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しなこじダイアリー

日常生活のあれこれ

「浄瑠璃寺」の紅葉

2011-12-05 09:13:01 | 旅行

                2日目の朝は9時にタクシーで出発、3時間の観光予定。
                運転手さんに聞いたら予定していた場所よりちょうど紅葉が
                見頃の 浄瑠璃寺に行くことにしました。

 

                

                    真言宗 小田原山 浄瑠璃寺

                    山門に近づいたら赤い色が見えてきました

 

 

           

                九体阿弥陀堂も冬に訪れたときとは違い、華やかさがあります

 

 

                

                   浄瑠璃寺の伽藍配置は東に薬師仏を祀る三重塔

 

 

        

                その三重塔は錦繍の装いになっていました

 

 

       

             寺名は薬師仏の浄土である浄瑠璃世界からつけられたのです

             ここではまず東の薬師仏に苦悩の救済を願い、その前で振り返って

 

 

     

           池越しに西の阿弥陀仏に来迎を願うのが本来の礼拝の形だそうです。

           三重塔に向き合う本堂には九体の阿弥陀仏が祀られています。
           本堂にお参りしましたが、今年1月に阿弥陀仏は紹介しました。
           池には薄氷が張り、ひと気のない寂しさがありましたが、紅葉のこの季節は、
           拝観の人もいました。

 

           

                薄氷の張っている1月はこんな景色でした

 

           

 

                  

                        紅葉を満喫しました

 

 

 

                      

                  秘仏 吉祥天女像も公開日があと1日を残す日でした

                      1月1日~1月15日    
                      3月21日~5月20日
                      10月1日~11月30日の公開です

 

                  秘仏 薬師如来像

                      毎月8日/彼岸の中日  正月3ヶ日
                       (ただし好天に限る)
                    

                  秘仏 大日如来像
                      1月8,9,10日の3日間
                          (残念ながら前回は1月11日に拝観でした)

 

                こちら「浄瑠璃寺」は京都府にあるお寺さんですが、交通の手段は
                奈良からです、奈良駅から快速バスも運行されています。

 

 

 

 


朝の散歩  「浮見堂」

2011-12-05 08:28:58 | 旅行

                   奈良で2日目の朝は、kiyさんと7時半に朝食の約束、
                   いつものように早く目覚めて、明るくなるのを待ち、
                   散歩に出ました。

 

                  

                  ホテルのすぐ裏手の荒池、朝靄の中の興福寺五重の塔は
                  格別の美しさでした。

 

           

                     林の高台に見えるのが奈良ホテル

 

             「浮見堂」がある鷺池は徒歩で6,7分でしょうか林の細い道を下ると

 

                 

                    紅葉が目に飛び込んできました

 

 

 

           朝靄の中の「浮見堂」です

 

 

           

                 朝7時前でしたから人影もほとんどなく独り占めの景色です!

 

 

               

                   檜皮葺の屋根が美しい八角型(六角)

 

 

               

                  以前は 「浮御堂」と書かれたそうです

 

 

               

                    鷺池から坂を上り、おもしろい建物を見つけた

 

 

               

                      丸窓梅林

                 もと春日大社経庫を改造した丸窓亭(鎌倉時代)
                 付近一帯に梅樹多く俗に丸窓の梅林といわれ、
                 奈良公園早春の装いはまずこのあたりの梅が
                 香り始める。

 

 

               

                  春日大社一の鳥居からすぐの所でした

 

 

        

            「 江戸三」というお料理屋の建物です

 

 

         

             一軒づつ離れの造りになっています、志賀直哉も常連さんだったとか

 

 

 

                

                     心地よい朝の散歩から戻り

 

 

                

                      和食の朝食です

 

           

                 やっぱり奈良では茶粥です、緑茶で炊かれているそうです
                 朝食もこんなに品数豊富なのは嬉しい。
                 ほどよくお腹もすいて美味しくいただきました。

 

 

 

 

 


