紫蘇の効用

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吉例顔見世大歌舞伎 夜の部

2011年11月17日 | 歌舞伎

新橋演舞場、今日は夜の部を母上さまと一緒に観劇です。

一幕目 歌舞伎十八番の内 外郎売
 外郎売実は曽我五郎:尾上 松緑
 小林朝比奈:河原崎 権十郎
 茶道珍斎:坂東 亀三郎
 近江小藤太:坂東 亀寿
 曽我十郎:尾上 松也
 大磯の虎:中村 梅枝
 八幡三郎:中村 萬太郎
 化粧坂少将:尾上 右近
 梶原景時:片岡 亀蔵
 小林妹舞鶴:市村 萬次郎
 工藤祐経:坂東 三津五郎

二幕目 京鹿子娘道成寺 道行より鐘入りまで
 白拍子花子:尾上 菊之助
 妙念坊:尾上 松也
 喜観坊:尾上 右近
 雲念坊:市川 男寅
 阿観坊:坂東 小吉
 仙念坊:市川 團蔵
 謹請坊:澤村 田之助

三幕目 髪結新三
 髪結新三:尾上 菊五郎
 手代忠七:中村 時蔵
 下剃勝奴:尾上 菊之助
 白子屋娘お熊:中村 梅枝
 家主女房おかく:片岡 亀蔵
 加賀屋藤兵衛:河原崎 権十郎
 車力善八:坂東 秀調
 白子屋後家お常:市村 萬次郎
 家主長兵衛:坂東 三津五郎
 弥太五郎源七:市川 左團次

―外郎売―
今月は七世尾上梅幸、二世尾上松緑追善興行なので、その二人の縁の出し物が並んでいます。
松緑さんの外郎売は口跡も明瞭になって、力強く骨太な五郎像となりました。
狂言半ばで口上も入り、七世梅幸丈、二世松緑丈を偲ぶ言葉に加えて松助さんの七回忌であることも述べていて、もう七年も経つのか、驚いてしまいます。
松也くんがきれいな十郎を務めてて追善興行の花を添えてます。

―京鹿子娘道成寺―
いよいよ、菊ちゃんのソロ道成寺。
鍛錬の蓄積がたまものとなって舞台で開花です~
この大曲を踊る側も見る側も集中力が切れることなく、幻想の世界へ入りこみました。
道成寺は体力だけは踊れない、かといって経験を積んで解釈できるころにはハードな舞踊です。
菊ちゃん、今が時分の花と思わせるサイコーの踊りでした。

恋の手習い後の手拭いまきは・・・
 母上さまもあたくしもゲッチュー
 うっほーい

幕が閉じて拍手とため息がどよどよと渦巻いていました。

食事休憩は2階の「かべす」へ予約なしで行くと茹でたておそばがいただけるので、ダッシュで向かいます。
 天ぷらそば、つるるっとな。

―髪結新三―
菊パパの新三の色っぽい目と麗しのおみ足をまじかで観て、くらくら。
色男すぎると評で書かれた勝奴の菊ちゃんの悪ふうな感じも、むふふ。
しかしなー、今回左團次さんがダークホース
かっこいいの、なんのって。
着こなしとか足の長さとか
いつもケチケチジジィ大家さんが多いけど弥太五郎源七おやびん~かっこいいっす


吉例顔見世大歌舞伎
平成23年11月1日(火)~25日(金)
新橋演舞場



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