しなこじダイアリー

日常生活のあれこれ

2009年12月31日

2009-12-31 07:09:35 | Weblog
     

               ピース                      希望 (両方とも日本の秋のバラ)




    本年も今日1日になりました。
    手探りで始めたブログですが、今は楽しんでいます、つたない内容ですがご覧いただいた方々に感謝です
    ありがとうございました。

    来年も楽しんで「ダイアリー」を続けたいと思っています、どうぞよろしくお願いいたします。
    皆様良いお年をお迎え下さいませ   美しい花を咲かせましょう。


                  

特別展 「いけばな」 江戸東京博物館

2009-12-29 06:13:35 | Weblog
            中学、高校生の頃、古流のをお稽古していたこともあり、その成り立ちにも興味を持ち
            開催中の「いけばな」展に出かけた。



                    

      生花は中世後期、15世紀の室町時代に京都で生まれ16世紀の戦国時代に1個の芸術として確立した。
      池坊をはじめとする花の宗匠が輩出し各種の「花伝書」が作られた時代である。
      それが主として天文年間であったことから、この時期における「いけばな」や茶の湯などの隆盛をとらえ
      「天文文化」と呼ぶよういなった、いわゆる伝統文化の多くはその中で育った。

      戦国期京都で育った都市文化である、江戸時代にくだり、百万都市「大江戸」に出現するに及び「いけばな」は
      飛躍的発展を遂げ、「十流百家」と言われるように多くの流派が分立、激しい競争が生まれている



           プロローグ いけばなの源流

      自然に咲く美しい花を愛でることは、古今東西で普遍的といわれてきた、また観賞するだけでなく
      花や樹木そのものに霊性を感じて神のシンボルや依代として見なすこともあります
      仏教においては、仏前の空間を色とりどりの花で飾り、浄土の世界を再現しそして仏には供物として
      花と香と燈明を捧げる供養が成されます。



                     

                          やすらい祭 (江戸時代)
                      えぎ柄の神を静める祭として始まったとされる
                      現在でも京都紫野の今宮神社などで行われている



            第1章 いけばなの成立


                     

                       分阿弥花伝書


          室町時代の京の有力公家邸では平安時代以来の「花合」に続く「花御会」の催しが行われた
          また和歌や恋歌の席の座敷飾りとして仏前供花の形式をもとにした飾りが整えられます
          室町時代後半になると将軍家の周辺で造園や屋敷の飾りを担当していた同朋衆と呼ばれる人や
          仏に花を供えていた僧侶の中から特に花を専門に扱う人が現れ、花の秘伝書、口伝書を著した

          飾りの一部であった花が次第に独立した「いけばな」作品として鑑賞の対象となってきます



             第2章 豪華になるいけばな



 

            花車図屏風 六曲一双

   右双はぼたんや藤の花を投げ入れた竹かご二種のせた車と、角形の木桶から自生するかのような燕子花を積んだ
   小さな車が描かれている

   右双が初夏の花であるのに対して、左双は菊、萩といった秋の花を配し一双にしている
   いずれの車も蒔絵や螺鈿で美しく飾られている

   牡丹は富貴の花、菊は不老長寿の霊花として古くから知られている



                    

                   池坊專好(初代)  大砂物 (おおすなもの) CGです

       文禄三年(1594)秀吉が前田邸に御成のとき、初代專好(1536ー1621)が招かれ、花を立てている
       前田邸の大広間、4間床に六尺と三尺の亀型の大きな鉢がすえられ、松を真にした砂の物が飾られた
       この床には四幅対のさるの絵が掛けられていて、そこに描かれた20匹のさるは、飾られた松の樹上で
       遊んでいるようで、「池坊一代出来物と風聞された」



                   

                      花車置物 江戸時代 19世紀銅、金製

      戦国の世が治まり秀吉による統一を経て、幕府が成立した16~17世紀の頃には武家の屋敷で
      儀礼の場の飾りとしての立花が取り入れられる、城郭や大名邸の大書院の室内を飾るため
      「いけばな」が大きく豪華になった
     
      江戸後期には公家や武士から町屋までが参加する寛永文化が花開きます
      特に後水尾天皇の回りでは立花が好まれ、天皇の支援を得た池坊專好(2代)とその弟子達の
      活躍が目立ちます

               

