しなこじダイアリー

日常生活のあれこれ

萠の会   (国立能楽堂)

2008-07-26 18:10:56 | Weblog
     知人のお誘いで「謡曲」の会に出かけた。
     謡曲は初めてで少し気後れがしたが上演される「攝待」の内容を聞いたり
     本をいただいてあったので、初めての能楽堂にも興味がありお誘いを受けた。



 



 謡曲について少し調べてみた  謡曲(ようきょく)は能の詞章に独特の節をつけてうたう芸能である、
 謡(うたい)とも称する。能は本来舞、謡、囃子の三要素から成り立っている。
 謡(謡曲)は登場人物の台詞と地謡と呼ばれるコーラス部分を含めた能において言語で表現される部分の総称であるが
 能の場合にはこれを特殊な台詞回しや節が付加されておりこれを独立した芸能として鑑賞することが充分に
 可能であるため、室町末期頃から主に素人の習い事、娯楽として謡曲が盛んにおこなわれた。
 謡曲だけを独立して演奏することを素謡(すうたい)とも称す。       (ウイキペディアより)




                 



             美しい舞台だが上演中は撮影禁止なので始まる前に撮した。

     「攝待」(せったい)はうまく説明できないが、義経主従12名が山伏姿で奥州に向かうときその摂待を聞き
     2人の子供を失った老尼がその様子を知りたくて主従に話を聞くと言う内容でその老尼の役(シテ)が知人で
     静かな押さえた声で素人目にも素晴らしかった。





 


     能楽堂に入ったところとロビー




                  

            ロビーにモニターがあり上演中の感じがわかるかなと思い撮した「舞囃子」の場面

   プロの方も出演だそうで知人は40年ものキャリアのある人で今日は10時から19時までおこなわれ自由に出入りできて
   お昼は中のお店でお弁当をいただき、お菓子のおみやげまでいただいた。
   日本の伝統お稽古ごとの発表会はこのような感じのようです。





      


   お弁当とおみやげのお菓子  アーモンドのお菓子は今日の主人公の妹さん(私の人生の先輩)の手作りです。


                           
                         

                         
                     

   










 

風鈴市  川崎大師

2008-07-20 16:25:17 | Weblog
   川崎大師は親に連れられて19才の女性の厄払いをした思い出があるところだが
   風鈴市が開かれていると聞き横浜在住の息子夫婦と出かけた。
   
   川崎大師駅に下りても参道を歩いても全く覚えはなかった、蛤鍋を食べたり
   くず餅が名物で参道では飴切りと言ってさらし飴をまな板の上でとんとん音を立て
   リズミカルに切っていたのは覚えていた。

 


         



  


  川崎大師山門と本堂









   全国47都道府県の風鈴が一同に集まった光景は少し風もあったせいか涼しげと言うより賑やかな音だった。




                   




  




      


       


          
      

 ガラスや瀬戸物そして鉄など素材も様々な風鈴だが猫やフクロウなど動物をモチーフにしたり描いたりしたものも多かった 
 左端のは瀬戸物にかわいい猫付き、真ん中は少しぶれたがこれも猫、右は風で短冊が動いてしまったがフクロウである。



    
      



      



      



      


                       川崎大師 厄除けだるま風鈴



                        

                       江戸風鈴 涼やかな音色が耳に残った





            


                 


        「オペラ」をテーマに開発された100万円のウインドベル(左)
  
         ジュエリーの繊細さと工芸技術が融合した最高級の「涼の音」と解説されていた
         ちなみにこのウインドベルはK18約80グラム・ダイヤ合計0,5カラット化粧箱付きだそうだ   

         右は金製風鈴K18約37グラム金箔短冊付き(24万5千円)

    
    日本では平安時代より愛されていたと言われる風鈴、瀬戸物や鉄製があるのは知っていたが
    私が子供の頃からなじんでいたのはやはり朝顔や金魚などの絵が描かれたガラスの風鈴
    日本全国には様々な風鈴があることを知った、ダイヤ入りゴールド製は別として。

    夏の風物詩 ほおずき、朝顔そして風鈴と3種類が揃った。

江戸文化歴史検定

2008-07-09 14:03:34 | Weblog
                 



    第3回「江戸文化歴史検定」  実施日:平成20年11月3日(月・文化の日)

  受験申し込み受付中という案内が送られてきた。 受付期間7月3日~9月25日
  
  一昨年から始まった検定も今年は3回目、1回目で3級と2級の試験がおこなわれた
  初めてで分からないまま参考書を買い勉強してみた。

  江戸時代には前から興味を持ち時代小説も好きだったので(池波正太郎ファン)
  受けてみようと思ったが参考書を一通り読んで頭に入ったと思っても次に読むときに
  ほとんど覚えていない状態にはがっかりしたと言うより愕然とした。
  
  こんな事では1冊の本を何回読んだら頭にはいるかしらなどと不安なまま久し振りに
  勉強?をしたのだった。

  一昨年も11月3日が試験日、青山学院大学が試験場だった。
  無謀にも午前中が3級、午後2級を受けた、結果は12月の中頃送られてくるが
  自分で採点をすれば分かるわけだが2級は70点の合格点すれすれかなと思い
  怖くて自分では採点しなかった。

  第1回目と言うことで試験内容もやや易しかったようでなんと2級まで受かってしまい
  その嬉しかったこと・・・
  そして去年1級を受けたのだった、甘かった、80点で合格なのだが平均点が51点台、
  2級に合格した1005人が受けてなんと合格者は2名それも80点だったようだ。
  私が受かるわけないなんて変に納得したのだった。

  今年はもう1度だけ1級に挑戦しようとは思っているが何から手をつけてよいやら
  少し気が抜けてしまっている。
  勉強していない自分に気持ちだけは焦っている。