紫蘇の効用

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歌舞伎座夜の部観劇

2006年03月23日 | 歌舞伎

具合が悪いときは餃子!ってことで銀座の天龍へ向いました。
 いつも行列の人気店
今どきめずらしい食券制なのよん。
入店時に、昔のデパートの食堂で買い求めたような厚紙の切符大食券を買う。

 餃子がデカい。 餡が柔らかいの。
  かた焼きそばは麺が細っ。
 大正海老の辛子炒め。
どりもこりも、すんごーいボリューム

食後のお茶はPOLAカフェチューン
  ロールケイクよん
ケーキは別腹という格言を実感する。

そして歌舞伎座へ・・・
4:30pm開演の夜の部を観ます。
今日はTV収録日でした。

一幕目 近頃河原の達引
 猿廻し与次郎:片岡我當
 遊女お俊:片岡秀太郎
 井筒屋伝兵衛:坂田藤十郎

藤十郎さんで心中モノ~?またも~?なんてダレダレで行ったけど、一味違う面白さがありました。
マリオネットとはいえ、お猿の大活躍に動物愛護協会隠れ会員の私としては思わず目じりが下がります
幕開き、正面にお俊に横恋慕する横溝官左衛門の團蔵さんがぁ!嬉ちぃ~ ワルだぁ~
そして心中にお出かけのお俊・伝兵衛の姿が綺麗やったわー
役者全員の年齢が下がれば、もうちっとリアルなんだけどなー。

二幕目 二人椀久
 椀屋久兵衛:中村富十郎
 松山太夫:尾上菊之助

二度の幕見はしてるものの、まじかでオメモジするの始めてなので、ぜんぜん違う気持ちで観ました。
キレイキレイすぎる菊ちゃん
富十郎さんのワールドもすぐそばだと、すっぽり巻き込まれる。
どんどん二人の息があっているようで、なめらかさも出てきた~。
すごい作品だわ。幻想と廓の華やかさとが織り交ざって見ごたえありすぎっ

三幕目 水天宮利生深川-筆屋幸兵衛
 船津幸兵衛:松本幸四郎
 お雪:中村壱太郎
 お霜:中村米吉

うゎっ、一幕目同様、赤貧に苦しんでる~。ツライ~。
権十郎さんが今月もまた、ちっせえ人間って役だわ。
幕末の文明開化期のへんな格好・・・着物を尻ぱしょりしてブーツにハットかぶってる。
高利貸しの彦三郎さんが持ってる鞄が今風のかわいいバッグで笑った
お雪・お霜の子役二人の勝ち~という一幕でした。

三月大歌舞伎
平成18年3月3日(金)-3月27日(月)
歌舞伎座