しなこじダイアリー

日常生活のあれこれ

江戸四宿を歩く ~内藤新宿~ 其の壱

2012-04-29 22:01:49 | Weblog

           江戸東京博物館・友の会で出かけたのは、江戸四宿のひとつ甲州街道の
           宿場町・内藤新宿です。

           人通りが多い中を歩くので1班10名づつ、集合場所四谷区民センターを
           順次出発しました。 

           

         

           四谷区民センターの脇には「四谷大木戸跡」と「水道碑記」(いしぶみのき)

           甲州街道は、徳川家康が慶長・元和年間に整備した五街道のひとつで
           江戸から甲州を経て下諏訪で中山道に合流する。

           「水道碑記」碑文には開削の由来や開削を請け負った玉川兄弟の事績を
           たたえた内容が漢文で記されている。

           外苑西通りと新宿通りとの交差点・四谷4丁目交差点に「四谷大木戸」が
           甲州街道・青梅街道への出入り口として設けられた。

           

             

            

            内藤新宿開設300年記念碑は新宿御苑大木戸門のすぐ近くにあります。

            内藤新宿は元禄12年(1699)譜代大名内藤家の中屋敷(現新宿御苑)の
            一部を宿場開設の用地として返上させ、業務を開始した。

            宿場は東西九丁十間(約1km)、現在の四谷4丁目交差点手前から
            新宿3丁目の伊勢丹あたりまで続き、本陣や問屋場などがあった。

            江戸の出入り口として繁栄したがその繁栄を支えたのが旅籠屋であった。
            旅籠屋には、飯盛り女と呼ばれる遊女が置かれたが、元禄15年(1702)
            には幕府公認の吉原から訴訟が出されるほどであった。

           

 

                 

                       玉川上水・内藤新宿分水散歩道

                    かつての流れに沿って、新宿御苑散策路があります

             井の頭を水源とする「神田上水」が、江戸城下の北部・東部への給水が
             中心となったのに対し江戸城下西部・南部への給水のため、多摩川を
             水源とする「玉川上水」が計画された。

             承応2年(1653)11月羽村取水口から四谷大木戸までの約43kmの
             掘割をわずか8ヶ月で完成し翌年6月には、甲州街道などの地下に
             石樋・木樋を埋設し、虎ノ門までの約51kmの全工程が完成した。

              
             玉川上水の終点となった、現新宿御苑大木戸門付近には「四谷大木戸
             水番所」が置かれ、ここから地下の石樋や木樋で供給する前に、水量を
             調節し塵やごみの除去を行った。

 

 

                     

                        広重・名所江戸百景「玉川堤の花」

                               
                 上水沿いに植えられた桜並木は、玉川堤の桜として小金井や
                 内藤新宿などの桜の名所を生み出した。

                 *桜には、解毒・水質保持に有効と考えられていたようです。

                   

                              

                       今も残る余水の水路       

                        玉川上水が増水した時には、渋谷川(実際は隠田川と呼ばれる支流)へ
           通じる分水路に余水を吐水(排水)した

           NHK番組「ブラタモリ」で紹介された時印象に残り、見たかった場所です。
           御苑の大木戸門から外側を行くとすぐのところでした。

 

 

           

                多武峰神社 (とうのみね)  (内藤町1-8)

         新宿御苑と東隣に位置するこの辺り一帯は内藤家の中屋敷のあった場所

 

                

                内藤家の家紋は下がり藤なのに、何故かここは上り藤

 

                

                   社殿にかけられた綱は右が頭の馬の形

              こちらには駿馬伝説と駿馬塚があります。  徳川家康が入府後、
              譜代の家臣内藤清成と青山忠成の二人に「馬で駆けまわっただけの
              土地を与える」と言い渡した。

              内藤清成の乗った駿馬は南は千駄ヶ谷、北は大久保、西は代々木、
              東は四谷と広大な地域を走り回りまわることに成功し、息絶えたため
              亡骸は大きな樫の木下に埋められた。

              

                

                      駿馬堂

                 のちに樫の古木の下に功労をたたえる石碑を残した。
                 駿馬堂には江戸時代に造られたとする「駿馬の像」が
                 設置されている。

 

                     

                      神社に隣接する地に鉛筆の碑 (番外)

