「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

もう

2023年02月26日 | 対馬蘭雑記
摂氏3℃以下には成らない
と、勝手に解釈して
寒蘭と5寸鉢以上の春蘭を
鉢移動労力を減らすべく
蘭舎に戻した。
腰痛に耐えられない。
数年前、
知人から分けてもらった
四国細葉春蘭が開花した。

なるほど、
細葉らしい花型だね。

同時開花の中国蘭 品蓮
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ある蘭の

2023年02月14日 | 対馬産の蘭
画像撮影した序に
これを撮影した。
かれこれ10年以上前、
商人さんが来島され、
「棚を見せてほしい。」
とTELがあった。
「うちので良かったらどぞ。」
と招待した。
棚に入られ(倉庫が正しいが)
色々と見られ、
ある春蘭素心花の前で
動きが止まり
暫く考え込まれていた。
あまりに長かったし
何も言われないので、
世間話のつもりで、
ある春蘭展示会に出品されてた
珍しい芸をする春蘭の話を
持ち掛けた、すると、
おもむろに鞄から
「これじゃない?」と、、(゚д゚)!
「これ❕どうしたんですか❔」
「ちょうどお客さんから
分けてもらったんです。」と。
今度はこちらが言葉を失い
暫し考え込んだ。
「これ売ってもらえませんか?」
「良いですよ。」
「この素心と交換はどうですか?」
3篠有ったから
「バック1本残してもらったら
いいですよ。」と。
これまた少し考え込まれて
「解りました良いですよ。」
という事で交渉成立した。
で、それから大事にし過ぎてか
飼い主から蹴って倒され
鉢掛けから落とされ、
散々に傷みつけられながらも
枯れずに過ごしてきて
やっとの思いで初花に漕ぎ着けた。
万感胸に迫るとは
当にこの事だと実感する。

対馬産変わり花で
葉姿、花の芸、総合評価で
この品種に優る物は無いと思う。

落ち込んでた心に陽が差し
今年1年、頑張れる気がする。
コメント (2)
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