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夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

アンドリュー・ワイエスの思い出

2009年02月07日 | いろいろな事
アンドリュー・ワイエスの思い出といっても、本人と
直接会った訳でもなく、彼の絵画展の思い出です。
「まだ生きていたんだ」と思いましたね。昨年暮れに
東京でかなり大掛かりな展覧会が行われHHKの
新日曜美術館でも紹介されていた。
アメリカの著名な絵画家アンドリュー・ワイエスは
今年1月の16日に91歳で無くなりました。

今から35年前アンドリュー・ワイエス展を見に行きました。
その中で気に入った絵の一つ「遠雷」
草むらで野いちご摘みに疲れて眠り込んでしまった
ワイエス婦人。遠くで聞こえる雷の音に飼い犬が不安そうに
首をもたげ警戒している。雷雲の気配が無いのにモミの木に
差し込む光と影や空気でそれを感じさせている素晴らしい
絵です。テンペラ画

もう一つは「海からの風」

これも空気を感じる絵です。擦り切れたレースのカーテンが
風に揺れている様は海の匂いや風を感じさせます。
一見油絵のような感じがする彼の絵ですがほとんど水彩
テンペラ ドライブラッシュが多く、身近な物をリアルに描いた
画家でした。
今回の展示会にはこの2点の絵は来たのでしょうか。本物を
もう一度観てみたいと思いました。

コメント
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