                鉛筆の歴史が誕生した場所、明治20年(1887)佐賀藩出身
                眞崎仁六は、この地に「眞崎鉛筆製造所」(三菱鉛筆株式会社の
                前身)を起こし、鉛筆の生産を開始した。

 

         

          長善寺(笹寺) (曹洞宗 四谷4-4)     「四谷勧進相撲始祖」の碑

          通称「笹寺」の由来は 
          1)2代将軍・秀忠が鷹狩りの途中に立ち寄ったとき境内に笹が茂っていた
            とする説(江戸名所図会)

          2)3代将軍・家光が江戸を巡覧したときとする説(寺伝)

          いずれの説も確実な証拠はなく、寺宝である「めのう観音」が秀忠の念持仏で
          秀忠夫人が寄贈したという寺伝など、将軍秀忠時代のことと考えるのが自然
          のようです。 (めのう観音の正面下部蓮華の左右下部に笹を配した台座)

          四谷勧進相撲の石碑は寛永1年(1624)境内で行った6日間の相撲興行を
          江戸勧進相撲の始めとする記念碑。

          ・定説は貞享1年(1684)雷権太夫が、深川八幡神社境内で春秋2回の
          勧進相撲興行の許可を受け実施、となっている。
          なお天保4年(1833)以降は本所・回向院が勧進相撲の定場所となった。

 

 

                

                      太宗寺  (浄土宗  新宿2-9-2)

              寛永6年(1629) 内藤家5代・正勝が逝去の際、葬儀が行われ
              ここに葬られた。
              これが縁で6代・信頼から寺領が寄進され「太宗寺」が創建された。

              内藤新宿中ほどの仲町にあり、江戸庶民の信仰を集め、門前町も
              発展した。

 

                     

                       銅造地蔵菩薩坐像

               江戸に入る6つの街道の出入り口に安置された地蔵菩薩坐像
               「江戸六地蔵」の第三番目、座高267cm

              

 

                   

 

                

               「内藤新宿のお閻魔さん」として信仰を集めた閻魔大王坐像

               左側には怖い顔の奪衣婆像(だつえばぞう) 閻魔大王の下で
               三途の川を渡る亡者から衣類を剥ぎ取り、罪の軽重を計ったと
               されている奪衣婆、猛々しい姿が閻魔大王より恐ろしく見える。

               「葬頭河(しょうづか)のばあさん」と呼ばれ、内藤新宿の妓楼の
               商売神として、楼主や遊女の信仰を集めた。

 

                 

                      切支丹灯籠

                  キリスト教禁制の時代に、隠れキリシタンが密かに
                  礼拝したといわれる。 (内藤家墓地改装の際出土、復元)

 

            

                 内藤正勝の墓(内藤家墓地)

             かつては57基の墓石・約300坪の広大な墓地であった、現在残る3基

            

                

                      三日月不動像(不動堂)

                 額の上に銀製の三日月をいただくため通称三日月不動。

                 新宿山の手七福神・布袋尊像も厨子に納められている。

 

                     

                         塩かけ地蔵

                   不動堂の隣は塩かけ地蔵のお堂、塩に埋もれ
                   塩で溶けてしまい、原形をとどめていないが、
                   「いぼ」にご利益があるといわれるお地蔵さま。

                  ・お願いする時は、願いをかけて塩を少しいただいて
                   帰り、患部にぬり、願いがかなったお礼は、塩を
                   倍にしてお返しするという。

 

                 

                  太宗寺の境内案内図を見ながら解説を聞くお仲間
                  第2班説明者は「えど友」宮地さん(帽子にリボンの人)

 

                  其の弐に続きます
                   
             

                 

                   


エディション コウジ シモムラ Ⅱ

2012-04-26 08:27:50 | Weblog

                 

                

                 Kiyさんをご案内してフレンチレストラン エディション再訪です

 

                

                    アミューズは同じ、小さな小さなハンバーグ

 

                

                   前菜の牡蠣の冷製は一番人気だそうです。
                   前回cameliaさんたちと一緒の時はこれがなくて
                   残念がっていました。
                   kiyさんも絶品といっていました。

 

                

                     私の前菜は ウサギのテリーヌ   
                  優しい味でお皿の上にも春がいっぱいのようでした。

 

                

                    魚料理は前回と変えていただき金目鯛
                    魚介類と春野菜添え、カラフルな一皿は目でも
                    楽しめます、もちろん味は絶品!

