイス「和歌山市」がなければならないのだと思います。将来の夢のために、苦しい今を皆で乗り切るというのは間違っているのでしょうか・・・?
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