しなこじダイアリー

日常生活のあれこれ

「熈代勝覧」 絵巻 続き其の壱

2010-01-29 12:01:14 | Weblog
        前回12月11日「熈代勝覧」(きだいしょうらん)を紹介しましたが、自分自身不満の残るもので、
        もう一度写真を撮り、本をよんでみました。
                
        ベルリン東洋美術館蔵のこの絵巻は、文化2年(1805)の活気ある江戸日本橋通りを今川橋から
        日本橋まで、東側から俯瞰する構図で描かれています
      
        この絵巻は、紙本着色の1巻からなり、サイズは縦約43㎝長さは約12、30mあります。

        「熈代勝覧 天」とあることから、対の「地」の巻きや「人」の巻きの存在が想定されますが
        ベルリン東洋美術館へ寄贈される以前に、「天」の一巻のみであったといいます。



                    


                    

            行き交うのは1671人の男と女と子供、犬24匹、馬13頭、牛4頭、猿1匹と鷹2羽です



  

       出発点は神田今川橋                 橋を渡ろうしている旅人と巡礼の2人連れ


                   


 

   せともの問屋の店先 世は一大園芸ブーム(植木鉢も)買いに来る客、仕入れに来る振り売り   辻駕籠


                   

           土蔵造りの商家 明暦の大火以後、町屋にも瓦屋根や漆喰壁が防火構造上奨励された


 
 

 通白銀町の辻占い、昔も今も手相見の前に並ぶのは女性ばかり  町木戸の前には雪駄直し



                    

                          蔵 (須原屋善五郎)


                    

                           菓子立ち売り  刃物研ぎ


                    

                  刃物直し、その後ろの店は仕出屋、右の店の職種不明 前は菓子売り


                    

            右の店は汁粉餅・雑煮屋(藤屋)白銀町用水桶、指物屋の前の道には牛車と武家駕籠


 

  (左)手習い入門に机を持参の父と子、「おいら行くの嫌だよ」と腰のひける子、寺子屋入門時には机持参の習わし
 子供の巡礼他領に出向く長旅には鑑札が必要、公用・商用意外に許されたのは、神社仏閣詣でと病気治療の湯治の旅
  勧進ひゃくしを差し出して喜捨を有り難く受け、諸国を巡礼、大流行を繰り返すお伊勢参りの途上か。      
  
  (右)大工の徒弟と付け木売り、荷物を背負っているのは三井越後屋の小僧



 

紅問屋・小間物屋(津金)、荷物を背負っているのは貸本屋、肩に担いでいるのは鮨売り 印番所の立派な立て看板
判子社会の江戸時代、判子屋はどこも大繁盛


 

     道場稽古の帰り    托鉢                    武家駕籠


 

 お武家一行、馬で登城が許されるのは、ある格式以上の侍  玉鮓・翁屋庄兵衛 「江戸買物独案内」に登場する店


 

     玉の井(鬢付油)売り                     鏡師        白粉問屋(三文字屋)


 

     たばこ問屋(太田屋)                      虚無僧、魚売り、酒屋の小僧


                   

     「青菜はいらんかね」近くのやっちゃ場(市場)から振り売りに。 このあたりから湯島にかけて、牛蒡、芋、葱などの
     土物店が集中、裏店の住人の糞尿は、近郊農家に売られて人肥に、それを使って大根などの疏菜が栽培され、
     青物市場へ、これぞ百万都市大江戸のリサイクル。

    力自慢の竹売り 大量の青竹を抱えて売り歩く竹竿売り、肩にもう一本の梃棒を加え、三点で支えて運ぶ知恵
    小柄な江戸っ子が50㌔近いものを売り歩いていたとは、あっぱれ!この青竹建築資材はもちろん、物干し竿などに
    重宝された 

 
                       
     十軒店用水桶 立て看板 地唐紙卸問屋(丸屋彦兵衛)江戸の町では帳簿に帳面と紙をふんだんに使う、
     「紙で鼻をかむなぞ驚くべき贅沢」と外国人の見聞にも、唐紙とは中国渡来の厚地な紙、他にも     
     揉み紙茶紙と紙全般を商う、各産地から紙が安定供給されるようになり、江戸は一大情報社会に


  

     薬種問屋(保童圓)            

  

