紫蘇の効用

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◆shiso家のわんこをご紹介◆

歌舞伎座夜の部、堪能

2006年02月09日 | 歌舞伎

今日は歌舞伎座夜の部3階最前列席を確保
『京鹿子娘二人道成寺』のためです。
花道七三も観えるし、舞台全体も観えるし、大向こうさんの声もすぐそばに聞けるんです。

最初の出、道行の黒地の着物での踊りはとってもしっとりとなって風格を感じます。
玉さまがせり上がってきて二人になると、一つ一つの型が美しく決まって、そのたんび拍手
本舞台にすすんで坊さんとのやりとりも、なんだか色ぺ~くなったよ
今日の聞いたか坊主の舞づくしは3連チャンだという新車さんでした。
またちょっとトチリ気味で、後ろの坊さんズ、笑ってる
でもね、声も歯切れも顔もいいから嬉すぃーのだ

紅白幕が開くと菊ちゃん(前)と玉さま(後ろ)タテに並んでらっさる。
謡い、舞い、そして烏帽子をはずす型が菊ちゃんが扇にのせ、玉さまは鐘を吊るす綱へひっかける・・・
今日は烏帽子の紐のたぶさが綱に2回転勢いよくやってます。
毬つきでは菊ちゃんのしゃがみ走りのなめらかさに拍手
花笠ですごいなーって思うのは、笠を廻すときって早くなりがちだけど、音をめいっぱい使ってるとこ。
だから次の動作へ待つことなくつながるのがキレイ
玉さまの恋の手習いは顔、肩など傾け具合が絶妙で、なぜにどの位置から観ても美しく見えるのか不思議です。
尋常ではない舞台人のすごさを感じます。

今月の二人道成寺で、あたくし一番のお気に入りは鼓のとこ。
山吹色の着物も好きだし、二人が迫力あってイイ
へびの化身の脱皮引き抜きが今回は一人だけど、下手袖から流れるように出てくる玉さまに、またもさぶいぼ
またまた新鮮に感動しちった

次の幕、『人情噺小判一両』も、結末を知って見ると菊パパと吉右衛門さんのバランスを楽しんだりできて、おまけに江戸の風情や、階級の違いによる感覚のギャップを体感できる・・・かな。


歌舞伎観終わって、先生がレッスンしてるスタジオへ向かいました。
なぜかと言いますと、今、履いてる
フラメンコシューズがぼろぼろになったので先生に頼んでおいたら「4種類の靴届いたから選びに来て~」とのメール。

中にぴったりのがあったのでご購入
 ←これよーん、おニュー靴
 裏側~。
いきなりモティベーション上がるねー


二月大歌舞伎
平成18年2月2日(木)-2月26日(日) 
歌舞伎座