奈良ホテル メインダイニング「三笠」

2011-12-03 07:11:25 | 旅行

                温かい日差しに恵まれた古都の旅1日目、東大寺、春日大社など
                奈良公園をめぐり、日が落ちる頃の興福寺五重塔に心和み、
                奈良ホテルでの夕食になりました。

 

                

 

         

           春日灯篭を模したシャンデリアのある吹き抜け   高い格子天井の廊下

 

 

                

                       乾杯はシャンパン

 

 

           

                      海の幸の前菜 
             
                  酸味のソースが少し疲れた身体に心地よく広がります

 

                 

                        カボチャのスープ

                  思ったよりさらっとしたスープ、カボチャの甘みが美味しい

 

                 

                    子牛肉とフォアグラのあみ油包み

                  さっぱりした子牛肉に濃厚なフォアグラを合わせたひと品
                  メインはやはり肉料理、少し甘みのあるソースが絶妙、
                  美味しさも大満足。

 

         

             コース料理のお楽しみデザート、苺のタルトと珈琲

 

          旅の一日目、kiyさんと会話を楽しみ、心地よい旅の開放感もご馳走でした。

 

 


紅葉の古都

2011-12-02 16:05:25 | 旅行

              ひと月前に宿の予約をして紅葉の奈良の旅を楽しみにしていました。
              11月末に予定したことが気がかりでした、でも散り紅葉になっても
              楽しめるのが紅葉ですが、日々気温ばかり気にしていました。

              今回は紅葉の奈良、思い出の奈良を楽しんでいただきたい人と
              一緒でしたので、いつもの一人旅とは違う旅になりました。

 

           

                京都から近鉄特急に乗り換えて30分ほど奈良に到着です

 

           

               明治42年建造のクラッシックな奈良ホテルに着いたのはお昼頃

 

                 

                 

                        人生の先輩kiyさんと二人旅です

 

 

                     まずはサンドウイッチと珈琲でランチを済ませ
                     予約してあったタクシーを待ちました。

                     私のいつもの旅とは違い、観光はタクシーで
                     めぐります。

 

 

           

            この日のコースは奈良公園です、県庁近くの知事公邸で下車、といっても
            外から眺めただけですが、kiyさん思い出の場所だったのです。
            60年前のほとんどそのままの佇まいに懐かしかったそうです。

 

 

           

            東大寺もいつもの歩きコースとは違い、大仏池からでした、金色の鴟尾が
            見える屋根は金堂(大仏殿)です。

 

           

                  池の周りの銀杏やもみじが秋色に染まっていました

 

                 

                  運転手さんお勧めのこの参道は紅葉の穴場だそうです

 

                 

                      まだ緑の残るもみじを上からも見ました

 

           

                    大仏殿の表に回り下車、鏡池のあたりです

 

                 

                       大仏殿も晩秋の装い

 

                 

                今年は1月にも訪れています、そのときこの「金銅八角灯籠」は
                出張展示中でした、これは東京で開催の展示で見ましたが、
                やっぱり所定の場所が似合います。

 

                 

                    東大寺ご本尊・廬舎那仏(大仏様)

                   大仏様の周りを一回り、運転手さんの解説付きでした

 

                 

 

 

                  

                          大鐘楼です

 

                 

                         九輪塔

 

 

           

                  修二会(しゅにえ) お水取りが行われる二月堂

 

                 

 

                  

                     二月堂に上がる階段の模様が気になりました

 

                

                     回廊からの眺め

                

                      四月堂

 

                   東大寺は戒壇院も正倉院も車窓見学できました。

 

 

           

                   志賀直哉旧居

 

 

                

               春日大社には車を降り「禰宜の道」を歩きました、夏に歩いた
               「ささやきの小径」よりは少し近かったようですが、寂しかった
               森の中の道もさすがに紅葉の季節、歩く人の姿も見られました。

 

        

        

 

                

                

                朱塗りの建物と黄色のコントラストが印象的な春日大社、
                夏とはだいぶ趣が違います。

 

 

