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友人の尾車氏より、「三菱 i MiEV(アイ・ミーヴ)の試乗車発見!」との報を受け、我々は早速そのディーラーに駆けつけた。
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通常タコメーターが装着される部分には、「パワーメーター」なるのものがビルトインされ、駆動用バッテリーの使用状況を読み取れるようになっている。
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駆動用バッテリーは床下中央に、モーターはリヤアクスル周辺に取り付けられており、ラゲッジスペースを侵食していないのも大きな美点である。
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さて、走り出して驚いた。このクルマの走行感は、ハイブリッド・カーをものともしない「未来感」のあるモノだった。ハイブリッド・カーが遊園地のアトラクションを公道で走らせるような感覚だとすれば、この「i MiEV」は、まるで公道で地下鉄を走らせているかのような、ものすごい加速感を持っていたのだ。エンジン音が全く無いのに、ロードノイズだけがシュワーッと高まって走るこのクルマは、まさに今まで体験したことのない世界を味わわせてくれた。だが、これだけ無音で走ってしまうというのは、歩行者等に気付かれにくいので、ちょっと危険かもしれない。なにか工夫が必要であろう。
車両本体価格459万9000円というこのクルマ。インフラ整備を含め、このような電気自動車が主流となるのは、まだ遠い先の日のことだと思うが、乗り物としては、かなり面白いモノであった。