  春の風物詩十軒店の雛市 雛市については前回紹介したので、前を車椅子に乗って通る「江戸患い」の人物について、
  車椅子に乗っているのは江戸患いといわれた脚気やみか「拝み搗きの米を食って」と白米を食べるのは江戸っ子の自慢 
  おかげでビタミンB1が不足して脚気が多い、農村では飢饉だというのに江戸では侍達が禄米を現金に換えるため
  市中に大量の米が出回った


  

    色男の花売り  花売りは美男子と相場が決まっている、悲劇の御曹司や若殿様が身をやつして花売りに、
    などとよくあるドラマ
    心やさしき男が商う春の花、雛壇にすぐ飾れるよう、桃の小枝が粋に並ぶ、花を売り買いする光景は都会の証拠 


  

    女独りの引越し  火事で焼け出されることも多い江戸、身軽な引越しは日常茶飯事、狭い長屋暮らしでは、
    所帯道具といってもこんなもの、自分の身の丈に合わせ、住まいをどんどん替えてゆく都会暮らしの自由さ、気ままさ

    荷物タクシー、乗掛馬  馬の背には米三俵分、180㌔が上限、左右に振り分けた荷に余裕があれば人を乗せた


      こんな素晴らしい絵巻を書いたのは誰か?そして続きは次回です                    

冬の「只見線」の旅

2010-01-19 12:20:22 | 旅行
           1月12日
        今回の「18きっぷ」の旅、一番の目的は只見線に会津若松から小出まで乗車することでした
        小出までは1日3本、そして冬期は不通になる箇所も多くこの日午前中から小雪が降り出し心配でした
        街を見学していても時間が気になり早めに会津若松駅に戻り13:08を待ちました
        この季節そう混むとは思えなかったけど、2車両で1両はロングシートの可能性と聞いていたので
        早めに寒いホームで待つことにしたのです。




                    


                    

                 12:59のマウントエキスプレスが出発したあとに小出行きが入ります



 

       街中でもよく見かけるロゴの着いた列車などが停車中




                          

                         いよいよ只見線 小出行きが入線です 



                    

                席を決めて間もなく出発、気持ちが落ち着いたのは2つめの駅あたりでした 


 
 

       車窓は雪景色、だんだん深い雪になります、出発まで気をもみました、ほっとしてぼんやり眺めています


 

       発車して気がつくともう1時間も過ぎていました、このあたりから只見川の流れが見られるようになりました 


                   

                    初めて十数分停車する駅


                   

                    外に出てみました、ここまで1時間半が経過しています

 
             墨絵のような景色です

 
 
 
 
 


                   

                    反対側のホームには会津若松行きが着いていました


                   

                    会津川口駅です6分停車、駅に着いたら携帯がつながりました


                   

                    上りと下り両方見られる駅でした


                   

                  こんな雪深さです 上下線とも乗車している息子と携帯で交流


 

       気分を変えて車中を紹介、2両のつなぎ目の所にはこんな運転席があり、座ることも出来ます


                   

                 前のクロスシートの車両はこんな感じ、後ろはロングシート車両です


 
 
 

      次々変わる墨絵のような車窓も見飽きません


 
 
      会津塩沢駅を出発した時見かけたおばちゃん、まだ雪が降っていました


 
 
 
 


                   

         16:10只見駅に到着もう3時間が過ぎました、景色が素晴らしくて時間の経過が分かりません


          

                    ガラス越しでない景色です


                   

                    14分停車 16:24発 少し暗くなってきました


                   

                    只見駅から乗車した観光車掌さん、こんなカードをもらいました


                   

                    これは秋のカード


 

 

     只見駅を過ぎると6300mの「60里越えトンネル」田子倉湖あたり、福島と新潟の分水嶺を過ぎた駅


 

    暗くなり、雪景色が青白く見えてきた新潟側の景色です


                     

                      長いトンネルを抜けると雪は止んでいました


                     

                      17:42 小出駅到着
 
 
                    

                      上越線のホームから見た只見線のホーム

               
          135,2km 4時間32分の只見線の旅は、素晴らしかった!鉄道ファン憧れの路線も頷けます
          会津若松から小出まで乗車したのは鉄道ファンが多かったかも知れませんが、途中駅から乗ったり下りたり
          した地元の人達のお国なまりの会話が聞けたのも楽しいひとときでした。
          途中には何カ所も温泉があり、また別の季節の車窓も見たい気がします。


          