                  3時間コースの観光を終えてホテルに戻ったのは
                  5時少し前、kiyさんが部屋でひと休みしている間に
                  私はもう一度興福寺の方に行ってみることにしました。

 

                

                     興福寺 南円堂にお参りして

 

 

        

                柔らかい光でライトアップされた五重の塔は神秘的です

                 (「中金堂」はただいま大がかりな改装工事中)

 

                三条通りも人影が少なくなり、古都の夕暮れは静かでした。

 

 

 

 


秋の箱根

2011-10-24 07:26:17 | 旅行

                  ラリック美術館、ガラスの森美術館を先に紹介しましたが
                  久しぶりに箱根を周遊券でまわりました。

 

           

              箱根湯本から登山電車でスイッチバックを楽しみながら強羅に到着

 

 

                 

                  前日までの気温の高さにうっかり薄着で出かけてしまい
                  標高が500mにもなる曇り空の強羅は肌寒く、せめて
                  太陽が顔を出してくれないかしらと願いました。

 

 

                 

              ガラスの森美術館から強羅に戻ったときはこんなかわいいバスでした

 

 

           

              強羅から満員のケーブルカーに乗り換え9分ほどで早雲山着

 

                      

                       早雲山手前の上強羅で標高は717m

 

 

                

                   早雲山では外に出ないで、ケーブルカーに乗り換え

 

 

           

               山を越えると大涌谷が見え、硫黄の臭いがしてきました

 

 

                 

                 

                      深い谷底を覗くと怖いぐらいでした

 

 

           

               すごい光景を見て、ちょっと興味があったのですが、寒くてそのまま
               次々来るケーブルに乗り換え一気に桃源台に降りることにしました。

 

 

                

                   少し見学すれば良かったかな?なんて思いつつ
                   大涌谷をあとにしました。

 

 

 

                

                   木々が少し色づいている山を見ながら快適でした

 

 

           

                   芦ノ湖が見えてきました

 

 

           

                     前方右方向に富士山が見えたのです

 

 

                 

              あっという間に雲に隠れてしまい、携帯で撮影しようと準備していた
              一緒に乗り合わせた乗客は間に合わないくらいだったのです。
              この日、富士山が見えたのは、このとき一瞬だけでした。

 

 

           

           富士山の知られざるビューポイントであるそうな姥子(うばこ)ここで降りる人は
           いませんでした、この建物の中で角度を変えてそのまま通過、ロープウエイで
           角度を変えるのは珍しいという説明がありました。

 

 

                 

                      芦ノ湖がだんだん大きく見えるようになり

 

 

           

                ロープウエイに乗っている人数はばらばら、どんどん来ますから
                間隔が決まっていて、乗車していなくても出てしまうそうです。
                最高でも18人乗りでした。

 

 

 

           

                      空中散歩は桃源台が終点です

 

                桃源台でようやくひと休みすることにしました。

 

                 

                          海賊船(遊覧船)が到着していました

 

 

                 

                         私が乗ったのはこれ

 

 

           

 

                 

                      入れ替わりに到着したのがこの海賊船

 

 

           

              九頭竜の森 ここがいちばん紅葉していました。 九頭竜神社の鳥居

 

           

                     こんな遊覧船も見られます

 

           

 

           

 

           

                     山のホテル  ここの庭はツツジが見事です

 

 

           

              芦ノ湖でいちばん有名な景色はこの箱根神社の赤い鳥居でしょう

              元箱根に着く時は近くで見えますが、その前の箱根町で降りました。
              関所跡とか杉並木に寄るつもりでしたが、下船してあまりの風の
              冷たさに一瞬で諦めてしまいました。

              ちょうど箱根新道を湯本まで行く高速バスが出発するところだったので
              乗車してしまったのです。
              熱いコーヒーで一息つくとか、そのときは思いつかなくて後悔しました。

 

 

           

               湯本では雲母舟さん御用達の和菓子店「ちもと」に寄れました。

 

                 

 

           

               人気の和菓子店です ”湯もち”を買う人が多く、有名でした

 

