この間の「春の嵐」、すごかったですね。
風というものの持つエネルギーのすごさを、あらためて感じます。
今日から、いよいよ学校も新年度がスタートで、じゅんも早くも5年生に。
いわゆる「高学年」となって、どんな1年になるのやら・・・。
不安も楽しみもありますが、いろいろな経験をして、わくわくするような5年生をすごせればいいですね。
昨日の夜、「ブラックボード」というドラマがありましたが、子どもたちの持つ可能性と言うか、しなやかさを感じる場面がいくつもありました。
敗戦後の混乱の中で、学校にも行けずに「生きるため」に働かされている子ども。
その中の1人だった、明という子どもに、桜井翔が演じる先生が、学校に行く事の意味を話します。
投げやりだった明に、「なぜ月は夜になると出てくるのか」「なぜ月に満ち欠けがあるのか」という話をする先生。
次第に明は引きこまれて、目を輝かせて「学校に行きたい。勉強してみたい」との思いを強めます。
さっきまでうつろだった明の瞳が、みるみる好奇心に満ちた瞳に変わる場面に、子どもたちの「本来の姿」を感じました。
あれこれと忙しくて、せわしない日々を送る子どもたちの姿と、戦後間もない時代を生きる子どもたちの姿が重なります。
いろいろな事がわかり、日々世界が広がっていく事にわくわくする、そんな学校であってほしいですね。
じゅんは、おじいちゃんのところで春休みを過ごしてましたが、今回、はじめて1人で電車に乗って帰ってきました。
園部駅から京都駅まで出て、乗り換えて、京都駅から木津駅まで帰ってきました。
じゅんにしてみれば、けっこうな「小旅行」で、私も正直、少し心配しながら木津駅で待ってましたが、元気に帰ってきました。
初めての事だったので、本人もちょっぴり不安もあったでしょうが、また世界が広がったようで、できてしまえば、なんてことないって感じですね。
さすが、5年生!ってとこかな?
今朝、何となしに隣の畑に目をやると、つくしが生えてました。
春も本番ですね。