      小出駅にこんな張り紙が出ていました、お知らせどおり翌日からかなり荒れ模様で只見線も不通区間が続きました
         
      小出から水上、高崎を経て上野着は23:05


      長くなってしまいました、只見線の旅、最後まで見ていただきありがとうございました。
    

「鉄子」おばちゃんの「青春18きっぷ」の旅 Ⅲ

2010-01-18 08:10:24 | 旅行
        1月12日

      今回の旅の一番の目的は「只見線」で終点小出まで行くことだったのですが、小出まで直通は1日3本しかなく、
      かなり雪深い山道のため、数日前も部分運休があり、今日運行かどうかもお天気次第でした。

      5:59 13:08 17:01の3本、新潟県の小出まで4時間余りですから13:08に乗車予定です。
      朝の予報では運休はなさそうで、右手がまだ痛く荷物は送る手配をして、最小限の手荷物で9時頃ホテルを出発。
      曇り空を気にしつつ雪の鶴ヶ城を見に行きました。



                   

                      前から乗降車、一律200円の周遊バスです



 

       ヶ城三の丸口下車 入り口はすぐ近くでした



 

       廊下橋から見たお堀は氷が張っていました



                   

                    石垣を抜けると天守閣が見えてきました



                   

                    五層からなる天守閣に雪と松が映えています



 

   1384年よりヶ城歴代藩主変遷によりますと、8回も藩主が代わり、1868年(慶応4)戊辰戦争にて
   1ヶ月の篭城の末、開城  1874年取り壊し、1965年に天守閣再建工事落成だそうです



                    


 


                   


                   

                  荒城の月碑  土井晩翠がヶ城をモデルに作詞したそうです



                   

                天守閣の中には、歴代藩主や戊申戦争の資料など展示されています
                展望フロアからは会津の風景が見られますが、少し雪もちらつき
                天候が気になり、前回見学したからいいかな~と外からの見学にしました



                   

                 午後に乗る只見線の運行状況が気になり、駅に電話をかけたところ、
                 今日は運行予定と聞き、もし予定変更なら11時過ぎの別の列車に
                 乗らなければならないので、気持ちも落ち着かなかったのですが
                 予定通りならもう少し見学しようと、ヶ城北出口のバス停に行きました




                     
                   

                 白虎隊自刃の地として知られる「飯盛山」ですがエスカレーターは不通
                 雪の階段を上る勇気はありません


 

     この山は飯を盛ったような形から付いた名前のようです、19士が眠る白虎隊のことは余りにも有名です


 

   ここが別の参道のようでしたが、転んだことが頭をよぎり、下りてきた人に聞くとかなり滑るとのこと、諦めたのです

      

                           

                     小雪がちらついてこれから乗る列車のことが気になり 
                     早めに会津若松駅に戻ることにしました                                    

会津若松七日町散策

2010-01-16 09:43:16 | 旅行
       会津若松に到着後、ホテルに荷物を置き散策に出ました、ここを訪れるのは2回目と思ったのですが
       3回目でした、そしていつもホームが見られるライブカメラで列車の様子や、雪景色など見ているので
       私にとって会津若松はよく知っている”駅”なのです。



 

      駅前から市内循環バス、ハイカラさんに乗車、七日町で下車、歩いて散策することにしました



                  


 

    只見線のひと駅目七日町、列車の数も少ないこの駅は改札口もなくホームまで入れます



 

        駅のすぐ向かいの  阿弥陀寺  庭からお参りさせていただきました



                   

       「渋川問屋」 明治期会津一の海産物問屋だったそうで、現在は郷土料理と旅館になっているようです
       郷土料理が味わえたそうで、少し残念でしたがまた次回の楽しみにしましょう




                   

                   創業160余りの歴史を持つ和菓子店に寄ってみました



 

    うぐいす黄粉ともち米で作った12月ー2月限定の”きらず”や”くるみゆべし”など買いました



             他にもこんなお店が並んでいる七日町通りです

 
 




         
                    

               酒の蔵元があると聞き、それらしきお店を見つけ、鶴の江酒造に入ってみました



 

  創業寛政6年、200年以上の歴史を誇る老舗でした 「ゆり」というお酒を造っている杜氏、ゆりさんは若い女性でした
  「ゆり」と「会津中将」を旅を準備してくれた息子に送ることにしたのです





                   
 
     七日町通りと大町通りの交差点はまっすぐの交差でなくて少しずれています、他の道路でも見られましたが
     これは昔の戦略上の名残で、直線で抜けられないように見せるためです、とはバスの運転手さんの話でした 