                      

                 フルフルのやわらかいお餅に刻んだ羊羹が入っている
                 そんな感じのお菓子で、いくつでも食べられちゃいそうな、
                 甘さもちょうど良いお菓子でした。

 

                 横浜駅で息子夫婦と待ち合わせしていたので時間調整に、
                 小田原でとびっきり熱いコーヒーで一息入れたらすっかり
                 ぽかぽかになり、あんなに寒かったのが嘘のようでした。

                 19日水曜日、この秋いちばん冷えた日で、そのあと
                 日中29度なんていう日があり、ちょっと恨めしく思いました。
                 箱根は近いです、また行ける機会もあるでしょう。
                 ここも季節を変えて行くのもいいですね。

 

 

 


熱海 来宮神社

2011-10-03 07:16:49 | 旅行

                     熱海の温泉に息子夫婦と出かけました。

 

                 

                    前の道路の向こうはすぐ海のホテルです

 

 

           

            前回は台風の余波でブイもみえなかったが、早朝から作業が始まっていた。
            定置網でしょうか?     この日は初島もよく見えました。

 

 

         

               温泉に入りのんびりするのが目的なのです

 

 

                 

                    熱海駅から海岸に下りるのにはかなりの坂道です

 

 

           

                      いつもの熱海の景色です

 

 

 

           

             来宮神社に行くことにしました、来宮駅を下りて、線路のトンネルを潜ると

 

 

           

                   来宮神社は目の前でした

 

 

                 

                  古くから来宮大明神と称し熱海郷の自主神社であった

 

 

         

             大きな楠がありましたが、これは第二楠、一本の楠ですが落雷により
             空洞状態になっていますが、青葉が元気に茂っています。

 

 

                 

                    全国四十四社のキノミヤジンジャの総社にお参り

 

 

                 

                   これが天然記念物に指定されている神木の大楠

 

           

 

                 

                         2000年を越える大楠なのです

 

 

                 

                  幹は龍が登っているようにも見えたり、不思議な感じです

 

 

                 

                        幹の周りは24米

 

 

         

            ゆったりとした悠久の時の流れを感じます、楠は常緑樹であるゆえ
            新葉が成長し、古葉が落ちてゆく、親の葉は子の葉の成長を見届けて
            落ちてゆく、子孫繁栄、国家弥榮の象徴なのだそうです。

 

 

                

                      思わず触れみたくなりました

 

 

                

                  まさにパワースポットでした (健康・長寿・心願成就)
                  
                 幹を一周すると寿命が一年延びるという伝説
                 心に願いを秘めながら一周すると願い事が叶うという伝説

 

                

                    大楠のすぐ横に流れる川にも癒しを感じました

 

 

                

                       帰るとき来宮神社の境内で

 

 

           

              大きな蜘蛛を発見! 巣作りの邪魔しないようにそっと写しました。

             いつもの温泉を楽しみ、パワースポットにも行け、大満足な熱海でした。

 

 

 


旅の終わりに

2011-09-29 07:14:37 | 旅行

                永平寺からバスで帰り道、少し残念なことがありました。
                東尋坊と永平寺しかよく調べていなかったのが原因です。

 

          

                     帰りのバスこれは福井到着の写真です

 

 

                     

           1時間に1本しかないバスですから、途中下車は考えていませんでした。

           永平寺を出発してすぐ着いた停留所、往路には気がつかなかったのですが
           ”一乗谷”で停車したのです、ここが「一乗谷 朝倉氏遺跡・庭園」でした。

           一乗谷?  聞いたことがある! バスで一緒になった女性から聞きました
           あのソフトバンクのコマーシャルはここで撮影されたそうです。
    
           「遺跡と資料館の他あまり見るところはない」との女性のお話でしたが、
           福井駅までバスで30分ほど、一台遅らせても間に合ったのでした。
           帰宅後調べたら、あの川の畔の雪景色もここで撮影されたようです。

           一乗谷は次回のお楽しみにしましょう。

 

 

 