 

                

                   イベリコ豚は少し甘いソースでいただきました。
                   脂身の少ない豚肉で、旨みをソースが引き立てて、
                   新玉葱のピューレと、菜花、筍、空豆、黒大根など
                   春野菜との相性は抜群でした。
                   
                
                     
                

                    デザートのモンブラン

                 白いお皿は中心がふっくら盛り上がっていて、そこに栗の
                 ペーストが飾り付けられて、カスタードクリーム添えです、
                 好物の栗の甘露煮に大満足です。

 

                

                

                 KIYさんのデザートは苺、この苺は、こちらのお店用に
                 特別に作られているそうです。
                  ”特別ないちご”という説明でした

 

                

                 コーヒーと小さなデザートは、ピンクグレープフルーツが
                 添えられたババロア

 

                 cameliaさん、nobさんとこちらのランチを楽しんでから
                 思いがけず2週間後にまた美味しいランチをいただき
                 なんとも幸せなひと時でした。

 

                 オーナーシェフ 下村浩司氏のことは前回紹介しました。
                 今度もテーブルにいらして、お話できました。
                 
                 
          

 


埼玉県農業大賞受賞者見学会

2012-04-25 09:58:51 | Weblog

                 埼玉県農林部農業支援課のFさんから見学会の
                 お誘いを受けたのは、息子の旅行会社「ハマトラベル」

                 息子たちはインド旅行中だったので興味を持った私が
                 ハマトラベルの職員として参加したのはもうひと月も前の
                 3月27日でした。

                 埼玉県の農業ファン、学識者、報道関係者が観光バスで
                 大宮ソニックシティーを出発、最初の訪問地は本庄。

 

                

                   地域貢献部門大賞の「ひびきの南部選果場」

 

                 

                    係りの人から説明を受けて見学

 

                

                    特産品のきゅうりの選果を見せていただいた 

 

           

                 大きさや品質により分けられたきゅうりの箱詰め

 

         

                 機械により選別されるのですがその速さに驚きました

 

 

                     

                       味噌と塩できゅうりを試食
                    新鮮なきゅうりはこの食べ方が一番でしょう。
                    お土産にいただいたきゅうりはとげが痛いような
                    新鮮なきゅうりでみずみずしく、大変美味しかったです。

 

           

                 昼食は花園フォレスト

 

         

          代表の方のお話を伺いました、1階はレストランと、お菓子、パンなどの売り場、
          2階で作られているようですが、お菓子やパンを沢山買いこんで帰る人が、
          多かったです。
          

 

                     

               ランチはスイーツバイキング、カレーやスパゲッティーもありました

 

         

          フォレストクーヘンはモンドセレクション受賞だそうです、このバームクーヘンも
          お土産に買いました。
           

 

          

               ケーキを前にしたら誰でも笑顔になりますよね

 

               次の訪問地は深谷市

         

            農業ベンチャー部門 優秀賞の 「いちご畑 花園」  

 

          

              観光いちご畑に入ったのは初めて、甘い香りがいっぱい!

 

     

           

        代表者のお話を聞き、試食は あきひめと紅ほっぺ 甘くて美味しいいちごですが、
        数ある品種から選ぶ基準のひとつに、もぎ取る時に茎がちぎれて傷むそうで、
        比較的茎がしっかりしたこの品種がよいというお話でした。

 

         

                いちごは白い可憐な花をつけ、実をつけた様子もかわいい

 

                

                   この高さは、車椅子もベビーカーも入れるそうです

 

           

                  そっと下から覗いてみました

 

      

                 香りと美味しさに誘われ、ついお買い上げ

 

                    

                

                  次に訪れたのは入間市の桂ファーム
 
                  農業ベンチャー部門で大賞受賞した養鶏所です

 

                     

           栗原代表のお話、毎日が楽しくて、天職と言われたことが印象に残りました
           こういう方が作っている卵は美味しいに違いありません。

 

          