         歴史のある町を散策してほどよくお腹が空いたのでここから歩ける、予定のお店に行くことにしました 


                   

                     桐屋・権現亭  会津蕎麦を味わいます



                   

                     いろりの席でした


                   

                 十割そば 会津のかおりをいただきました、わさびと小鉢付きです



                          

           そば好きといたしましては、やはり冷たいのが好みです、香りよく美味しいお蕎麦でした



                   

            昨夜の怪我の痛みも忘れて、七日町の散策は楽しかった、ホテルまで徒歩で20分以上かかる
            寒い道でしたが、余韻を楽しみながらゆっくり歩きました。
            まだ7時前というのに、中央通りは人気も少なく、歩き始めて少し後悔したけどタクシーも見あたらず
            歩いたらホテルまで30分近くかかりました。
            こうして2日目も終わりです。
            

                                      



                   



           




                     




                      

「鉄子」おばちゃんの「青春18きっぷ」の旅 Ⅱ

2010-01-15 19:30:20 | 旅行
   1月11日 旅の2日目 昨日転んだで打ったところは腫れて痛みはあるけど、骨折がなかった安心と、湿布で
    なんとか気持ちも落ち着いて、予定通り旅は続行することにしました。

   この日は会津若松に行くだけですから、朝もゆっくり休めました、右手全体がかなり腫れてお箸も持ちにくい
   状態でしたが、湿布をしてその上から包帯を巻き、仙台駅に向かいました。




                   


 

     おなじみの仙台名物のお店を見ながら改札口に向かいます、残念ながらこの日は持てないので諦めました



                   

                  11:04 JR快速仙台シティーラビット2号福島行きに乗車



 

   福島に着く手前、伊達あたりに少し雪がありました  福島着12:16 そのまま郡山行きになり、郡山着13:08



                   

                  郡山発13:45 磐越西線快速に乗り会津若松に向かいます


 

  会津若松に行くのは2回目です、列車が早くホームに入ってきたので、まだ無人の車内の写真が撮れました、
 この列車ももちろん乗降は手動ボタン、発車まで30分近くありましたがドアーが閉まっているから車内は寒くなりません


                    
        
                  
 
 

       車窓はだんだん雪景色になります 磐梯高原あたりでしょうか


                    

                      磐梯山が美しかった


                    

                      猪苗代盆地に猪苗代湖があります


                    

                  14:55 会津若松駅着 ライブカメラで見慣れたホームに降り立ちました


                    

                     あかべこのある会津若松駅舎

           この日の移動距離は少なく、ホテルに荷物を置いて、会津若松の町の散策に出ます。    


                    

                   会津若松到着でライブカメラを見ている息子と携帯で報告している私です、
                  右手が白いのは包帯をしていたるめで、ライブカメラの映像を写真にしてもらい、
                  私のパソコンの先生お嫁さんのkhoさんにUPしてもらいました
          
                   

                      
                             
          

「鉄子」おばちゃんの「青春18きっぷ」の旅 Ⅰ

2010-01-14 11:36:40 | 旅行
        1月10日 

       疲れるからとしばらく敬遠していた「青春18きっぷ」。鉄道好きで、楽しい鉄道の旅など提案する
       「ハマトラベル」を立ち上げた息子の勧めもあり、只見線に乗ってみたいという思いから、
       久々に18きっぷを利用する旅に出たのです。
       
       以前は自分で時刻表を見て、旅の経路など決めていたのですが、最近は息子から送られてきた経路、
       列車の乗り換えや時刻など詳しく記されたものをプリントして出かけるので、乗り換えの多い旅も
       大変心強いのです。


                    

                  持ち歩き、何度も確認した経路のプリントはこんな状態になりました








         お正月気分も残る10日朝7時に我が家を出発、メトロで上野に向かいました。
       

         上野から 7:58 快速ラビットで 9:27 宇都宮着  9:32 東北本線で 10:21 黒磯着

         このあたりまでは、乗り換えの緊張感はあるものの、心地よい列車の揺れと開放感に、ついうとうと、
         車窓の冬景色は色も少なく、ぼんやりと眺めていました。

         10:33 郡山行きの途中の車窓に白河城が見えカメラに納めました



                   

                     白河城  復元三重櫓


                   

                   色が少ないと思っていた冬景色もこんなにからフルでした



          11:37 郡山着  11:55 郡山発 12:43 福島着


                   

                     ようやく今日の宿泊目的地仙台が見えてきました


                   