         

            駅に戻るとお昼をかなり過ぎていました、永平寺門前のお店でも
            食べられたのですが、駅ビルのショッピングモールでも”越前そば”の
            美味しいお店があるとの情報にそこに決めました。

            ”おそばだ うどんだ 越前”というお店、ソースカツ丼も有名だそうです、
            そば好きですから、名物のおろしそばに天ぷらセットにしました。
            
            出てきて驚いたのですが、おそばが小分けにされ、大根おろし入りの
            汁をかけて食べるのです。  好みの味で美味しかったです。
            あとから私の隣の席に座った方に食べ方を教えてもらいました。

            そのご婦人とひとときおしゃべりをしたのですが、優しい感じの方で
            70才代ぐらい、ご主人は山が好きで、一緒に登ることもあったようです。
            ご主人のブログも教えていただきました。
            Yさん、楽しいひとときでした。

 

 

 

         

 

         

             ホームには一両編成のこんな可愛い電車が停車していました
             乗ってみたい電車です。

 

 

                    福井発 15:13 特急に乗車

 

                

                 金沢駅ではくたかに乗り換えです、乗り換えのとき

 

 

          

             反対ホームの普通列車を見て、さっき福井を離れたばかりなのに、
             特急では1時間弱でしたが、普通列車でどのくらいかかるのかしら?
             なんてなんだか懐かしい感じでした。

             鉄道好きですから(鉄子おばちゃん)各駅停車も好きです。
             16:20発に乗るため、乗り換え時間はは6分、急がなくちゃ!

             この日、急がなくちゃ!がもう一度ありました。
             それは数日前の台風の影響で「はくたか」が遅れて、越後湯沢から
             19時発の新幹線に乗り換え8分でしたが、「はくたか」の遅れは6~7分、
             もちろん連絡している列車ですから、乗り換えまで待ってもらえます。

             指定は取ってありますが、新幹線改札口は解放、乗客は全員
             エスカレーターに乗り新幹線ホームへ急ぎました。
             ホームに着くと間もなく、列車が入りました。

 
             この列車に間違えて乗ってしまった2人連れのおばちゃんがいました、
             席がなくてわかったのですが、大宮方面に帰る二人連れだったようで、
             急いで乗る人につられて乗ってしまったようでした。

             
             1人旅で、ちょっと心細くなるときはこんなとき、すぐ息子に事情を
             メールしたり、予定していた列車変更のときなど心強いです。
              
             直江津から和倉そして福井と楽しい4日間の旅でした。
             帰宅後、期限の迫っていた友人の洋服を完成させ、楽しみにしていた
             「空海と密教美術展」(25日まで)に行ったり、忙しく過ごし、
             旅の余韻はブログ作りで楽しみました。


             
             

 


永平寺

2011-09-28 07:18:11 | 旅行

                 9月8日朝9時50分、福井駅発永平寺行きバスに乗車。
                 永平寺行き1番バス乗り場には列が出来て、補助椅子も
                 使うほど満席でした。   

 

                 

                       30分ほどで門前に到着します

 

 

 

                  

                       曹洞宗大本山 永平寺

                   永平寺は寛元2年(1244)道元禅寺によって開かれた
                   座禅修行の道場です。

 

 

                  

                       緑が美しい参道でした

 

 

           

        境内は三方を山に囲まれた深山幽谷の地に大小70あまりの建物が並んでいます

 

 

                 

                     参拝者入場門から靴を脱いで入ります

 

 

                 

                  天井画が美しい「傘松閣」  別名「天井絵の大広間」

                  
                著名な画家144名による230枚の花や鳥を中心に描かれた
                美しい色彩画を1930年建築当時のままを修復しました。

 

 

                 

                     鐘楼堂 
 
                  除夜の鐘でおなじみの大梵鐘  朝・昼・夕方・夜の4回
                  修行僧が撞きます。
                  聞く人すべてに清らかな心の安らぎを与えてくれます。

 

 

           

