○○○○さーん,○○○○さーん,診察室前でお待ちくださーい」
“また,違うっ”
「ハイ,ハイ,」
呼ばれたのは男子らしき名前ですが,立ち上がったのは中年“女子”です。
隣に座っていた,詰襟の制服を着た男子が続きます。
男子は足を引きずっています,返事をしたのは母親のようです。
“ん,もう,高校生になって,病院ぐらい一人で来い”
“いつまで待たすんだ,予約時間はすぎてるがな”
“300円も予約料を払っているのになんだ”
待たされて,イライラしているんです。
今日は,整形外科の診察日です。
診察と言っても,薬を貰いに来ているようなものです。
「その後,変わったことは?」
『よくならない事以外に変わったことは無いんですが・・・』
「・・・・・・」
『悪くならないだけ,いいと思わにゃぁーいけませんかねぇー』
「時間がかかりますから」
「それでは,今までの薬を二か月分出しておきますから,気長に飲んでください」
待たされた挙句の診察は,いつも同じです。
この病院では,二年ほど前に膝の靭帯移植手術を受けました。
膝はおかげで快調ですが,今度は脊柱管狭窄症です。
脊柱管狭窄症はMRI診断の結果です,治療は,手術か薬かです。
脊柱管狭窄症の痛みは,常時ではありません。
調子が良ければ,畑仕事もできます,松に登って剪定もできます。
ということで,薬治療を選択しているんです。
「あぁー,久しぶりじゃなぁー,どうしょうたん?」
声に振り向くと,私に言ったのでは有りません。
“元女子”二人が待合室で,久しぶりに鉢合わせしたようです。
二人は私の後ろの椅子に座り,声を潜めて話し始めます。
私の耳は,高校生並みと耳鼻科“お墨付き”です。
“ひそひそ話し”なんですが,私には聞こえます。
二人のその話が,面白いんです。
近所の事,孫の事,それに“嫁”の事,なんですから。
「○○○さん,○○○○○○さーん,診察室前でお待ちくださーい」
私です。
“ん,もう,話は,今が佳境やがな”
やれこら やれこら
“また,違うっ”
「ハイ,ハイ,」
呼ばれたのは男子らしき名前ですが,立ち上がったのは中年“女子”です。
隣に座っていた,詰襟の制服を着た男子が続きます。
男子は足を引きずっています,返事をしたのは母親のようです。
“ん,もう,高校生になって,病院ぐらい一人で来い”
“いつまで待たすんだ,予約時間はすぎてるがな”
“300円も予約料を払っているのになんだ”
待たされて,イライラしているんです。
今日は,整形外科の診察日です。
診察と言っても,薬を貰いに来ているようなものです。
「その後,変わったことは?」
『よくならない事以外に変わったことは無いんですが・・・』
「・・・・・・」
『悪くならないだけ,いいと思わにゃぁーいけませんかねぇー』
「時間がかかりますから」
「それでは,今までの薬を二か月分出しておきますから,気長に飲んでください」
待たされた挙句の診察は,いつも同じです。
この病院では,二年ほど前に膝の靭帯移植手術を受けました。
膝はおかげで快調ですが,今度は脊柱管狭窄症です。
脊柱管狭窄症はMRI診断の結果です,治療は,手術か薬かです。
脊柱管狭窄症の痛みは,常時ではありません。
調子が良ければ,畑仕事もできます,松に登って剪定もできます。
ということで,薬治療を選択しているんです。
「あぁー,久しぶりじゃなぁー,どうしょうたん?」
声に振り向くと,私に言ったのでは有りません。
“元女子”二人が待合室で,久しぶりに鉢合わせしたようです。
二人は私の後ろの椅子に座り,声を潜めて話し始めます。
私の耳は,高校生並みと耳鼻科“お墨付き”です。
“ひそひそ話し”なんですが,私には聞こえます。
二人のその話が,面白いんです。
近所の事,孫の事,それに“嫁”の事,なんですから。
「○○○さん,○○○○○○さーん,診察室前でお待ちくださーい」
私です。
“ん,もう,話は,今が佳境やがな”
やれこら やれこら
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