しなこじダイアリー

日常生活のあれこれ

横浜の大観覧車

2010-06-29 08:33:19 | 旅行
               横浜みなとみらいの大観覧車「コスモクロック21」に乗りました。



                  

             観覧車から夜の横浜を楽しもうと在住の息子夫婦と桜木町駅で待ち合わせました


                         

                   桜木町駅前から新港地区を結ぶ遊歩道「汽車道」
              横浜埠頭の物資輸送に使われた臨海鉄道の遺構をを保存、利用したもので
              路面にそのレール跡が残されている遊歩道です。
              1989年開催された横浜博覧会の時にはこの路線跡を利用して、桜木町から
              山下公園まで汽車が走ったそうです。


                  

                8人乗りが60台、世界最大の時計機能付き大観覧車だそうです


                  

              梅雨の晴れ間、青空が見られる日でした、暗くなるまでテラスで待ちました


                  

              展望テラスから対岸に見える、夕景のランドマークタワーは美しかった


                  

                ジェットコースターが頂点へ、この景色が上から見られるのは楽しみでした


                  

            日暮れを待ち、ようやく乗り込みました、ランドマークタワーの49~70階はホテルです


                  

                すぐに海が見えてきました、高所は苦手と思っていました、、、


                  

                美しさに思わず身を乗り出していました、赤煉瓦倉庫街です


                  

           そしてベイブリッジ、ここの写真は何回も撮っていますが、ここからの眺めが最高でした


                  

                    帆船日本丸  現役時代のまま保存、展示中


           

           まだ上昇中の観覧車です、対岸の遊園地のネオンはお伽の国のよう


                  

                    夕焼けのあかね色がこんなに美しかったとは・・・


                  

           さっき見えたネオン付きの船はインターコンチネンタルホテルに向かっていたのでしょうか


                  

            展示ホール、パシフィコ横浜の向こうに広がる街の明かり、この辺りが頂点です


 

     明かりがついたビルが大好きな私は、ランドマークタワーとその近くのビル群は何度もカメラに納めました


                  

                    船はホテルを離れました


                  

                     ピンクのラインはジェットコースターのコース


 

        ジェットコースターには乗る勇気はありません、観覧車から眺めました


                  

             私の前はシースルーの車両でした、床下が見えるのは、ちょっと怖そうです


                  

          私が乗ったのは普通のタイプ、15分間の空中散歩は最高でした、乗る前はちょっと怖かったのですが
          観覧車内の案内アナウンスに席を移動するほど夢中で見ました、さすがに真下を見るのは怖かったですが
          人生2回目の観覧車の夜の空中散歩は楽しかった。
  

                   
                  

            コスモワールドを出るときちょうどジェットコースターが通過したので下から見上げました


            この日は6月23日、誕生日の前日でした、朝は雨だったのに、午後から晴れ間が広がり
            梅雨時にしては青空に恵まれました、帰路は息子の事務所がある関内方面に出たので、
            ネオンが美しい観覧車の全景はカメラに納められませんでしたが、思いがけない
            誕生日前夜を3人で過ごしました。
            私と同じ東京港区生まれの息子も今ではすっかり横浜の住人です。

            昨日ようやく友人の洋服が完成して、雨を理由に早朝ウオーキングも休み、朝寝を楽しみ
            ブログの更新もできました。

            忙しい6月でした、あっという間に誕生日を過ぎ、また新しい年の始まりです。
            友人達からの誕生祝いのメールにも励まされました。
            ランチのお誘いも延期しているのでそれも楽しみです。

       
       
                          




                    

つきじ田村

2010-06-18 08:38:46 | Weblog
          妹が5月に友人達と会食をした「つきじ田村」に招待してくれました
          つきじの和食の老舗は、何軒かありますが昭和23年開業の「つきじ田村」は初代田村平治氏から
          2代目暉昭氏、そして3代目隆氏も活躍中の老舗和食店です。



                 

               


                  

             平治氏の、五味調和「甘い、酸っぱい、苦い、塩辛い、香辛料の辛味の5味が
             調和していなければならない」を大切にしているそうです。



             この日は大原弁当をいただきました


                   

                前菜のひじきの煮物 家庭でも食す食材ですが、ひと味違う味でした


                   

