夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

他愛もない話

2022年07月20日 | 面白い話
朝方、玄関先の植木を手入れしていたら
ご近所のsora君(小学2年生)が来てお喋り。
「今日は終業式で明日から夏休み」とsora君
「じゃぁ、sora君は学童(学童保育)行くの?」と
聞いたら
「行かない。お姉ちゃんと留守番してる」とsora君
sora君の家は両親が共働きで頑張っている。
「留守中に困ったことがあったら
 茶々のママ(私)の所においで」と言ったら
お姉ちゃん(小学6年生)に向かって
「困った事があったら茶々のママの所に
 おいでだって」と言った。

「茶々のパパ(父ちゃん)はまだ帰ってこないの?」と
sora君
「そう、まだ帰って来られない。癌は治ったけど
 肺の具合が悪いの」
「肺炎なの?」とsora君
「sora君、肺炎なんて知ってるの?」
「うん、知ってる。息ができなくなるんでしょ」
「そう、息が出来なくなり苦しいの」
「早く治ればいいね」とsora君
なかなかしっかりしている。
「僕はね、算数が一番好きなんだ、面白いから」と
sora君
「偉いな〜、茶々のママは算数嫌いだった。
 算数の時はいつも窓の外ばかり見ていて
 ぼんやりしていたから、先生に指されて
 問題を解けと言われたけど、出来ないので
 いつも立たされてばかりいた。sora君は
 立たされたことある?」と聞いたら
「立たされた事なんてない」という

今は問題ができないからといって黒板の
前に立たせるということはしないのか?
問題ができないからと言って「立たせておく」と
いう事はハラスメントにあたるという事らしい。

昔の教育現場では問題が出来ないと「立たされる」のは 
当たり前でした。私は面白くない授業中は
ぼんやりと外を見てばかりいた。
「菜の花畑がきれい。遠くに見える海(東京湾)が
 キラキラ光っていてきれいだな〜」と思ったりして
いたので授業中の勉強のことなど頭になく、先生に
指されても問題が解らずしょっちゅう黒板の前に
立たされた。

そんな先生と学校卒業して20数年ぶりに医者の
待合室でばったり会った。
「お前さんは、窓の外ばかり見ていて勉強が
 出来なかったな〜」とT先生。
「あの頃(小学生)は勉強好きじゃなかった
 海や山(里山)で遊ぶ事しか考えていなかった」と
言ったら、先生苦笑いしていた。

「sora君は算数や勉強が好きなようだから
 将来はお医者さんになって欲しいな」と言ったら
「医者にはなりたくない」
「じゃぁ、何になりたいの?」と聞いたら
「まだ決まってないよ」と当然なことを言った。
小学2年生にとって、まだまだ先は長い。
これから自分の好きなことを見つけて行けば良い
とsora君と他愛もない話を楽しみました。

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