            2万5千羽の養鶏で、その9割の卵をこちらで販売してしまうそうです。
            ここにいる間に5,6台入る駐車場が空になることはありませんでした、
            次々卵を買う人たちが来るのです。年間9万人だそうで驚きです。
            こちらの2キロ四方に民家はないそうなのに。

          

                     

                 販売はボール箱入り、㌔単位でした、持ち帰る道中を
                 考えたら迷いましたが、1キロ入りを2箱買ってしまいました。

                 帰りに3個ほどひびが入りましたが、大変美味しい卵で、
                 おすそ分けした友人と電話で注文して数日前に送って
                 もらいました、このところ卵のレシピが活躍しています。

 

            

                  入間ケーブルテレビのインタビュー

              埼玉県農業大賞は、創造的、革新的な農業経営に取り組むとともに
              地域農業の振興や活性化に優れた功績を上げるものに、知事の
              表彰状を贈り、その成果を称え広く紹介することによって、埼玉県
              農業の持続的な発展に資しするものです。 

 

              見学会に参加させていただいてから、埼玉県産の野菜や果物を
              見かけると、なんだか親しみを感じています。
              
              
         


六本木ヒルズ展望台 「東京シティービュー」

2012-04-22 06:57:44 | Weblog

             六本木ヒルズの中央に位置する地下6階、地上54階のシンボルタワー
                 

 

                

                    海抜250mの52階に上がりました

 

          

             360度ガラス張りの展望台、東京タワーとスカイツリーが同時に見られます

 

        

           レインボーブリッジ方向を望むと東京湾の新名所ゲートブリッジも見えました

 

                

                     品川方面に向かう首都高

 

          

                    国立新美術館を初めて上から見ました

 

        

             展望台よりさらに上のスカイデッキからの景色、東京タワーの右に
             芝増上寺、少し右手に前回紹介した東照宮、この辺は芝公園。

             増上寺の奥の黒いビルは、世界貿易センタービル、ここの展望台
             からの眺めも紹介したことがあります。

             タワーの上部の奥に見える模様のあるビルは桜の浜離宮恩賜庭園で
             池に写っていたビルなのです。

 

          

              スカイデッキはオープンエアの展望施設としては日本一だそうです

 

          

                天空回廊は開放感いっぱいです  地上238mだそうです
                (あとひと月でオープンの634mの景色はどうでしょうね)

 

                 

                       ヘリポートもあります

 

                

                風の強い日でした、足がムズムスして長く居られませんでした

 

  

           新宿方面の高層ビル群と左は神宮の森でしょう

 

 

               神宮の森の左寄りには、代々木の国立競技場が見えました

 

                 

 

                 

                    ガラス越しに見る景色とは違いました

                   ぐるっと見渡すと公園や街路樹の緑がよく見えます
                   それは嬉しい景色でした。
                  

                

                 

                    展望台のあるビル入口広場に庭があります
                    いつも花が見られますが、この時はミツマタや
                    クリスマスローズがきれいでした。

 

                 

                     この大きなバラは・・オブジェ

 

                 

                    ここからも正面に見えます

 

                 この近くで生まれ、(タワーはない時代です)成人してからも
                 近くに長く住んでいたので、時々この辺に行きたくなります。
                 景色は変わりましたが、思い出多い懐かしいところです。

                 高所は得意ではなのですが、思いきってスカイデッキにも
                 上り、こわごわ天空回廊を楽しみました。  (3月30日)
                 
                 
             


港区 「芝 東照宮」

2012-04-19 20:11:33 | Weblog

                東京タワー近くに住む友人teiさんからの情報で
                東照宮の「御衣黄」が満開と分かり、出かけたのは
                4月16日朝でした。

 

            

              地下鉄 大江戸線の大門駅で下車、芝増上寺「三解脱門」の前を左折

              特別公開の時この門の上にも上り、江戸時代の人々が楽しんだように
              その先に海は見えませんが、大門、浜松町方面を眺めたこともあります、
              増上寺は何回も紹介しましたからこの日は通過させてもらいました。

 

                 

                     増上寺と同じ敷地内にある東照宮です

 

                 

                    入口は満開の桜のトンネルになっていました

 

                 

                      ここは八重桜です

 

                 

                   狛犬と桜越しに東京タワーがすぐ近くに見えます

 

                 

                      桜のトンネルを抜けると大鳥居

 

                 