               少しボケた写真ですが、妹は都合で別の前菜、鰻と胡瓜の酢の物でした


                   

                    お刺身は鮪の中トロと鯛そしてカンパチです


                   

                     2段重ねのお弁当です


                   

             どれからいただこうかしらと思うほど品数豊富です、丁寧に作られたお料理は
             どれも美味しく、左上のだし巻き卵は出来たて、熱いものでした


                   

           煮物も温かかったですが、あとから供される熱いお椀仕立てには水無月でした(三角形のもの)
           
           

                   

                妹の方はお重の中も少し違いまして、煮物の代わりは茄子の田楽でした、
                甘いお味噌が美味しい一品でした

          普通は冷めた状態で外でいただくお弁当ですが、屋根のあるお部屋でいただくお弁当は、
          湯気もご馳走と考えられた大原弁当です。
          妹がお店に行ってからの、ちょっとしたお話しに、内容を変えて下さり、感激でした。

          6月は私の誕生月、お祝いをしてもらい、ゆっくりお食事を楽しみました。



          



                  

            

横浜散歩

2010-06-15 07:20:14 | 旅行
         前回紹介した、氷川丸の「飾り毛布折り方教室」は午後からだったので、せっかく横浜に行くならと、
         共通券で入場できる「日本郵船歴史博物館」を見学することにしたのです。

         息子の事務所がある関内駅で待ち合わせ、そこから徒歩で10分ほどの場所、海岸通りでした。



                        

      1936年に建てられ、日本郵船の横浜支社として親しまれてきたビル、博物館はこの1階にあります


                 

          館内には日本郵船の歴史が年代順に観賞できたり、ミュージアムショップもあります


                 
         
          パンフレットには、「世界にひらく日本の歴史は海から始まった」とありました
          確かに島国ですから海運の歴史でもあるわけです。

          創業ー今話題の岩崎弥太郎率いる「三菱」と、その打倒をもくろむ「共同海運」との争いを軸に
          「日本郵船会社」にいたるまでなど、船にはそう関心を持っていなかったのですが、
          豪華客船時代の到来、そして戦争、復興へとなかなか興味深かったです。



                博物館を楽しんだあとは、海岸通りを山下公園に向かいます


                 

                 青い海と空にベイブリッジと船の白! しばし見入りました


                 

                   こちらは停泊中


                 

                   氷川丸も間近で見るとかなり大きい!

         
         1930年竣工、横浜生まれの貨客船「氷川丸」 戦前はシアトル航路の貨客船として
         日本とアメリカの架け橋となりました、戦時中は病院船、戦後は復員船として活躍していました。

         その後北米航路に復帰、1960年引退するまで太平洋を254回横断、
         25000人が乗船したと記録されます。
         1961年から横浜開港100周年記念事業の一環として山下公園に係留されています。

         2006年12月25日惜しまれながら一時営業を終了、かつて氷川丸が運行していた
         日本郵船に管理が移管し、約10億円かけて修理、改装、竣工当時の姿を再現しました。
   
         78才の誕生日に当たる2008年リニューアルオープンしました、そして今年80才を迎え
         楽しいイベントがいろいろ企画され、その中のひとつ「飾り毛布折り方教室」に参加したのです。

         

                     

                     教室終了後、船長さんの挨拶がありました



                氷川丸艦内を紹介します

 
         

             一等船室の入り口と児童室


 

      当時のディナー風景が再現された一等食堂とエントランス


 

          一等社交室と暖炉のある喫煙室


        

           アールデコ様式の天窓


                  

                    船内郵便局 


 
 

        ベッドの上に飾り毛布が見られる一等客室  この様に飾られたのです


                  

              こちらは一等特別室の豪華な次の間 あのチャップリンも宿泊したとか・・・


 

           船長室


                   

                  三等客室8人部屋  他の等との行き来はできません




                   

                    機関室  当時の最先端ディーゼルエンジン搭載


 
      

          操舵室はやはり男性に人気のようでした



                    
 

               デッキに出てみました


 

          この遊覧船には乗船したことがあります、湾内一周でした


                   

