「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

拝啓、お元気でしょうか。

2006年09月25日 | 蘭・人生・自然考

少しずつ植え替えをしてまして、

全て悪いという事ではないのですが、

あまり芳しくないですね、、。

今年は小苗が悪いですね。

葉がハラヒラ落ちていくし、新芽も小さかったり

成長が思わしくなかったりしたら鉢を開けてみる事ですね。

Jpg_043 この子は、良い新芽が出ていたのですが、

半年前に植えつける時の根が悪かったし、

正方鉢で出来が悪かろうと思ったし、

ブレンド1号の用土の状態を確かめたかったし、

とりあえず開けてみた。

「こんな土でしんどかったろう。」と思いながらザラザラ~。

?、よく辛抱したね~。

Jpg_044 ザラザラ~。!!

こんなに踏ん張って、、めんこいの~。

ザラザラ~。

!!! うそーー !!!

Jpg_045 なんでこんなに良い出来なのーっ。

オッタマゲーッ。

しばし呆然・・・。

何でだろ~、何でだろ~、なんでだ何でだろうーー、、ちと古い?

考えられる事を思い返してみると、

そう言えば、根が悪かって、正方鉢のうえに、1センチ弱の底穴しかなく、

土も小さく乾きが頗る悪かろうと思い、

一番風通しの良く日当たりの良い所にずっと置いてたな~。Jpg_048

この土とこの鉢でも作は掛かると言う事だな~。

やはり、蘭には風とお天等様が何よりのご馳走なんだな~。

恐れ入りました、、。

と言う事で、底穴が少し大きく管理し易い丸鉢に変えました。

より本作を目指して・・。

と、欲を出すと落ちるんだよな~。

今まで通り、普通に育ってね。

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拝啓、お元気でしょうか。

2006年09月19日 | 蘭・人生・自然考

台風も過ぎて、今日は久方ぶりの大晴天となりましたー。

やっぱり晴れるって、、いーねっ!(ケンバンド風にどうぞ。)

Jpg_019 台風の中を掻い潜り、海を渡って四季蘭がやってきました。

玉芙蓉です。

この手の、その他の蘭は始めてなのですが、

何故いままで知り得なかったのでしょう。

堂々とした葉姿、可憐で奥ゆかしい花。

そして何とも言えないこの香り。

一度で虜になってしまいました。

「どんな香りなの?」って聞かれても困りますが、

けっこう強い東洋蘭系の香りです。

素晴らしいです。

今までは、なんか、、あのー、、ほらっ、、その他の蘭って呼んでましたが、

たいへん失礼しました。

寒さに弱いと思うので、冬を越せるか心配です。

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拝啓、お元気でしょうか。

2006年09月14日 | 蘭・人生・自然考

Jpg_1022sora 待つ事を考える。

小苗を何年も何年も丹精込めて管理しているところに、

ひょこっと大株が出てくると

今までの苦労は何だったのだろうと、

馬鹿馬鹿しく思えてくるのは自分だけだろうか?

自分のが一向に大きくならないのは管理が良くないのか

作が下手なのか、それとも神様の厳しいお仕置きか、

自問自答するが答えなど返ってくる筈もなく、

Jpg_1026tai 悶々と悩み続けるだけである。

だが、早く大きくすればそれでいいのか?

人気品だけを追い続け、

作の本質、良さの追求を忘れかけていないか?

落ち込むなんて早すぎる。愛培暦ったってたかが十年足らず、

半人前然り、素人同然だろうが!

だけどお前は用土について、鉢について、

肥料について悩みすぎるほど悩んでいるし、

作も不味くないよ!

縁が無いものにはどうしても恵まれないモノなんだよ。

Jpg_1019ryu このまま今のまんまを不貞腐れること無く続けて行きな!

俺がついてるぜ!

と、傍に佇んでいた

新芽が秋芽となった竜字が、自分にを入れてくれた。

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拝啓、お元気でしょうか。

2006年09月07日 | 蘭・人生・自然考

時々、親孝行ってどういう事だろうって考える。

Jpg_1008 親に目一杯心配をかける事?

親には一切手をかけない事?

早く孫の顔を見せる事?

適当に、上手におねだりをする事?

親の言うことを何でも聞く事?

Jpg_1007 たま~にプレゼントをする事?

家業を継ぐ事?

いったい何なんだろうね~。

取り敢えず毎日、親の為に何が一番良いか考えるしか出来ない。

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拝啓、お元気でしょうか。

2006年09月06日 | 対馬蘭雑記

今日は時折小雨が降ったりして肌寒い一日でした。

昨日、園芸店で籾殻燻炭を見つけ、2リットルで150円だったので

つい買ってしまいました。

本当は籾を焼いて作るように考えてたのですが、

安いからいいかって感じで・・。

焼くのは時間が有る時にしましょう。

Jpg_986 その籾殻燻炭を鉢縁に2~3摘まみを撒いて、

先日作っておいた藁灰汁を与えました。

藁灰をキッチンペーパーに包み小鍋の水の中で揉み搾り、

破れて藁灰が出てきましたが構わず最後まで揉み搾りました。

それを一日寝かせ布巾で濾し、45リットルの水で薄め、

2日寝かせて与えました。

2日寝かせた理由はゆっくり与える時間が無かっただけですー。

PHが6~6、2くらいで、、いま考えてみると

「生の水と殆んど一緒やんか~!」

「ま~初めてやから許してやるわ~」、って何で関西弁なんやろぅ、、。

徐々に濃いくしていってみようかな・・。

Jpg_988 水差しで与えてたら表土の赤玉が潰れているのを発見。

全ての鉢ではないが、考えてみるに、

乾きの遅い鉢、鉢の用土が均一に乾くような鉢には

見えないし、早く乾く鉢に多く見える現象のように思える。

それと、ブレンド1号で赤玉の多く配合されている物には

顕著には見られない。

湿乾の急激なモノが潰れ易いか・・。

対馬では、早い所では稲刈りの済んでいる地方も在りますが、

写真の稲が平均のようで、良く見ないと穂が確認できない物も有ります。

このまま大きな天災も無く無事に収穫出来る事を祈っております。

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