紫蘇の効用

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六月大歌舞伎・昼の部

2014年06月09日 | 歌舞伎
一時

今月の歌舞伎座は昼の部は仁左さま復帰公演で、夜の部は大河君の左近襲名公演と、メモリアルな月でございます。

今日は昼の部を母上さまと観劇。

一幕目 お国山三 春霞歌舞伎草紙
 出雲阿国:中村 時蔵
 若衆:坂東 亀寿
 若衆:中村 歌昇
 若衆:中村 萬太郎
 若衆:中村 種之助
 若衆:中村 隼人
 女歌舞伎:尾上 右近
 女歌舞伎:中村 米吉
 女歌舞伎:大谷 廣松
 名古屋山三:尾上 菊之助

二幕目 源平布引滝 実盛物語
 斎藤実盛:尾上 菊五郎
 小万:尾上 菊之助
 葵御前:中村 梅枝
 矢走仁惣太:市村 橘太郎
 小よし:市川 右之助
 九郎助:市村 家橘
 瀬尾十郎:市川 左團次

三幕目 元禄忠臣蔵 大石最後の一日
 大石内蔵助:松本 幸四郎
 磯貝十郎左衛門:中村 錦之助
 おみの:片岡 孝太郎
 細川内記:中村 隼人
 赤埴源蔵:市村 橘太郎
 原田玄沢:片岡 松之助
 吉田忠左衛門:松本 錦吾
 堀部弥兵衛:大谷 桂三
 早水藤左衛門:澤村 由次郎
 堀内伝右衛門:坂東 彌十郎
 久永内記:大谷 友右衛門
 荒木十左衛門:片岡 我當

四幕目 お祭り 
 鳶頭松吉:片岡 仁左衛門
 若い者:片岡 千之助

演目、配役、どれを取ってもあたくし的には見ごたえのある演目ばかり。
躊躇なく一等席を申し込みました。

―お国山三―
若衆達が「豪華~」と思わせてくれるほどに成長した姿を見せてます。
そん中で菊ちゃんは水色足袋も鮮烈な傾奇者、名古屋山三でも気品と重みを感じます。
亡霊なんでスッポンからの登場、そしてスッポンへの引っ込み。
ここんで自転して降りていくのですが、あまりにもスムーズな回転でまるで小さな廻り舞台にのってるようでした。

―実盛物語-
あぶらの乗ったサムライ、実盛を見事に演じていた菊パパ。当代随一っしょ。
拾ってきた片腕を死体にくっつけたら、あら不思議!息をふきかえしました。なーんてホラーな話も親子の情を感じさせる、さすが人気の芝居ですな。
左團次さんの瀬尾十郎の顔、まるで鍾馗様。絵に描いたようなキャラです。
最後に実盛がまたがるお馬さんも紫のフリンジ豪華で躍動感いっぱいでした。

―大石最後の一日―
信二郎さん時代にこの磯貝十郎左衛門で魅了されてしまったので、今回もガン見するじょー。
若干25歳というお役に違和感ない若侍ぶり。
ほんと切ない感じが似合うのよねー。
息子さんの隼人くんが若殿様役で、こりも爽やかで、悲劇なのににんまりと観てしまう・・・

―お祭り―
待ってましたぁ~
鯔背な鳶頭、仁左さまが復活~
すっかり大きくなった千之助君が一緒に大奮闘。おめでたい一幕に幕見席もいっぱいでしした。


今日の幕間弁当は川扇の鶴亀いなり

わさびがきいてて独特な味わい


六月大歌舞伎
平成26年6月1日(日)~25日(水)
歌舞伎座



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