                    山門  

              永平寺最古の建物で三解脱門といわれます、仏の世界に入る関門
                                         (福井県の文化財)

              寛延2年(1749)再建された中国唐時代様式の楼閣門です。
              見上げると吉山永平寺の命名の由来である「吉の額」

              両柱に掲げられている聯に書かれている意味は、ここは出家の道場で
              あり、家風はすこぶる厳格である。
              求道心の在る者のみ、この門をくぐるがよい、と入門の第一関門を
              提起しています。

 

 

               

               

                    山門の四天王 (2008年修復)

 

 

      

           山門は7つのお堂 七堂伽藍のひとつ   

     「伽藍」寺院の建物のことですが、僧侶が修行をする清浄な場所という意味があります
     この中でも特に7つのお堂は「七堂伽藍」と呼ばれ、日常生活に欠かすことのできない
     重要な建物です。
        

 

 

        

                   七伽藍の中心に位置する「仏殿」

           1902年の改築、中国宗時代様式の二重屋根と床は石畳の美しい伽藍です

 

                

                 中央須弥壇の上にはご本尊釈迦牟尼仏が祀られ、
                 三体の仏像は、過去・現在・未来の三世を表しています。

                 欄間の彫刻は禅宗の逸話が図案化されたもの12枚が
                 はめられています。

 

 

   

                 七堂伽藍の一番奥に位置する「法堂」 (はっとう)

 

 

                

                      1843年に改築された、禅師説法の道場

                   朝のお勤めなどの各種法要もここで行われます。
                   中央にはご本尊「聖観世音菩薩」をお祀りし、戒壇の
                   左右には阿吽の白獅子がおかれています。

 

 

           

                     「承陽殿」 1881年の改築

           永平寺を開かれた道元禅寺は、正治2年(1200)京都に生まれ、14歳の時
           比叡山で出家し、24歳の春、中国に渡り厳しい修行をされて、お釈迦様から
           伝わった「座禅」という正しい仏の教えを受け継がれ帰国。

 

 

                 

              「承陽殿」は道元禅寺の後真廟(お墓)です曹洞宗発祥の根源として
              曹洞宗の聖地とでもいうべき場所になっています。

 

 

                 

                   曹洞宗発祥の根源として曹洞宗の聖地といわれます

 

 

           

                  お堂がある段毎に回廊があり、階段があります

 

 

         

            階段も回廊も吹き抜け、山深いこの地は冬の寒さはひとしおと聞きます

 

 

        

                秋が始まっている感じでした

 

 

               

                    この先は一般人の進入禁止です

 

 

     

               仏殿から中雀門を望んだ景色

 

 

                 

                      左手には七堂伽藍のひとつ庫院(くいん)

             大庫院、食事を司る、台所を始め、貴賓の接待の間などがあります

 

 

                 

                  足の速いことで有名な「韋駄尊天」が祀られています

            それは、作られた食事を暖かいうちに早く運ぶことや火を使うことの多い
            場所、もしもの時に速く逃げ出すというような意味で「韋駄尊天」が
            祀られているというお話しでした。

 

 

                 

                      永平寺の名物「大すりこぎ」

 

 

 

           

                   「瑞雲閣」  大庫院の一部分貴賓の接待所

 

 

           

                    七堂伽藍のひとつ「僧堂」 1902年改築

            「雲堂」「座禅堂」とも呼ばれるこの建物は座禅・食事。就寝に至るまでの
            修行の根本道場であり、堂内中央に知恵の象徴である文殊菩薩を安置して
            その周りに約90名が座禅のできる「単」と呼ばれる席が設けられている。
           

            七堂伽藍の残りは、東司(とうず)といわれるお手洗いと、浴室です。

 

 

         

             建物の中からのみの拝観ですがこんな美しい景色も見られます

 

 

   

            これは仏殿の裏側、かなり広くて自分のいる位置がわかりにくくなりました

 

 

         

