6月議会の報告会&懇談会を開きます。
日時は、7月18日(土)午後1時30分から
場所は、社会福祉センター2階の会議室
6月議会で取り上げた事や、決まった事などをご報告し、参加いただいた方から、まちづくりの事や今の政治についての声をお聞きしたいと思っています。
恥ずかしいことですが、「議会報告会」という場を持つのは、今回が初めてなんです。
前々からやりたい、やらないと、と思っていたのですが、なかなかできずにいました。
今回の報告会を契機に、継続した取り組みにしていきたいと考えています。
ぜひ、ぜひ、お気軽にご参加くださいね。お待ちしています!
チラシです↓
さて、今日というか、もう昨日ですが、東京都議選挙の結果が報道されています。
民主党が大きく議席を伸ばして、自民党が後退。
共産党も、まだ最終は出ていませんが、残念ながら現有13議席には届かない状況のようです。
民主の議席増は予想されてましたが、予想どおりというか、予想以上と言うか、民主への追い風はなかなかのものだったみたいですね。
民主が大きく伸びたのは、自民党政治を変えてほしい、という都民の思いが反映した事は間違いないし、政治の変化を求める前向きな動きだと思います。
ただ!
民主党って、せこいというか、卑怯というか、ずるい政党だとあらためて感じました。
だって、東京都政の中では、民主党は「立派な与党」で、石原知事の提案には、99.3%とほぼすべて賛成していました。無駄遣いと批判されている新東京銀行の設立にも賛成し、1メートル1億円と言われる道路建設にも賛成し、高齢者医療の改悪にも賛成し、小児病院の統廃合にも賛成し、豪華な海外視察旅行もバンバン行き・・・と、まさに石原都政を支える与党なんです。
そういう都政での「本当の姿」を隠して、何か自民・公明と対決しているかのように偽り、新東京銀行の件にいたっては、設立に賛成しておきながら「私は反対した」とまったく逆の事を平気で言ってみたり・・・やっぱり、嘘はいかんだろうと思うんです。
総選挙を前にして、「政権交代」を前面に出したいがために、石原都政を支える与党であり、自民・公明とも別に対立しているわけでもないくせに、野党面して「対決」を演出したわけです。言わば、都政の政権与党同士のうちわもめみたいなものです。
都議会第1党になって、石原都政にどういう態度を取られるのかは知りませんが、自民・公明と対決して、石原知事とも対決するとは到底思えないんですがね。
これだけ「野党」を「偽装」して大騒ぎして都政第1党になっても、選挙が終わったら与党に「お戻り」なんて事になれば、それこそ都民への裏切りになります。
本当の姿を隠したまま得た支持というのは、もろいものです。
それにしても、そんな野党を偽装した民主を批判するどころか、一緒になってそれを煽ったマスコミはひどすぎます。
都政での与野党の関係をまったく無視して、まさに総選挙のリハーサルのように、「政権交代」を演出していました。特にNHKは「確信犯」でした。
開票速報でも、「自民・公明」と「野党・その他」などと分けて、「自民・公明で過半数ならず」などと都政で政権交代が起こったかのごときに大騒ぎ。石原知事提案に100%賛成してきた自民・公明に代わって、提案に99.3%賛成してきた民主が第1党になっても、石原知事には何の痛手にもならないわけで、与党内の序列が変わっただけの話です。そんな事、十分わかっていて、あんな報道しているのなら、これほど意図的で卑劣な報道はないし、まさに誤報そのものです。
ほとんど違いのない自民と民主を、無理矢理「政権交代」という「選択肢」で「対決」させ、国民の選択を誘導しようとしているとしか思えません。
ひどい話ですが、今回の都議選挙は、残念ながらその影響を大きく受けたと言わざるを得ないし、来る総選挙も、それ一色にしようとしている事をあらためて実感しました。
都議選で共産党が伸びきれず後退した事は、政治を変えてほしいという多くの方の願いが実現する方向性=日本共産党が伸びてこそ変わるという確信がまだ広がりきれていない、広がりをつくれれば、来る総選挙で躍進・勝利できる可能性はおおいにある事を教えてくれていると思っています。
都議選挙の結果を生かして、総選挙の勝利へ頑張りたいと思います。