明日からの君が好き

　今日もお詫び行脚が続きます。しんどいですが、やらなければならないことです。ちょっと微笑んだのは、今朝の朝日新聞和歌山版を読んだ時です。「不戦敗民主、おわび行脚」という見出しがありました。新聞記者さんも私のブログを読んでくれてるんだな、、、とうれしく思いました。できれば、私のブログのURLも見出しの下に書いておいてくだされば、、、。（これはジョークです。）

　和歌山市の東の方に和歌山県立和歌山高校があります。その近くに行きましたら、校舎に大きい垂れ幕が下がっていました。「明日からの君が好き　和歌山高校生徒会」と書いてあります。「これまで、いろんなことがあっただろうけど、前向きに生きていこうよ。明日からがんばろうよ。」という声が聞こえてきそうなメッセージです。

　ああ、良い学校だなと思いました。大勢の生徒達がこの言葉に励まされたことでしょう。私も、自分の力不足のせいで招いた厳しい状況ですが、今、この瞬間、「明日からの君が好き」という言葉に救われています。

　映画「風と共に去りぬ」のラストシーンで、運命の波に翻弄された主人公スカーレット・オハラが「Tomorrow is another day」とつぶやきます。「明日があるさ」という意味の英語の慣用句ですが、私は「明日からの君が好き」の方が素敵な言葉だと思います。

　和歌山高校は県内で最も新しく設立された学校ですが、春先に用事で出向いたときには、中庭が花だらけでとてもきれいに整備されていました。事務長さんが自分で植えられたと聞きました。今日は、花壇の花は少しでしたが、花文字で「礼」と書かれていました。勇気をもらいました。