                     氷川丸から見た山下公園

      
     船旅はそんなに興味がなかったのですが、こうして船内を廻ったところ、かなりの広さがあり、この当時の船でも
     これだけの設備を備えています、現在豪華客船で世界を巡るクルーズが話題になっていますが、”船旅もいいな~”
     なんて思ったのでした。

     今回私1人では、「飾り毛布教室」には参加しなかったでしょう、息子夫婦に誘われて思いがけずに
     楽しいイベントに参加できました。

     ひとつ思い出したことが・・それは息子がまだ小さかった頃、「大人になったら私をクイーンエリザベスに
     乗せてあげる!」と言ったのです。  
     でもクイーンエリザベスでなくても、氷川丸でも私は大満足でした。

 
                    

                 

                          


氷川丸の飾り毛布

2010-06-13 20:20:46 | Weblog
        2010年4月25日、横浜、山下公園に係留されている氷川丸が80才の誕生日を迎えました。
        生誕80周年を記念していろいろなイベントが企画され、昨日12日の「飾り毛布折り方教室」に
        息子夫婦と参加しました。

        

                  

              かつて客室のベッドを飾り、口承で伝わる「飾り毛布」は氷川丸で習いました



                  

                   毛布を折るなんて初めて知りました、興味津々です


                  

                   講師は、長くこの船で働いていた方でした


                  

                   会場には、何種類かの飾り毛布が飾られていました


 
 
 

       飾り毛布は、かつて日本郵船株式会社の客船の客室や、貨物船のベッドで行われていました。
       事務部員が、基本的な形から自分で工夫したバリエーションまで何十種類もの折り方を覚えており、 
       乗客や乗組員達の目を楽しませていたそうです。


                   

                    この日のパンフレット、順に作りました


 
                  

                 最初は「観音菩薩」を作ったのですが、背の高い観音様になりました



 
 

            「日の出」ですが、毛布が少し小さいこともあり、なかなか見本のようには出来ません


 

                これは「富士山」


 
 

             「扇」 だんだん難しくなります


                  

                     「菊水」


                  

               「花と蕾」ですが、納得ゆかないのは、毛布が見本より小さいせいに・・・


 

           「大輪菊」 これは立てかけないで、ベッドの上に置いてもよいようです
           慣れるとだんだん手際よくなり、楽しくなりました。
           


       飾り毛布が日本郵船株式会社で始まった時期は明確ではないようですが1901年に発行された
       風俗画報増刊、「郵船図会」のカラーイラストの中で描かれているそうです。
       「郵船図会」は、今日なら誰でも知っている外国の習慣や、マナーについて、当時の日本人乗船客に
       説明するため、乗船案内として作成された冊子でした。
       この冊子から、飾り毛布が始まったのは1901年より前になると推測されるそうです。

       14時から15時半の予定が終わったのは16時を廻っていました、思いがけない催しに参加できて
       楽しかったです、このあと船内を見て回りましたが実際に一等客室で飾り毛布を見かけました。
       次回紹介しましょう。
            

                        

              



                 

               



                  

特別展  「細川家の至宝」

2010-06-07 11:40:41 | Weblog
      6日まで東京国立博物館で開催していた「細川家の至宝」 珠玉の永青文庫コレクションを見てきました


                 

                   平成館



                 

                   最終日前日の午後でした


             近世細川家は、細川藤孝(幽斎)その子忠興(三斎)と共に乱世を乗り越え、
             後に肥後熊本の大大名として明治維新を迎えた。

             武家の伝統は、甲冑や鞍、刀剣、鍔の名品に見られます。
             歴代当主や婦人の好みを映した和歌や茶の湯、能の道具、装束類も数多く
             展示されていました。


                         

                 展示室にはいるとまず目にするこれは 細川家守護天童像
                 細川家の隆昌を予言した童子の姿を彫刻した像



                         

                         国宝 時雨螺鈿鞍(しぐれらでんくら)
                   黒漆に鮮やかな夜光貝の装飾は鎌倉時代の最高傑作

            
           近世細川家は、多彩な人物を輩出している、藤孝(幽斎)は古今伝授の歌人、数学者、
           忠興(三斎)は、千利休を忠実に受け継ぐ当代随一の茶人、忠興の妻ガラシャは
           明智光秀の娘、関ヶ原の合戦では石田軍の人質となるのを拒み自害した。
           細川ガラシャの消息(忠興宛)ガラシャ筆の和歌短冊なども展示されています。



