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Blog ~建築的日常生活&RUN~

静岡にある建築設計事務所、業務とそれ以外の活動、趣味の話、ちょっと考えたことなどを記録しています。

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2008年02月05日 | archinest shizuoka

 4日間にわたる「archinest-shizuoka 建築展」が終わりました。会場を御一緒させていただいたhand made shopの作家さん達、足を運んでいただいた多くの皆様、ありがとうございました。

 今回archinest-shizuokaでは初めてこのような企画を行ったのですが、いろいろな反省点と可能性を知ることができました。自分たちが伝えたいこと、来てくださった方々が知りたいこと、展示内容、スペースなどなど。次回、また一歩進んだかたちで私たちの仕事を知っていただくためのイベントを開催する予定です。

建築展はじまります

2008年02月01日 | archinest shizuoka

 今日からarchinest-shizuoka建築展がはじまります。昨日会場準備と展示物の搬入をしました。建築士8名の作品写真、模型、図面と14名のハンドメイド作家さんたちの作品でギャラリーの中はいっぱいになりました。思っていたよりもボリュームがあります。多くの方に住宅展示場で選ぶのとは違う家づくりのかたちがあることを知ってもらえればと思っています。

archinest_shizuoka 建築展

2008年01月30日 | archinest shizuoka

 明後日から「Hand made shop × archinest_shizuoka 建築展」が静岡市のギャラリー濱村で2月4日(月)まで開催されます。今回はHand made shopの皆さんとコラボレーション企画です。建築の仕事もひとつひとつつくり上げるという意味では同じ方向を向いているといえます。私達の仕事がそういった価値観を共有できる方々の目に触れることができればと思っています。(案内地図

今回のイベントに参加してくださる
ハンドメイドの作家さんたちの紹介です。(敬称略)

mint-glass … ハーブクラフト

*vie noix … 雑貨 

gabi … 樹脂雑貨 

kon … 子供服・大人服 

kanka … 帽子

petit a petit … 木工

midinette* … 布小物

linen blue … 布小物     

春 … 布小物、布バッグ

cream teas … 布小物他    

Natural Green … 布小物、大人服    

clochette … オランダ雑貨

mimi … 子供服・大人服・バック

寧 … 小物

作家さんたちの作品に触れることができるのが楽しみです。

archinest_shizuokaの紹介はコチラ → archinest_shizuoka OFFICIAL HP

建築展準備中

2008年01月16日 | archinest shizuoka

 先日も紹介しましたが静岡で活動する建築士の仲間archinest_shizuokaで初のイベントを開催することになりました。手作り小物の販売を行うHand made shopを行うスペースで同時に建築作品の展示をします。これまで、勉強会を開催したり、見学会などに一緒に参加するといった活動でしたが、今回はじめて自分達で発信する活動を行います。今回は肩に力の入った建築展ではなく、ぶらっとのぞけて建築士の仕事に触れてもらうことが目的です。どんな様子になるか予想できませんが、メンバーは割と楽しみながら準備を進めています。先日も新年会をかねた打ち合わせを行い詳細が決まりました。

「Hand made shop × archinest_shizuoka 建築展」

期間:2008・2・1(Fry) → 2008・2・4(Mon)
場所:ギャラリー濱村 [静岡市葵区両替町2-3-1]
時間:10:00~ 17:00
※1日・4日のHand made shopについては15:00までとなります。

ANS勉強会その2(免震住宅見学)

2007年04月14日 | archinest shizuoka

 昨日はANS(archinest shizuoka)の仲間と免震住宅の勉強会を行いました。免震住宅とは建物の基礎と上部構造の間が地震時に自由に動くようにしておくことで、地震の揺れが建物に伝わりにくくするというものです。耐震は地震力に耐えるように建物自体の強度を増すわけですが、免震はは建物が地震の揺れを受けないシステムです。耐震性能が優れていて建物が壊れなくても室内は激しく揺れることが予想されますが、免震されていれば建物が壊れることもないし室内が激しく揺れることさえも起こらないというわけです。

 まずは免震部材のメーカーの事務所でシステムの内容、設計方法などの説明を受け、いくつかの質問にも答えていただきました。縦揺れにはだいじょうぶなのか、強い風によって揺れることは無いのか、メンテナンスは?などなど。一番気になるコストについては…やっぱりそれぐらいかかるのかという感想です。免震部材だけではなくそれに絡んで必要になる構造部材、地盤調査量、設計料などを含めれば400~500万、それ以上はかかるイメージです。

 その後現在建設中の現場の見学に行きました。2階建ての木造住宅、建前が終わり外壁を造っている段階でした。床がまだ張られていないので、床下の免震部材を見ることができました。外から見て普通の家と違うのは、玄関ポーチ、勝手口などが片持ちで、地面と分離されている、エアコンの室外機が地上でなくて建物本体にくっついている、雨どいの下部が地中管に固定されていない、といった程度です。しかし、床下をのぞいてみるとスライドする部材やダンパー、復元ゴムといった免震部材が20個以上が設置され、建物を支える土台部分も通常のものに比べてかなり剛性の高いものになっています。上部のつくりに対して、足元がかなり重装備といった印象です。

 コストがかかるのでなかなか採用されにくい技術ですが、実際に施工されている実績もあるなかで知識としてはもっていたい分野だったので、今回の勉強会は有意義でした。実物を見ることができたのがよかったです。

ANS勉強会その1(左官材料、木材保護塗料)

2007年01月26日 | archinest shizuoka

 今日はarchinest shizuoka 略してANSのメンバーと勉強会を行いました。内容は天然木材保護塗料と内装左官材料のメーカーによる商品説明と塗装実演でした。施工に携わっているメンバーもいるので、実際の現場でどうなのか、コストはどうなのか、下地処理の程度など、イメージだけではなく現実的な内容についていろいろと聞くことができました。

 天然素材や、健康材料とかいろいろな商品が世の中に出回っています。しかし、実際のところは天然素材で出来ているのではなく、天然素材入りといった程度のものや、天然素材も使っているけど科学物質も入っているようなものもたくさんあります。それらが偽者であると言うわけではなく、性能的に優れている部分もあります。それらをきちんと見極めて、理解して使うことが大切です。そんなとき、自分だけでなく仲間の見解を聞くことはとても参考になります。