紫蘇の効用

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◆shiso家のわんこをご紹介◆

スペイン国立バレエ団

2007年10月05日 | フラメンコ

来日してるスペイン国立バレエ団、当日券でオーチャードホールに駆け込み~
Bプログラム、3作品です。

『ボレロ(Bolero)』
チャ~タリラリラリチャッチャラチャ~でおなじみのラヴェルのボレロ。
曲だけでも気分が高揚するのに、ドドドド迫力で踊られた日にゃ~たまりません。
男性舞踊手のクルクルクルクルクルクルピタッ
女性舞踊手のブラソの起動の大きさ、ケブラータが雅やか
だんだん踊る人が増えてきてめまぐるしく変わる構成に一分の狂いもない
そして回転する大型ミラーのような装置に乗って、裏に廻ると別の人・・・なイリュージョン
素晴らしいい群舞です。


『ゴルペス・ダ・ラ・ヴィダ(Golpes de la vida)』
"人生は打撃を与える"という意味だそうで年老いていく舞踊家ホセ・アントニオ、若手舞踊家へスス・コルドバの2人の葛藤のような展開。
今回日本初演です。
ホセ・アントニオは、おなかがぽっこり太鼓腹なのに回転もサパテアードもキレがすごい。
へスス・コルドバはヒュー・グランド似でかっこえぇ~
ブエルタすると汗がそのまわりを惑星のようにきれいな弧を描いて飛び散る
二人の踊りにたいへん感動いたしました


『グリート(Grito) 』
スタンダードフラメンコのダイジェスト版といった感じ。
シギリージャ、ソレア、アレグリアス、タンゴで構成されていてどこを切り取ってみても見ごたえあって楽しい。
衣装もすごい柔らかい素材にフリルや裾にバイアスのアクセントが施されて目新しく、洗練されてる

シギリージャは男性舞踊手の難度高いサパテアードも女性舞踊手のパリージョも群舞でも一人の音のようにきっちり揃ってる
アレグリアスのソロを踊ったバイラオーラが力強いのにすごく可愛くて自分の世界を思いっきり表現できる身体であるのが素晴らしい。
後半、みんながぐるっと半円になって次々とタンゴを踊る。フィエスタ風で楽しく幕~。

うんにゃ~大絶賛


スペイン国立バレエ団
2007年9月28日(金)~10月6日(土)
Bunkamrua オーチャードホール