              芝 東照宮は以前は増上寺安国殿と呼ばれ、「江戸名所図会」にも
              その姿が見られます。

              明治の神仏分離によって増上寺から切り離され、東照宮となった。

 

                 

                   お参りを済ませ、社務所の横に赤い木が見えたので
                   立ち寄ってみたら楓でした、桜と色づいたような
                   赤い楓、不思議な色の組み合わせでした。
 

 

                      天然記念物の大銀杏

         この銀杏は寛永18年(1641)安国殿の再建に際し、三大将軍徳川家光が
         植えたものと伝えられています、新芽が芽吹きはじめていました。

 

        

                枝垂れ桜も満開です

 

        

               艶やかな美しさに

 

        

               思わず”きれい”と声が出てしまいました

 

                

                     丸く咲いていたのはサトザクラ

 

                

                    まあるく咲く変わった咲き方です

 

                

               境内の隅に目立たなく咲いていたのはお目当ての「御衣黄」
               開いて時間が経つと緑色が薄くなり、中心がピンクになります

 

                

                  よく見えなかったので、下にまわってみました、大きな
                  別の桜の木の下になり、地味な花がいそう地味に
                  見えてしまいちょっと残念でした。

 

        

           東照宮の緑の桜がよく見えなかったので2日後、木場公園に見にゆきました

 

        

           まだ若い木ですが、咲き始めたばかりで緑も濃く、こちらもソメイヨシノの
           木陰に咲いているのですが、日が当たる時間に見たら、こんなに綺麗な
           緑色でした。

 

         

              東照宮に戻り、裏手に小高い丘があります、古墳だそうですが
              登ったことはありません。

 

               

                     姫林檎の木にも可愛い花が咲いています

 

               

                    花壇は春爛漫、広くて気持ちのよい公園です

 

               

                       石楠花も見頃でした

 

               芝東照宮は翌日17日が例大祭、その準備中のようでした。
               境内の一番隅にある「御衣黄」は木陰でなんだか可哀想な
               気がしました、葉の色と同じような地味な花ですから、
               もっと日が当たる広いところに咲いていたら、誰もが気がつき
               見上げるでしょうにと、思いました。

               teiさん今年も一緒に見に行けませんでしたね。
               情報をありがとうございました。

      

 


幸せなウオーキングコース

2012-04-18 21:51:40 | Weblog

                   早朝ウオーキングコースが花いっぱいになり
                   一年中で一番よい季節を迎えています。

 

                

                   木場公園は美しいピンク色の道になっていました

 

                

                       しだれ桜の下もピンクに染まり

 

 

            数日ぶりのウオーキングだったのでこんな景色なっているとは知らず、
            朝食後にもう一度カメラを持って出かけた。

 

                  

                        桜の間から見えるのはスカイツリー

 

                  

                         広場からも

 

                  

                        花壇からも

 

                  

                       カイドウの花越しにも

 

        

                いろいろな場所から花越しに見えるのです

 

 

    4月12日の桜模様です、今朝にはソメイヨシノがほとんど葉桜になり八重桜が満開でした

 

        

 

               

                      美しい青空の朝でした

 

               

                     さくらの共演です

 

        

                 ここは花桃の咲く道、奥の建物は現代美術館

 

                

                

               

               

                      三色の花桃はどれも美しい

 

               

                白いライラック、今年は花が少ないですがこの道は香りが
                いいのです。

 

               

                   ミツバツツジは公園で一番早く咲くツツジです

 

               

                   カイドウが咲く小道も回ります

 

       

            桜と趣がちがいます

 

               

                 こんな景色が見られるウオーキング道は出かけるのも
                 楽しみになります。

 

               

                小道の隅の方に咲く枝垂れ桜は小ぶりの花で可憐です

 

               

                 咲くのがかなり遅れた寒緋桜、下向きに咲きます
                 さすがに花が少なくなっていました。

 

               

               こちらは近くの大横川、この季節水面がピンクに染まります。

               東京は3月31日ソメイヨシノの開花が始まり、この辺は少し
               遅れて咲き始め、この写真は4月12日に撮りました。

               現在公園には緑色の桜「御衣黄」(ぎょいこう)も咲いています、
               次回紹介しましょう。
               
               

 