                 息子から送られてくるナビメールに、ホットするやら安心するやらでした。
             仙台に新幹線なら1時間半ぐらいで到着する時代に各駅停車の旅だと4回の乗り換え、
             仙台駅到着は14:13  6時間以上かかるのですから「鉄子」さんならではの旅です。


        そしてこの日はここからまだ先牡鹿半島付け根あたりの石巻市までゆく予定で、荷物はコインロッカーに、
        石巻まで行く仙石線に乗り換えです。


                  

                  仙石線 仙台発 14:58  石巻到着 16:12

           この沿線には松島海岸があり、ここは何回か見学しているので、この日は通過しました、
           海沿いを通るので、キラキラ光る海をしばし電車の中から見学でした。




                      

               地名と、どのあたりにある町か知っている程度で事前調べ無しで降りた石巻駅


                      

                  石の森正太郎氏の漫画の町のようでした、名前はよく知っていますが・・・


 
         

          駅も駅前もそしてロッカーも、こんな感じです、「石ノ森萬画館」もあるようです
          薄暗くなってきた町は寂しくそれにすごく風が冷たくて、町を歩いてみる元気も薄れて
          ここの目的地に循環バスで向かいます。

        バス停よりすぐという案内に、ちょうど出発時間だったバスに乗り込みました、乗客は私の他は一人だけ、
        運転手さんの近くの席に座りこれからゆくお店のことなど聞きました、1人旅?と聞かれました
        この年齢で一人旅もそしてこんな時間にバスに乗るのも珍しかったのかも知れません。
        10分ほどでお店の近くでバスを降りると、薄暗い中、少し先に看板が見えて、ほっと一安心、
        バスはクラクションを小さく2つならして、私の横を通り過ぎて行きました。



            ここに降り立った目的はお寿司屋さんなのです


                   

                     「鮨 芳」 さんというお店です


                   


                   


                   

                    おまかせ鮨

              マグロをあまり好まない私はその旨伝えておまかせ握り鮨を選んだのです。
              板前さんが席に来てネタを説明してくれました。

              肉のような赤身は鯨で、右端はあんきも、貝好きなので鮑などいろいろと、金華鯖など
              どのネタも大変満足な味で、蝦の汁物と美味しくいただきました。

              石巻湾に面する漁港の町でもありますから、魚の美味しさには定評があると聞きます
              仙石線に乗る目的で、ネットで調べて、最終的には息子の薦めるお店でした。
              ここまで来たといいますか、石巻で食べた甲斐があったといえる味でした。
              

            
         
                    

             帰りにはバスもないのでタクシーで戻り駅に着くと明かりが入り雰囲気は変わっていました


                    

             明日までは「石巻マリン・スターライト」開催中で駅前はこんな感じになっていました


                     

             帰りは別の経路、小牛田廻りで仙台に戻る予定でしたが、かなり疲れていたので
             30分早い仙石線で戻りました


 

   車内は閑散としていました、変わった座席の並び方です、そして寒冷地仕様の列車のドアは手動式です 



       午後8時頃仙台到着、荷物を出してホテルに向かう途中で、予想もしていないショックがありました
       朝7時に家を出て、列車に乗る時間が長かったとはいえ、かなり疲労を感じていたのです
       早くホテルについて温かいお風呂に・・なんて急いでました、ホテルの目の前の人気のない道で               
       転んだのです、5分ほどの道のりだったのですが両手に荷物を持っていて、急ぐ気持ちと歩調が
       合わなかったのでしょう、一瞬目が回り立ち上がれなくて、ようやく立ち上がってもまっすぐ
       歩けなかったのですが、すぐ目の前がホテルでなんとか入りました。

       人通りのない道で誰にも見られなかったのは幸いでしたが、あとで知ったのですが、
       目が回ったのは、軽い脳しんとうだったようでぞっとしました。

       部屋で荷物を解いたころ、息子からの電話で、事情を話したところ、病院に行くことを勧められ
       日曜日の8時半頃でしたが、ホテルで開いている病院を見つけてくれて、外科に行き、
       腫れ上がっている右手とあごをレントゲン検査の結果、骨折はなく、湿布と痛み止めをいただき
       ホテルのに戻れました、残念ながらその日お風呂は禁止でした。