               簾の向こうに人影が・・・簾を巻き上げている若いお坊さんでした。
               何処を撮影しても自由といわれていましたが、お坊さんにだけは
               カメラを向けてはいけませんということでしたから、慌ててやめて
               立ち去られるまで待ちました。

 

 

 

           

                   拝観順路に従って廻っていたのですが、回廊と階段で
                   巡っているうちに位置がわからなくなりました。

 

 

         

                  緑が美しい境内

 

 

     

               一番下の段、山門の回廊からの美しく見飽きることのない眺めです

 

 

 

                吉祥閣

 

 

            外に出て伽藍の方に少しだけ戻れます

 

 

                

                   階段を上がることはできません

 

 

  

                  祠堂殿

 

 

                  瑠璃聖宝閣

              永平寺参道近くにある両建物は比較的新しいようです

 

            大広間で雲水の生活の様子をビデオ参観できましたが、厳しいものでした。

        
        座禅   修行の根本です。
        朝課   朝の座禅が終わると、法堂で朝課(朝の読経)が始まります。
              東の空がほんのりと白みかかったころ、修行僧の一糸乱れぬ読経の声が
              1時間あまり永平寺の山内に響き渡ります。
        行鉢   行鉢(ぎょうはつ)とは正式な作法に則り食事を頂くこと。
              永平寺の食事はいわゆる精進料理といわれる菜食で、食事も大切な
              修行となっています。
        作務   (掃除などの労働や作業) 修行の中心は座禅ですが、座禅だけが
              修行のすべてではありません。
              毎日行われる回廊掃除などの作務はいわば「動の座禅」といえる
              ものです。

 

             まだあどけなさの残るような若い修行僧に話を聞きました。
             辛かったことは?と聞きくと、やはり慣れるまでの食事だったようです。
             気さくにいろいろ話してもらえました。
             
             七堂伽藍の僧堂・東司・浴室は、三黙道場といって一切の私語は
             禁止されているそうです。

             「永平寺」でゆっくり拝観できて心落ち着くひとときを過ごしました。

 

 

 


福井の街、朝の散歩

2011-09-25 22:48:46 | 旅行

             福井の朝は晴天に恵まれ、早く目覚めたので散歩に出ました。
             地図を見ると駅から近そうな福井城址に決めました。
               

 

           

             福井城址の堀にかかる御本城橋は通勤の人たちと一緒に渡ります

 

 

                

                   橋を渡り少し行くと県庁前です

 

 

                

                 県庁の横を行くと城跡らしい景色になりました

 

 

                            福の井  福井の地名の由来と伝えられているそうです

 

 

           

                      天守閣跡

 

 

           

           この天守台跡の石垣には1948年の福井震災による崩壊の跡が残っていた

 

 

                 

                        山里口御門跡

 

 

                 

                   福井神社の鳥居  この横は小学生の通学路でした

 

 

           

                   右奥に廊下橋が見えます、そこを通って城址の外に出ました

 

 

           

             今から約430年前、当時天下の名城といわれた安土城の天守閣でさえ
             七層であった時代に、九層にものぼる日本最大級の城・北の庄城が
             築かれたところです。  城主は柴田勝家。

 

 

                

 

         

            この塀の中は「名勝 養浩館庭園です、残念ながら開園は9時でした

 

 

                

                    郷土歴史博物館も開いていない時間でした

 

 

                

                     小さな公園の武士像は、旅立ちの姿です
                     三岡八郎(後の由利公正)と横井小楠

 

 

           

                      本丸南西の景

 

 

           

              9時50分発、永平寺行きの最初のバスに乗るため散歩はここまで。

 

              日中の暑さは30度を超していたようですが朝の散歩時はまだ涼しくて、
              最高の散歩日和でした。

 

 

 


東尋坊

2011-09-25 06:51:55 | 旅行

                民に悪の限りを尽くした東尋坊という名の怪力僧がいた。
                在所の美しい姫に心奪われた東尋坊は、恋敵である
                真柄覚念という僧と激しくいがみ合っていたといわれる。