八百屋お七のお墓 「長妙寺」

2012-04-14 21:57:35 | Weblog

                   「八百屋お七」のお墓があるのは千葉県八千代市
                   親しい友人のご実家「長妙寺」さん。
                   友人と一緒にお参りさせていただくことにしました。

 

                

                      日蓮宗 天受山 長妙寺の本堂

                寛永三年(1626)江戸時代に創建、本堂は開山360年を
                記念して昭和61年に建立 ご本尊は一塔三宝両尊

                 

 

                

                     八百屋お七のお墓

              江戸時代火つけの犯人として鈴ヶ森の刑場で処刑された。
              お七は現在の千葉県八千代市に生まれ、江戸本郷に店を開いた
              八百屋徳兵衛に養子として迎えられ、器量の良い子で、その名は
              日頃願をかけていたこちらのお寺の七面様から一字いただいた。

 

            

            ある時八百屋が火事にあい、本郷近くの吉祥院にて家の再建を待ちました。
            その寺の小姓、吉三郎に恋心を抱き、再建された家に戻ってもその恋心は
            募るばかりでした。

            家が焼ければ再び寺に移れると思い込んで火をつけ、それが大火となり
            江戸八百八町消失したと言われます。

            お七は火つけの罪で火あぶりの刑に処されました。
            実母はそれを悲しみ、密かにお七の遺髪を受け取りこちらに埋葬しました。
            戒名「妙栄信女」を授与され、世を忍び小さな墓石を立てたそうです。

 

 

                 

                       ペット供養塔

                   内部は納骨堂  天井部分がガラス張り、昼は太陽
                   夜は月の光に照らされるようになっています。

 

           

                 守護神堂の前に紅白の梅の花が咲いていました

 

                 

                        手水舎  (ちょうずや・てみずや)

 

                  友人が子供の頃は大きな木が多くあり、庭のお掃除が
                  子供たちの役目、落ち葉の頃は大変だったそうです。
                  そんな思い出話を聞かせてもらいました。

                  気持ちの良い広い境内に四季おりおりの花が咲くそうです。
                  山門の前にはしだれ桜の蕾が膨らんでいました。


                  友人が育った頃とは趣は変わりましたが、懐かしい思い出
                  いっぱいの所に違いありません。

             

                    
            


浜離宮恩賜庭園

2012-04-14 17:02:36 | Weblog

         浜離宮恩賜庭園,中の御門から入るとすぐ目の前に満開の桜

 

                

                     高層ビルに囲まれた庭園です

 

                

                      桜をバックに撮影でした

 

                

                     花木園では花桃も咲いていました

 

                

                    山桜でしょうか、ソメイヨシノとは違う趣です

 

                都会の真ん中とは思えないような光景が広がります

 

                

                  寒さで菜の花の開花も遅れ桜と一緒に見られました

 

            

                   菜の花畑がこんなにビルに囲まれているのです

 

                  

                        神社前の八重桜は開花前でした

 

        

                       この桜を写真に撮ると

 

                

                      いつも着物の柄を思い浮かべます

 

                

                 梅の開花がひと月も遅れて、桜の開花前に、今年ここで
                 「桜と梅、そして菜の花が一緒に見られるかもしれません」
                 という記事を見ていたので、梅も探してみたら、少しだけ
                 残っていました。

 

            

             浜離宮は徳川将軍家の庭園、江戸時代には江戸城の「出城」としての
             機能も果たしていたのです。

 

            

                   庭園内に海水の池がありここはその水門

 

            
           
                 和庭園にはやっぱり桜が似合います

 

                 

                        楓の新芽も彩りを添えて

 

 

             

      

 

 

                 

 

 

                 

 

                 

                        中島の御茶屋

 

        

            ゆりかもめの中からも見慣れたビルです、見事に水面に写っていました

 

                

 

 

           桜 さくら サクラ 

 

 

  

              見飽きることはありません

 

        

                  幸せのトンネル

 

                

                        葉桜も新緑の彩り

 

                

                       山吹も色を添えて

 

                

                     

                   いつまでも立ち去りがたく・・・

 

                 (4月9日 桜満喫の浜離宮恩賜庭園にて)

                     

 

 

           


