前回電子工作の教科書をご紹介していて、懐かしいことに気がつきました。
ご紹介した「電子部品図鑑」の出版社が「誠文堂新光社」だったのですね。
こちらの出版社には昔大変お世話になりました。
こちらの本です。
車両のガイドブック、新性能電車、気動車、後ろのカバーの取れてしまったのは
客車編です。これらの本を飽きることなくめくっては、夢を広げていったものでした。
またこちらの本は出版社が違いますが(科学教材社です。)
こちらも大変お世話になりました。
「しなの高原鉄道」の前身、「名もない鉄道」の創業時、Nゲージといえば関水などがごくわずかな種類の車両しか出していなかった頃に、夢見る少年の夢を大きく膨らませてくれた本です。
そこにはペーパーで自作する、こだま型の特急や、キハ82系の寸法図や工作方、デスクトップにのるレイアウトの制作記事など。見ているだけでわくわくした頃を思い出しました。
その頃の本にこんなものもありました。
こちらも科学教材社の発行です。模型に関するカタログと工作記事を一緒にしたような本です。自分のお小遣いでは買えない様なHOの車両(といっても金属製の電車が5000円していません)なども載っていました。
ちなみに カツミ模型店 急行形電車 HO
クモハ165 4100円
モハ164 4800円 DV-18モーター 2個つき
サロ165 3000円 などとなっています。
こんなに安かったというべきか当時の貨幣価値が高かったというべきか
一方Nゲージは
関水金属製 N
クモハ103 2800円 モーター付
サハ102 750円
20系客車 各700円
貨車 各450円
キハ20 2650円 モーター付
キハ20 750円 モーターなし などとなっています。
驚くべきはキハ20の価格です
2004年のKATOのホームページでは
キハ20 2993円(税込み) モーター付
キハ20 893円(税込み) モーターなし となっていました。
30年のときを経てこれほど価格が変わっていないというのはすごいことですね。
Nゲージに関しては最近高い価格のものもたくさんありますが。全般的には当時の倍くらいの値段が多いのではないでしょうか。ちなみにKATOの103系2007年のホームページでは
10両編成が17850円となっていました。
単品売りではないので単純に比較はできませんが当時私が1両づつ買い足していった方法で計算すると動力車1両、付随車9両(ダミーのモハを含めて)の編成で10100円となります。
HOについては上記の165系は金属製です。現在の金属製車両の価格は
カツミのホームページを拝見すると
クモハ165 51450円(税込み)
モハ164 52500円(税込み) モーター仕様
サロ165 38430円(税込み) などとなっています
当時の10倍を越えています。もちろんディティールの細かさなどが違うのでしょうが
ものすごい値上がりですね。
トミックスのプラ製車両は153系
4両セット 49350円(税込み) サロ152 8400円 となっています。
これなら大体2倍になりますね。 模型の価格って何なんでしょうね。
それとセット売りはつまらないですね。
昔、まだ小さい頃にお小遣いで1両づつ買い足していって編成を作っていった楽しみを
今の若い方にも味わってもらえるといいのですが。
今日は話が大きくそれてしまいましたが、就職、結婚、何回もの引越しを、Nゲージの車両達とともに乗り越えてきた本をご紹介しました。
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