           「武家の伝統」に続き「美へのまなざし」護立(もりたつ)コレクション

           細川護立(1883~1970)は16代当主
           その美への関心は書画や刀剣、海外の美術工芸まで幅広く収集を行う一方、
           同時代を生きた、横山大観、菱田春草、小林直径など日本画家の活動を支え、
           洋画にも目配りして、多岐ジャンルの作品を収集しました。


                 

               国宝 金銀錯狩猟文鏡  「細川ミラー」の名で世界に知られる名品



 


                         

             重要文化財 「石造如来座像」 大理石のなめらかな肌が美しい盛唐期の仏像



                         



             永青文庫は旧熊本藩主・細川家に伝来した文化財を後世に伝えるために、
             16代細川護立によって昭和25年(1950年)に設立されました。
             「永青文庫」の「永」は細川家の始祖頼有の菩提所である「永源庵」
             そして 近世細川家初代の藤孝(幽斎)の最初の居城である「清龍寺城」から
             二文字をとったものです。

             
             出かけたのは5日の午後、最終日の1日前でしたが展示場には多くの人がいて、
             展示品が変わるため、2度3度と足を運んだ人もいたようでした。
             700年もの間受け継がれてきた細川家の”宝”は素晴らしいものでした。

             「永青文庫」理事長は細川家18代当主細川護煕氏
             
            


             
          



                 


                 

Ristorante ACQUA PAZZA

2010-06-02 07:33:05 | Weblog
          Kiyさんと広尾の明治屋で待ち合わせました。
          買い物の目的はKiyさんのちょっとしたワインパーティーに、レバーパテを作る為の食材調達です。
          広尾に出かけるのは久し振りです、日比谷線で広尾駅に降りると、明治屋はすぐ近く。
          食材は豊富で見て歩くのも楽しいけど、我が家で日常使う食材に比べればかなり高級品揃、         
          料理好きとしては魅力的なお店です。
          買い物を済ませ次の目的、イタリア料理レストラン アクアパッツアに行きました。



                   

                    ビルの1階はイタリアンカフェ、レストランは地下です



                   

                    中庭には緑に囲まれたテラスがあります


                   

                    落ち着いたお洒落な店内です



                   

             メインディッシュのついたランチコースを選びました、最初は季節の野菜のバーニャカウダ
             小さな火で温められたソースは、野菜のうまみを引き立てます、歯ごたえのよい野菜、
             そして生の水ナスは、初めての味でした


                   

                     前菜4種盛合わせ
            手前は生ハムと、鴨肉の冷製、向こう側はグリンピースのムースと鰆のグラタン風、
            温かい料理です、生ハム、鴨肉の下にもひと手間加えた野菜料理がたっぷりでした



                   

            本日のおすすめは、むぎイカのパスタ むぎイカはするめいかの子供だそうで柔らかい

                    

                   

               Kiyさんのメインは魚料理、こんがりソテェーされた鯛の上には山菜のフリット 



                   

            私の肉料理はほろほろ鳥、あわび茸添え、香ばしくローストされて美味しかった



                   

                本日のドルチェのブリュレはバナナのソテェーとアイスクリーム添え

            表面のかりっとしたキャラメルと中のムース、温かいバナナはベストマッチでした


                   

                     プティフールとカフェ


             ここは有名な日高良美シェフのお店、地下と思えないような明るい店内で、
             美味しいランチをいただきました。




                   

             1階のカフェの所で見つけたジェラートのお店、素敵なディスプレイに惹かれて・・・
             生のフルーツが飾られてなんと美味しそうなこと・・こんなアイスクリームショップのディスプレー
             見たことありません・・
             言い訳しつつ、カップに好みのを入れてもらい二人でカフェの椅子でまたいただいちゃいました。

             食後に広尾の街を少し歩きました、やっぱりおしゃれな人が多いな~ 
             有栖川公園も近く、そして外国大使館も多くある場所です。
             久し振りに広尾の街を楽しんだ初夏のひとときでした。