       このまま旅行を続行するか、帰宅するかは翌日決めることにしてようやく床につけたのです。
       なが~い1日でした。


    青春18きっぷ  旅客鉄道会社全線(JR線) 指定された期間5回(人)まで利用でき
    普通・快速列車の普通車自由席が利用できて、5回で¥11500 
    格安なチケットで、鉄道ファンには人気のチケットなのです
                            
              


                   






         

                      

銀座 煉瓦亭と獅子舞

2010-01-06 09:35:45 | Weblog
          トンボ玉作りのお仲間、み。さんの結婚のお祝いを見つけに、chipさんと銀座で会いました。
          お昼時でしたので、煉瓦亭に向かったのですが、ちょうど新年のお祝いにまわっている、
          お獅子に出合ったのです。




                    

                     偶然でした



                    

                     

                    

                      2階の席では



                    

            お獅子がお客さんの頭をかむ仕草をしています、私も席に着く前にしてもらいました
            ラッキー! 急なことで急ぎカメラを向けたのすが、あっという間の出来事でした



 
                    

                     カツレツ、ハヤシライス、迷った結果この日はメンチにしました



                    

                 出てくるまでに少し時間はかかりますが、揚げたて熱々は美味しかった

            銀座の「煉瓦亭」はもう100年以上の歴史を持つ老舗洋食屋さんです、ここでは食べたいものばかりで
            迷ってしまいます。
            ハヤシライス、オムライス、ビーフシチュー、海老フライそしてグラタンもみんな魅力で困ります。

            そしてやっぱりここではご飯をいただきます、たっぷりのキャベツとウスターソース、ここの定番です

            この日は思いがけずお獅子に頭をかんでもらえてハッピーでした。
            この1年何か良いことあるかしら・・・健康で過ごせるかしら・・・


            chipさんと買い物を終えて、コーヒーでおしゃべりを楽しみました、ちょっとしたことでも縁起の良い事に
            出合ったのは嬉しいことでした。



  

初詣

2010-01-04 07:37:13 | Weblog
           「あけましておめでとうございます」  と言いましてももう4日になりました。
           大晦日から息子夫婦が来て賑やかに良いお正月を迎えました。
           2日に我が家のすぐ近くの「富岡八幡宮」と「深川不動堂」に初詣をしました。




                    

                      


                    

                     毎年年が明けるとお参りの人の長い行列が出来ます



           
                    

                寛永4年(1627)より「深川八幡様」で親しまれている江戸最大の八幡宮です 



                
                    

                    1年健康で過ごせたことのお礼と、家内安全を祈りました

                


 




                   

                  八幡様のお参りを終えて横の出口から深川不動堂はすぐです





                   

                    「成田山新勝寺東京別院」深川不動堂

               成田山の不動明王を参拝したいという気運が江戸っ子達の間で高まり、
               1回目の成田不動の「出開帳」が富岡八幡宮の別当永代寺で開かれ、
               これが不動堂の始まりです、現在も「深川のお不動様」で親しまれています。



                    

                      こちらも1日中長い行列でした 


                    



                    

             「永代寺」  江戸時代は八幡宮の別当として栄えたが、明治初年の神仏分離により廃寺となった
             深川一帯でも指折りの広大な寺院であった、1896年(明治29)復活、門前仲町の地名は、
             この旧永代寺の門前町からつけられました。 (不動堂参道にあります)




 

       参道にある、京漬け物のお店「近為」お魚の粕漬けや漬け物で食事が出来るお店ですが、
       3が日はお茶とお漬け物で接待してくれます(無料です)ちょっとご挨拶に立ち寄りました。
       ここまでは2日の初詣です




       3日に妹夫婦が(ブーケ・マスターとママ)初詣に来て、お参りのあとは恒例の甘味処「いり江」です


                    



                    

            寒天製造のお店でもちろん寒天の味は最高、私の注文は「クリーム蜜豆」(蜜は黒)


 

        こちらは2人が注文した「白玉クリーム蜜豆」と「白玉クリームあんみつ」黒蜜は調節できます
        このほかにも、あんず入りや栗入りそして「豆かん」などあり、私のお気に入りのお店です。


                   

                中にも5,6人座れる待合室がありますが、お正月は外まで列が出来ます


               東京は少し寒かったですが、晴天の穏やかな新年を迎えました、今日4日から
               仕事始めの人もいらっしゃるでしょうか、しばらく参拝のお客さんで賑わいます

               この1年も「しなこじダイアリー」をよろしくお願いいたします



         「深川不動堂」も「富岡八幡宮」も江東区富岡
          メトロ東西線 門前仲町からすぐ