                あるとき、岩場の上で酒宴を催した真柄覚念は、隙を見て
                東尋坊を崖から突き落とした。
                すると天候がにわかに崩れ、雨と暴風が49日続いたという。

 

 

                  

                事前に調べたそんなことを思い出しながら芦原温泉駅(あわら
                おんせん)まで各駅停車に20分ほど乗りました。
                そこから東尋坊までバスで行くことになります。
                

 

                

                  芦原温泉駅から、バスで約40分近くかかるようです

 

 

      

         バスを降りておみやげ屋が並んだ道を行くと現れたのが、この景色でした

 

 

           

        遊覧船乗場、この日は海が荒れていてここからは出ませんと言うアナウンスでした

 

 

           

                 海から見た東尋坊はこんな形状だそう

 

 

          

            毎年命日の4月5日は、東尋坊の怨霊か、海は荒れ大波と化し、
            激しく岸壁を打ち付けたとか、そしてこの岸壁が東尋坊と呼ばれるように
            なったそうな。

 

 

   

            そんなことを思い出しながら眺めた海は、 明るすぎます、美しすぎます!

 

 

           

                   波打ち際まで下りてみました

 

 

                

                    細くくねった階段は帰りが大変でした

 

 

           

                やっぱり想像していた東尋坊と違う!

 

 

  

         9月7日は真夏のような日差しで明るかったのです。 小説に出てくる東尋坊は、
         日差しもなく、どんよりとした空と灰色の海でした。

         映像で見るのもそんな季節、なんといっても自殺の名所といわれていますし。

 

              岩の上の人のように覗いてみましたが、足がすくみました

 

           

                  あれが蝋燭岩でしょうか、名前のついた岩も多くあるようです

 

 

 

           青い海に白い遊覧船と赤い橋  美しい景色です、見とれていましたが、
           ここが冬になるとどんな色になるのでしょう?

           あまりにも自殺の名所のイメージが強く、”東尋坊”は私の中でようやく
           イメージが変わったというより、ここが東尋坊?という感じが強かった。

 

 

          

              恋人たちの影も長くなってきました。 遊歩道を行くと夕日を見る
              絶好のポイントがあると、教わりましたが、1人で夕日を見るのは
              ちょっと淋しいかな~ と戻ることにしました。

 

 

                

                      優しく海を見守っていられます

 

 

           

               これから東尋坊を想像するとき、私の中ではこの日の景色に
               なるでしょう。  冬景色も見たい気もありますが・・・

 

               帰りのバスを待っていたとき、同年代の女性に「東尋坊は
               いかがでした」?と声をかけられました。

               「想像していたところと違いました、暑い季節だからでしょうね」と
               答えますと、その方はバス停留所から海に出る前に、両側に並んだ
               おみやげ屋さんの呼び込みなどに、ガッカリしたそうで、観光客も
               多いし、賑やかなのも気に入らなかったようです。
               ガッカリを連発されていました。

               海が好きな私は、確かに東尋坊のイメージは変わりますが、これは
               これで自分の中で受け入れていました。

 

 

 

              お昼をちゃんと食べていなかったので、ホテルにチェックインのあと
              息子が住所と地図を送ってくれたお店に行ってみることにしました。
              福井駅から思ったより近く、すぐそのお店は見つかりました。

 

                 

                     入りにくいかと心配しましたが

 

 

           

               優しいご主人でほっ!   ご家族でやっているようでした

 

 

           

             お勧めの特上寿司は台からはみ出しそうなボリューム、そしてどれも
             新鮮なネタですごく満足でした。
               
             おそるおそる入ったお店でしたが、優しいご主人と少しお話しも出来て
             うれしいお店でしす。
             苦手な生ものが多い私も、旅先でいろいろ食べる機会があり、すっかり
             お寿司好きになっていました。

 

             明日4日目は旅の最終日、福井での一番の目的地、永平寺に行きます。
             直通バスは回数も少ないです、東尋坊と永平寺に行くのに2日間有効の
             バスチケットも買ってあるし、時刻表も確認、早めにホテルに戻りました。