一緒に観劇するshiiko-sanと糖朝でランチです。
箸置きがマンゴープリン
椎茸と鶏肉のお粥
タイムサービスでスィーツ2個頼むとお得なので・・・
タピオカ入りココナツミルクと杏仁豆腐のイチゴソース
と、しゃーわせな組み合わせでいただきました。
本日のお芝居は青山劇場でカゴツルベでありんす~
次郎左衛門:安田 章大
八ツ橋:藤澤 恵麻
治六:風間 俊介
文左衛門:岡田 浩暉
栄之丞:西岡 徳馬
桃山:岡 千絵
すあま:舞風 りら
九重:松澤 一之
お辰:鷲尾 真知子
歌舞伎『籠釣瓶花街酔醒』とぜんぜんちゃうっ
違うものとして観ればいいんだけど、歌舞伎の籠釣瓶が元ネタってうたってるから比較しちゃうよー
歌舞伎の籠釣瓶は誰も悪いヤツはいないのに、実直な男が残忍なことをしてしまう悲哀を描いているのに、このカゴツルベ、完全に善と悪の対立。
だいたい廓のしきたりがまるで無視。時代考証しなかったんかいな。
茶屋にあがるとき、刀は座敷に持って入れんのだよ。
抜刀なんてもっての他だけど、最初っから刀持ってって抜いたりしてる。
籠釣瓶の最後は隠して持って行ったってことになってるんよ。
茶屋のおかみも悪巧みするってのも当時の江戸文化の粋を集めた廓でそんなこちゃぁ吉原で一、二を争う店は営業できんよ。
八つ橋があまりにも薄っぺらい設定で・・・廓で花魁になるまでのほどの人物じゃないぞ。
現代の歌舞伎町あたりの江戸コスプレキャバ嬢くらいの配慮しかないようだ。
情もないし、栄之丞への愛も嘘くさい。
その栄之丞の西岡さん、存在感や粋はさすがなのに、残念。こんなお芝居に出ちゃだめです。
次郎左衛門が捨て子だったのに大店の旦那になるっていう無駄なエピソード。なんの意味?
顔のあばたもデザイニングなタトゥーみたいでコンプレックス感じさせない。
しょせんアイドルのオンステージ。作品の意味あいは無視ですな。
ジャニーズファン系にしかわからない笑いネタをベテラン俳優に言わせちゃううんだもんねー。
だいたい旦那の次郎左衛門と番頭の治六は丁稚コンビみたいだ
遊びたいさかりのこども。
二人が上方へ布の買い付けに行く道中はダンスで展開されるけど、ここだけは良かった。
こんくらいデフォルメされればミュージカルとして楽しい。
それと、2部のオープニングの花魁ズのダンスもかなり現実ばなれしてて面白かった。
フラメンコ仕立てになっててアバニコで舞う。
すあまのアバニコ使いが上手だった。
しかし”すあま”って源氏名・・・八ツ橋をお菓子の名前という作者の認識からか名前にお菓子なのが多いけど、八ツ橋の妹分ならすあまじゃなくておたべにしたら~
「花魁、そりゃあんまりそでなかろうぜ」・・・言うか、言ったか、そのセリフ。
難しいよ。そりゃ。
泣いてるジャニーズファン系がたくさんいました。不思議。
ボロクソだけど、楽しかったよ。着物姿の岡田くん観れて、岡千恵ちゃんの華麗なダンス観れて。
役者さんは悪くない。脚本の問題ですな。
夜は景気付けしてくれるってんでTaSちゃんとIsAちゃんとで焼肉~
リクエストさせてもらった恵比寿のまる福で
レバ刺し
ネギたん塩
みすじ
カルビ
丸腸
ハラミ
良質の牛さんの全部位が食べれるお店
しかも950円で飲み放題
エネルギーを充満させたのち、鯛焼き買ってカラオケ行きました
ちゅ
カゴツルベ
2009年3月16日(月)~31日(火)
青山劇場