「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

お知らせです。

2006年05月27日 | 対馬蘭雑記

国境マラソンIN対馬、が開催されます。

澄んだ空気を吸ったり美しい砂浜や自然の残る

山々を味わいながら気持ち良い汗をかいてみませんか?

締切は6月2日ですが、詳しくは下記ホームページまで。

http://www8.ocn.ne.jp/~kokkyo/

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蘭への想い、七。

2006年05月23日 | 対馬蘭雑記

毎年の事なのですが、蘭は採れない、棚の蘭の変化も無い

この時季というのは気持ちが落ち込んでしまいます。

そしてその時、何時も思うのは、、

今までどのようにこの道を来たのだろう、、と、

振り返るのです、。それも、食べ物も喉を通らないくらい

何も手に付かないくらいに深く深く考え込むのです。

非常に疲れますが、これをやらないと次に進めないのです。

そして、自分がこれからどのように進もうとしているのか、、考えます。

寒蘭、ジジババは今まで通り触覚に触れるものを蒐集していきます。

フォトページ・記録的保存の公開を中止したのは、

公開することによって保存する事自体が単なるマニア的な蒐集のような

自慢する為の「公開」のような気がして、恥ずかしく情けなく感じたからでした。

この「記録的保存」としての主旨は、対馬産の蘭の産地や品種の系統・判別、

今年から取り掛かったニオイの産地や系統を確立し保存育成に努める事、

そして中国春蘭の品種を判別し保存育成に努め次世代に引き継いでいこう

という考えからであります。

Jpg_753 その過程の中から古の蘭作りを学び、

「表現」とか「作」とか「味」とか

「侘び・寂び」とか「楽しみ方」などをゆっくり、

ジックリ考えていきたいです。

                      平成18年5月23日・十四年目の誓い

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蘭への想い、六。

2006年05月18日 | 対馬蘭雑記

山採りも、毎年1個体でもまあまあの物が取れたら

気持ちも持続できたのですが、

一身上の都合、試験勉強、仕事の不満などがありまして、

2年3年と採れなくなると、だんだんと行く回数も減ってきて

このところ山行きは保留状態です。

つづく、、。

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蘭への想い、五。

2006年05月15日 | 対馬蘭雑記

春蘭は、家の裏山から海岸ベタまで自生しており、

山採りには、駆け引きや

「坪」は関係無く(完全な無関係ではないが・・。)

1~2時間でも楽しめ、どこに驚く程の名品が眠っているか

判らないので、ワクワクドキドキの興奮が味わえる「遊び」

としては格別なものがあります。

採れなくても、また明日、今度はこの先とかって、

ハツラツとした充実感と言いますか、

それなりに納得のいく達成感が味わえます。

つづく、、。Jpg_735

3回目の肥料作り。

これも何だか怪しい、、。

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蘭への想い、四。

2006年05月12日 | 対馬蘭雑記

しかし良い坪は、なかなか教えてもらえないもので、

「今度な・・、今度な・・。」と誤魔化され、結局教えられず仕舞いでした。

寒蘭だけは、坪で採らないと手に入らない訳で、

坪で採っても、先日も申しましたように同個体とは限らず、

何時間かけて行ってもデボ(無採取の意)や、

有っても爪楊枝か、良くて鉛筆ほどの太さしかない物を

10年から20年と愛培を続けるのですが、

この気の遠くなるような工程には、余程の気長か

潅水自体が大好きか、成長に無頓着か、葉を見るのが大好きか

でないと耐えられない道のりだと思います。

採った人と採りたい人のやり取りや、咲いた時の落胆、

諸々の駆け引きが嫌で、次第に春蘭へと気持ちが傾いていきました。

つづく、、。Jpg_701

二回目の肥料作り。

この後、どうも失敗の様相、、。

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