歌舞伎鑑賞の前に、ニューオープンのブーランジェリーGRAND MAISONでプチデジュネ
新装開店の日乃出寿司の隣りです。
いちじくのデニッシュ、 銀座ブリュレ、 ベーコンオニオンのホワイトソース
どれもなかなかおいしいですよ。
お隣の日乃出寿司で鯖の棒寿司も入った『秋三昧』と極細巻きのお弁当買って歌舞伎座へ。
一幕目 赤い陣羽織
お代官:翫雀
女房:孝太郎
お代官の子分:亀鶴
お代官の奥方:吉弥
おやじ:錦之助
錦之助さんがさえないどん百姓で、孝太郎さんが村評判の美人・・・かぁ
キレイな殿様で観たい錦之助さんなのだが、素朴おやじもかわいかった。
お代官様に女房を寝取られたと思って悔しがって、つっくしょー!(ちっくしょー!)
おだ~おやすくぬぃのでぃこんだる!(おら、御屋敷にのりこんでやる!)
すんげ、なまっとる
翫雀さんは十二夜英竹同様典型的三枚目で、亀鶴さんの小ずるい手下ぶり、ハマてっる。
吉弥さんの奥方も最後にちょっとなのに格があって普段のお代官様との間柄も想像できるしぃ。
でも拍手が一番多かったのはお馬さん 表情豊か~
二幕目 恋飛脚大和往来 封印切:新口村
亀屋忠兵衛:藤十郎
傾城梅川:時蔵
丹波屋八右衛門:三津五郎
忠三郎女房:竹三郎
槌屋治右衛門:歌六
井筒屋おえん:秀太郎
孫右衛門:我當
さすが和事は藤十郎さん!と納得の流れのスムーズさ。
そしてさすが関西人、根底にお笑い要素があって、小さなしぐさや一言に笑える
三津五郎さんの丹波屋八右衛門、ちょー憎々しい。いやみ三昧をよどみなくまくしたてヤなヤロー倍増。
新口村で、子役さんの遠見はなく、大人のまま去っていきました。
三幕目 羽衣
天女:玉三郎
伯竜:愛之助
愛之助くん、げっそり痩せていたのだけど、大丈夫?
ザ、玉様ワールドな幻想の世界に引き込まれてボー。
芸術祭十月大歌舞伎
平成19年10月2日(火)~10月26日(金)
歌舞伎座