              第3章 流派の誕生といけばな大流行


      公家や武家の内に広まった「立花」の流行は元禄期(1688~1704)には富裕な町人層にまで及び
      「いけばな」は成人男子の学んでおくべきたしなみとされ、いけばなを解説した出版物も数多く
      出回り普及が飛躍的に進む



                    

                   湯女立花図 (寛文美人図の変形と考えられる)



                    

                     生花早満奈飛 (部分)


                   

                花を立てる 鈴木春信画            浮き世美人寄花(はなによす)

      左 薄端遊環耳立花瓶(うすばたゆうかんじりつかへい)に松、梅、伊吹、水仙、椿など冬の花を立てている
        松の切り残しを残してみせるのは、古い時代の表現とされ、次第に見せない立て方に変わってゆく
        人物の着物の柄の笹と立花の松、梅と友に「松竹梅」が表現されている

      右 江戸の美人で花にたとえて描いた揃い物のうちの1枚
        それぞれの美人に似合う花を詠んだ和歌が雲形内に記される



                   

               生花  歌川豊国画               生花会図  歌川豊広画

        左  花を生ける若い娘に対してキセルを片手に助言する年増を描く
           いけばなが女性のたしなみとして定着してゆく中で花と女性を題材にした画を
           浮世絵師も好んで描いた

        右  生花会の準備をする女性



             エピローグ  いけばなの近現代と広がり


            

        婦人風俗尽 挿花                千代田の大奥 茶の湯廻り花

     左 卓の上に薄端をのせ薬研配りに遠州流の技法で燕子花を生けている
       明治10~20年代にかけて文人花と遠州流の花が流行する

     右 江戸幕府大奥の年中行事や生活を描いた作品
       年増の女性が生花を生ける様子を若い女性達が見守る場面が楊州周廷により描かれている
       元幕府の御家人で、江戸時代には描くことが許されなかった大奥の風俗を明治になって描いたもの



       明治維新では「いけばな」はそれまでの大きな支持層であった武家や商家が没落し、一時衰退します。
       しかし西洋の花材や技法を導入したいけばなが創出され、女子の情操教育にも採用された事から
       再び勢いを取り戻します。

       近代化により生活様式の変化は部屋を飾る花の形も変え、盛り花など住宅の応接間を飾るのに適した
       自由花の発展をもたらした。
       また大正期には新しいメディアである雑誌やラジオ番組で、いけばなが取り上げられ婦女子を中心に
       さらなるいけばな参加層を獲得しました。

       今日「いけばな」は国際的にもその名称を認知された空間芸術として伝統を継ぐと共に、未来に向けて
       進化し続けています。




                          

              ジョサイア・コンドル著 「The Flowers of Japan]  明治32年(1899)再版された時は
              「The Floral Art of Japan] と改題された(ちょとボケ写真です)

              著者ジョサイア・コンドル(1852~1920)ロンドン生まれの建築家
              明治10年(1877)来日、工部大学校教師を務め、鹿鳴館などの建築設計を行った
              本著は、いけばなを英文で初めて本格的に紹介した出版物です
              幅広い日本のいけばな文化を伝えています。




                           

           江戸東京博物館で「いけばな」展を見た後、図書室でこの本を参考にしましたが、思うように
           説明できませんでした、1月17日まで開催されています、興味のある方はご覧下さい
           各流派によるいけばな作品展示などもあります。

     
        
     
        
     


     


光都・東京 LIGHTOPIA つづき

2009-12-23 20:50:00 | Weblog
               丸の内を散策後東京国際フォーラムの会場に寄りました
       ツリー発祥の地のクリスマス・マーケット、「ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル」が開催中です。
           




                   

             ここでは、クリスマスグッズ、リネン、陶器などストラスブール地方独特の雑貨を販売
             可愛いお店が何軒か出ていました



            

           5人ぐらいしか乗れない小さな、小さなメリーゴーランド



 

    チーズ屋さん



                    

 

      陶器のケーキ型、クグロフやリネン             小さなガラス製品



 

      一番人気のパン屋さん                    ジャムやさん



 

     木工屋さん、木箱やキャンドル立て、可愛かったけどかなりいい値段でした



 

     布で作ったぬいぐるみやお人形のお店



                   

                    ワインのお店 ホットワインが人気だったとか



                   

