夏の終わりごろから高尾山に行きたいといっていた友人と
晴れの日を選んで出かけたのは22日でした。
もう十数年前ですが11月23日に出かけた時に、徒歩で登り、
すごく寒かったのが印象に残っていましたが、この日は
風もなく日中は17度にもなり暖かい日でした。
ケーブルカーが込むことを予想して少し時間をずらして遅めに着いたのですが
長い行列が出来ていて、40分待ちました。
コースが違うリフトもありますが待ち時間は同じようでした。
ケーブルカーを待つ場所も回りはこの美しさ、日差しも暖かく
40分間もワクワクして待てました。
130人乗り、7分間隔です、この次に乗れそうです
ようやく順番が来てホームに行くと、トンネルの上は燃えような紅葉です
ケーブルカーを下りると最初の展望台はすぐでした、見えるのは東京の街
錦秋の向こうに広がる街はどの辺りかしら?新宿の高層ビル群も見えるそうですが
展望台から数分でまた視界が開け席があったので、ここでお弁当を広げました、
眺めもご馳走ですから、格別の美味しさだったことは言うまでもありません。
これはたこ杉というそうです、杉並木が続きます
浄心門を抜けると108段の階段、薬王院の参道の男坂です
右手に緩やかな坂道、女坂がありましたが、煩悩の数の
階段を登ることにしました。
まだまだ巨木の杉並木が続きます
10分ほどでしょうか薬王院の山門に到着
紅葉の下で天狗像が一段と勇ましく見えた気がします
この大きな錫丈の輪に触れるための列がありました
こちらにもお参りして
本殿も善男善女でこの賑わいです
階段の上の本堂を目指しました
少しきつい階段も紅葉を見ながらならスムーズですが
足元が危ないくらい美しさに気を取られました
「飯縄大権現」 ご本尊がおわすお堂です
江戸時代から天狗信仰の里山として山岳信仰の「飯縄大権現」を奉ります
ご本尊をお守りする天狗さん
天狗さんは飯縄大権現様の随身として衆成救済のご利益を
施す力を持ち、古来より神通力を持つとされ多くの天狗信仰が
あり、神格化されていました。
境内の見上げるようなかえではグラデーションがひと際美しかった
真っ赤な楓も見かけました
焼きだんごが名物のようで、これは胡麻の焼き団子
香ばしくて、モチモチの触感に甘辛味でした。
薬王院に参詣して、奥の院までは行けませんでしたが美しい紅葉に大満足
帰りのケーブルカーも30分待ちでしたが、こんな景色を見ながらなので
待つのも苦になりませんでした。
東京の中心から西へ約50km、江戸時代から信仰の霊山として
親しまれている高尾山は、大都市近郊にもかかわらず、豊かな自然に
あふれています。
最近ミシュランの三ツ星に選ばれたとか・・・
友人も大満足で次回は新緑の季節に行きたいとすっかり高尾山ファンに
なった様子でした。