「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いて養蘭を楽しんどる。山や花を見て
季節を知り、海を眺めて鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ。

蜜蜂の

2018年05月15日 | 対馬への道

巣分かれは三月頃から五月頃までで、
つまり分蜂と呼ばれる蜂の集団が
自然と自分の巣箱(蜂胴)に入ってもらい
住み着いて(営巣作業)くれるのが1番である。
が、なかなか巧くいかないものである。
そこで、どうにかして
自分の巣箱に蜜蜂を誘い込む方法は無いものか?
と、発見されたのが
金陵辺と言う蘭を利用した捕獲術。
金陵辺の花には
蜜蜂が集団で集まってくる習性がある。
集まる理由には諸説があるが
日本蜜蜂養蜂家には
非常に有り難い蜜蜂蘭様なのである。
蜜蜂が集まると言われる蘭は
金陵辺とデボニアナム、
それに両種交配のミスマフェットで、
三ヶ月間ほど何かしらの蜜蜂蘭が
咲いている状態を維持するのがベストらしい。
なので早咲き遅咲きの蘭を駆使して
蜜蜂を待ち受けるのである。
しかし、
いつ蜜蜂が集まるのかは蜂まかせであるし、
親父は「風の無い生暖かい気候の日は分蜂し易い。」
なんて言ってた。
養蜂家は気候と蜂の羽音が気になる季節である。
今咲いているデボニアナム。

これが最も遅咲きの蜜蜂蘭で、
原種保存の為と1年中蘭花に囲まれた生活
を営むには欠かせない種類の蘭である。
こちらは紫蘭。

普通種と比べてみると青いな~。
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あっと言う間の5月

2018年05月04日 | 対馬への道
地球上の全ての花が咲き乱れた
とでも言わんばかりに花が咲きだした。
花は心を和ませてくれる。
島から消えたのではないか?と
思われている日本蜜蜂も
忙しそうに飛び交っている。

蜂胴に入らない、、蜂蜜が採れない、、蜂が消えた、、
と考えられる方程式からすると納得するが、
違う観点からすると
蜂胴に入らない理由があるのではないか?
蜂胴を置く場所、、蜂胴の居心地、、蜜蜂の食事事情、、
といったものが悪化していると思うのである。
居食住が改善されれば
蜂胴に入るようになると思うのであるが、、。
ここ数年、蘭の生育状況が思わしくない。
引っ越す前にある程度の処置を施し
これからの蘭作に弾みを付けたい。

思い返せば1度 台風並の暴風でひっくり返り、
建設に2年掛かってしまった。
寒波に二度遇わせてしまった。
猛暑で1度弱らせてしまった。
それでも あ~でもない、こ~でもない、と
あらゆる手を加えながら五年が過ぎようとしている。
ボロ小屋ではあったが思い出の詰まった和庵でもあった。
人間 死ぬ気になれば何でも出来るとは納得である。
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