                    クリスマス雑貨のお店のようでした

          ここでは結局何も買わずに、フォーラムショップに寄りクリスマスプレゼント用に何点か購入。

          イヴの2日前、夕暮れ時から、皇居外苑、丸の内そしてフォーラムのマルシェと3会場を
          散策したのでした、クリスマスの頃の雑踏が好きなのでお気に入りの散策になりました。
 




                    

光都東京・LIGHTOPIA

2009-12-23 10:01:03 | Weblog


    地球、環境、平和をテーマに著名人や千代田区の小学生がメッセージを描いた明かり絵(590個)展示



 

     時の人の作品もありました



 

    いよいよ火が入りました



                   

                     回りのツリーにも明かりが付き浮かび上がりました



 

       夕暮れの中に、白くライトアップされた噴水も浮かび上がり、幻想的な光景になりました



 

      真ん中に小さな通路が造られていて、並んで通ります、中央の噴水は休止中



                     

            反対側からの写真、半円のような建物は、レストランとその向こうは丸の内のビル



                     

                       中心の噴水はまだ休止中



                     

                       光を演出したのは、照明デザイナーの石井幹子氏

                4度目の開催となる今年は、イルミネーションはすべて発光ダイオードを使うなどして
                消費電力を昨年の3分の1に抑えたようです。

                

      
               幻想的な光に感動したあと、和田倉門(正面は東京駅)に出るとお堀にもライトが・・・
               そこは「光のアート・インスタレーション光雲」(皇居外苑)の会場でした




                    

                      和田倉濠、和田倉橋方向 お堀の石垣が光雲に



                    

                      馬場先濠 日比谷方向

                これから噴水公園会場に向かう人が多い中、丸の内仲通に向かいます 




         
                「フラワーファンタジア」丸の内仲通



 

      丸の内仲通は春にはフラワーウイークスが開催される場所、今回も花が沢山飾られていました



        

           花とライトアップ、生花で作られています



                  

                    こんな乗り物見つけました



                  

                   ブリックススクエアーにもちょっとだけ立ち寄り



                  

                   仲通で見かけたバス



              国際フォーラムまで丸の内を散歩です


                                     
          


    



                   

深大寺

2009-12-21 20:21:06 | Weblog
                 神代植物公園を楽しんだあとは深大寺口を出て、深大寺に向かいました
        


                      
                         
                         



                      

                         山門 



                             

                                鐘楼




                 
                     

                         本堂

                 奈良時代(天平5年)創建  東京では浅草寺に次ぐ古い歴史を持つそうです
                 ご本尊は恵心僧都作の阿弥陀如来像



                     

                        元三大師堂



                     

                     境内のいたる所に水路や池があり水に囲まれた名刹です 




 

                深大寺はお蕎麦が美味しいそうで山門を出てすぐの所のお店に入りました



                     

                近辺に23軒ほどの蕎麦屋さんがあるそうですが、ここは一番古い方だそうです



 

      本来は冷たいお蕎麦が好きなのですが、寒い日だったので、温かい山菜ぞばと、野沢菜のお焼きを注文
      暖かい部屋で熱いお蕎麦、すっかり身体が温まり、熱々のお焼きも美味しかったです




 

        吉祥寺行きのバスを待つ間、バス停の向かいの紅葉がきれいだったので写しました



           東京都調布市深大寺元町

           天台宗別格本山浮岳山昌楽院 深大寺




                            





                   

           

神代植物公園の温室 Ⅱ

2009-12-20 08:41:05 | Weblog
          温室の睡蓮を楽しんだあと、明るい日差しの小さな部屋にベコニアの鉢植えが見られます
          


                   

                      花言葉は、片思い、切ないの・・・ 


               花言葉は意外でした、あでやかで、こんな美しいのに・・  ベコニアショーです 


       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       

            

           出口に向かう隣の部屋はランでした   


                   


       
       
       
       
       
       
       
       

         花言葉  カトレア  高貴な美人 あなたは美しい 魔力

              胡蝶蘭   幸福の飛来 あなたを愛します  等々

         ベコニアと比べるとハッピーです。
         どんな花でも花は心を癒します、いっぱい心癒された1日でした。

                               

神代植物園の温室の花 Ⅰ

2009-12-19 08:34:45 | Weblog
                   

                    大温室です


                   

           少し寒い日でしたから、ブーゲンビリアのアーチはうれしい夏の入り口のようでした



 

    ベニゴウカン(紅合歓)                     マユハケオモト (ヒガンバナ科)


                    