エディション コウジ シモムラ

2012-04-12 16:36:22 | Weblog

                   香港からcameliaさんが予約したフレンチレストランに
                   妹さんのNobuさんと3人で出かけました。

 

                  

                       六本木のビルの1F

                   フランスの三つ星レストランを中心に8年間研鑽を重ね、
                   2007年にオープンした下村浩司氏のお店です。

 

                  

                      お昼のコース料理のアミューズ

 

            

                    前菜  いちじく入りフォアグラと特別ないちご

 

                  

                      野菜のテリーヌを選んだcameliaさんの前菜

 

            

               的鯛のフライ2色ソース  軽く揚がっていて2色のソースが
                                思いがけない美味しさでした。

 

            

              お肉料理は鴨のロースト 野菜はミニキャベツ、新玉ねぎ、黒い大根、蕪
              

 

                  

                   デザートにチョコレートを選んだら、先に出てきた飲み物の
                   説明がありましたが、残念ながらよく覚えてしません、
                   カカオの飲み物だったように思います、優しい味でした。
                   

 

                  

                  なんとかわいい形のデザート、ココアパウダーのようなのは
                  チョコレートシャーベットの粉でした、シャーベットなのに
                  パウダー、不思議な食感のシャーベットでした。

 

                        

 

                        

                         トマトの小さなデザートは爽やかな味

 

                  

                         モダンな店内に

                  

                         ワインセラー

 

                       

                            下村浩司氏

                  cameliaさんがお願いしたら快くサインをしていただけました。
                  気さくで優しい方、すっかりファンになりました。

                  

                  2009年版 ミシュランで2ツ星、2010年にも同じ2ツ星、
                  海外のイベントに参加されることも多いそうです。

                  フレンチに不可欠なバターやクリームなどの油脂を全く
                  使用しないそうで、軽い感じのわけが分かりました。
                  素敵なランチでした、Nobuさんご馳走様でした。

 

 

 


佐倉散策 

2012-04-12 08:34:32 | 旅行

                 香港から帰省中のcmeliaさんと、妹さんNoriさん、
                 下の妹さんCieさんとNoriさんのご主人の車で
                 千葉県の佐倉散策に連れて行っていただきました。

 

         

              旧堀田邸  

          堀田正倫(まさとも)の邸宅で明治23年竣工、正倫は最後の佐倉藩主でした。
          明治時代になると華族として東京に住んでいましたが、佐倉で国の基となる
          農業と教育の発展に尽くそうとしました。

 

         

              佐倉の邸宅の周辺に農事試験場を明治30年に作り

 

          

          学問の奨学会も作りました、往時の堀田邸は農事試験上の敷地など含めると
          約3万坪の広さだったそうです。  桜の庭に出てみました。

 

          

             庭園は下総台地を借景にしていて、市民の憩いの場となっています

 

                

                     ソメイヨシノが満開でした

 

           

                  現在は3分の1ほどの広さだそうです

 

 

                  

                       次に訪れたのは「旧佐倉順天堂」

                蘭医 佐藤泰然が天保14年(1843)に開いた欄医学の塾
                佐倉順天堂。  
               

 

           

 

         

                医療器具や書籍等が展示されています

 

       

                    

             

              明治時代の医学界をリードする人材を数多く輩出すると同時に
              最先端の医療が施されていた。

 

              佐倉は城下町、武士の住む町と商人の住む町に分けられていました。
              城の周りに広く配されていた武家屋敷も見ることができます。

 

               

                     旧河原家住宅

               道路に接する部分を正面とし、門を設け、土塁と生垣を築き
               その奥に玄関や庭を設けていました。

 

         

            武家屋敷の規模や様式は、居住する藩士の身分の象徴でもあります

 

 

           

                   こちら河原家は大屋敷だそうです

 

         

               当主の書斎でしょうか     台所の隣の部屋、女性の部屋でしょう

 

           

 

                

                    住宅の裏に希少種の椿が植えられていました

 

                

                       花は黒紅色、珍しい色の椿でした

               屋敷の裏側に菜園等を設け、屋敷の境には境界木が植えられ
               背後の斜面は竹やぶなどになっていました。

               

               江戸後期の建築で、佐倉藩士が暮らしていた3棟が公開されて
              います、それぞれの石高に応じた暮らしぶりの違いが見られます。