                      ゴクラクチョウカ(バショウ科)瑠璃色が花です


          

            スパシフィラム (サトイモ科)とパピルス (カヤツリグサ) 


                   
                     エンジェルトランペット


       

         サンタンカ           メディニラスペキオサ     名前不明 サボテンのようにとげのある茎


 

   ウナズキヒメフヨウ 垂れ下がっているのが開花状態    ゴールデンシュリンプ


                                 

      バニラ 作業中の係の人に、2,3日しか咲いていないので見られたのはラッキーですよと言われた


        

         アンスリュウム                          グズマニア ”ジャズ”


                  

                    ハイドゥン(海棠)
                 1994年日本学術調査隊によりベトナムで再発見された紅花ツバキ 
                 正月に開花することから現地では寺院などに植えられて珍重される


            

        ガジュマル                    パパイヤ



            隣の温室に移動

 

    睡蓮の池の縁には真夏の太陽のような大輪のハイビスカスが外の冷たさを、しばし忘れさせます


                

                 壁の蔦の中に見落としそうな可憐な花 アサヒカズラ



         睡蓮のプール 
 

     ディレクターGTムーア                   アフターグロー (水面に写るのは屋根の格子)


 

       小さなオニバス 


                   

                     ジェネラルバーシング


 

      ホワイトパール                        セントルイスゴールド

 
 

     名前が分からなくなりました  全部含めて睡蓮小型ですが綺麗な花でした


          

         睡蓮の温室の壁面とプール

    大温室の二部屋を結ぶ場所に小さなテーブルと椅子がありました、冬の寒い日のひと休みは最高の場所です

    花の名札が付いている時は写してきて、あとで図鑑で調べます、名前が違っているのもあるかも知れません
    分からない花の名前を見つけるのは難しいです、ご覧いただいた方、間違いがありましたら教えていただけませんか。
    花の和名はその形態でつけられるのが分かると面白いです。                    


神代植物公園の晩秋

2009-12-17 13:30:14 | Weblog
             12月の中半は晩秋というより、もう初冬でしょうか、カメラのモニターに映る景色は
             晩秋という響きが似合う気がしたのです
       



                    
                     
                     正門を入るとこれが、、、お正月の準備?



                    
                
                 バラ園のとなりの原種バラ園には名残のバラが何種類か咲いていました



                    
                
                朝で人気のない場所でしたから、やさしく迎えてくれたバラに嬉しくなりました



                    

                コウシンバラ このバラは香辛料の香がするそうですが、よく分かりませんでした



 

      バラには真っ赤な実がついています、シングルピンクチャイナという名前がついていました




                   
                    

           お隣のバラ園にはまだバラが残っていましたが、中央の噴水が工事中で入れなかったのです
           バラ園のライトアップコンサートのときのステージは、紅葉の林をバックにありました




                    

            その林に入ってみました、コンサートの光景を思い出していると美しく着飾ったモミジが
            踊っているように見えたのです



                    

          こちらでは大勢のダンサーが踊っています、回りに人影がなかったので、そんな気がしたのでしょう



                    

                落ち葉を踏む音も立ち止まると、シーンとして小鳥の声だけが聞こえます 



 

       小さなせせらぎと、林の道をしばしお散歩



 

       東京から少しだけ郊外にこんな素敵で静かな林、があったのです 



                    

                      林を抜けると、深大寺に近い公園の出口でした 
                      

    
          「神代植物公園」  東京都調布市深大寺元町                                                  


                                

神代植物公園の椿

2009-12-16 10:58:32 | Weblog
         「中国から来た上品な美人”金花茶”(きんかちゃ)が咲き始めた」という情報を妹から聞き
         せっかちな私は、早く見たくて、出かけたのです。

         神代植物公園は、バラ園の「コンサートとライトアップ」のときに紹介した場所です。
         冬から春にかけては、園内で日本人の生活になじみの深い古典的な園芸植物が楽しめるようです。
         椿園もありますが、幻の椿、金花茶は意外にも温室にありました、中国の限られた地域にだけに
         自生する黄色い椿なのです。



                   
                   大きい方の木はまだつぼみばかり、1輪だけ咲いていました



                   
                   もう1本の木に何輪か咲いていました



                   
                   1965年に新種として発表されて、79に日本に入ってきました 
                   金花茶は椿の中でも最高級といわれる品種のひとつだそうです。 




            園内の椿園にも沢山の椿が咲いていました

 
    ロウ月 (関西産)                       通い鳥 (関東産)


 
    玉霞                               月菊月


                   
                     富士の峰 (関西)


 
    皇玉  (埼玉)                          獅子頭 (関東)


                   
                     リュウキュウツバキ


                   
                     白腰蓑  (関西)


 
      数寄屋 (わびすけつばき)(東)


                   
                     初雁 (一名 昭和の侘び助)(東)


                   
                     白口ニシキ


 
        菊冬至


                   
                      
          江戸時代、武士や庶民の間で人気だった椿は、日本各地で多くの園芸品種が育成されました。
          常緑広葉樹のなかで、椿ほど大型で多様な花を咲かせるものは無く、そのため江戸中期に
          欧州に渡り短期間で世界に普及しました。

          ここの椿の早咲きタイプは11月に咲き始め、遅咲きタイプは4月頃まで楽しめるそうです。
          園内には合わせて200種程度の園芸品種があります(うち120種が古典種)

        ずっ~と昔、私は、受粉の媒介に必要な蝶や蜂など昆虫がいない季節に咲く椿はどのように受粉するか
        質問したことがありました、それは美しい花を咲かせて、蜜を提供して特定の小鳥に花粉を運んでもらうと
        教えてもらったのを思い出し、どんな小鳥が花粉を運ぶのかしらなどと思いながら椿を見たのです。




              この椿園のすぐ向かいに梅園があるのですが、その一画に珍しい花を見つけました

                    


                    
                      ロウバイです、もう咲いているとは思いませんでした
                      寒い日でしたが、心は温かくなりました。
             

                                        

六義園のライトアップ

2009-12-13 10:53:26 | Weblog
       前日の冷たい雨とは違い、昼間は20度近くにも気温が上がった土曜日の夕方、暖かさに誘われて
       文京区駒込の「六義園」(りくぎえん)にライトアップの庭園を見に出かけました。
       いつも入り口は駒込駅から6~7分のところ(正門)ですがライトアップのときは、駅からすぐの
       染井門から入れました。



                          

              六義園は柳沢吉保が元禄15(1702)年に築園した和歌の趣味を基調とする
              「回遊式築山泉水」の大名庭園です


          

           青竹で作った足下を照らす灯りに導かれて進むと薄暗い中に紅い色が見えてきました


 

          先週見た大田黒邸のライトアップとは趣がちがいます  左の道は、夜は通行禁止でした


 

          しばらく写真を撮るのを忘れて魅入りました   かなり暗くフラッシュを使いました


 

          楓の木がたくさんあるわけでもないのですが、林の中にある感じで、美しい



                    

                      不思議な光景でした


                    

                      幻想的です (階段ではないのです)

              
                    

                      天国に上る道のごとく・・・ でしょうか



 

       1幅の絵のごとく、とまではゆかなくとも、心に残る色でした


                    

                    回りに多くの人が居たのですが、何も聞こえなくなりました



 
 

      視野から紅い色が消え池の畔に出ました、仲良く寝ている?2羽のカモの邪魔にならないように、
      静かにフラッシュはなしでした(ちょっとぼけた写真ですが)


 

     雪吊りが印象的なお茶屋さんを見つけ、こんな景色を眺めながら、ひと休みです


                     

                       吹き上げ茶屋でいただいたお抹茶とお菓子




                     

                池の対岸に出たら何という美しさ・・・吹き上げ茶屋が水面に写っているのです


                     

                   昼間見ても美しい場所ですが、このみなもに写る木々の美しいこと


 

       雪吊りをしてある木が印象的、雪国で見る光景です、コンパクトカメラでようやく撮れた景色です


                    

                      不思議な色に撮れました



                    

               幻想的な風景を見た後に、こんな照明の中を歩くのですから夢見心地です



                    

                 もう楓は終わりかしらと出口の方に向う時に見えたのです美しい色が


                    

                     竹の緑とこんなにも美しく映えていたのです


         この夜のライトアップには、きれい、美しいという言葉が何回も出てきました、それしか言いようもないのです。
         染井門に戻る時はまだ夢見心地、もう一度まわろうかしらと一瞬足を止めたのですが、夢見心地のまま帰宅、
         家に戻っても、まだ頭の中に浮かぶほど、私には素晴らしい夜の六義園でした。
         (ライトアップは今日13日まで)