こないだ、会社のメールに、見慣れないアドレスからのメールが来ていた。
携帯からのメール。誰だろう?と見てみると、なんと、以前、富山のひきこもり支援施設「はぐれ雲」で出会った女の子からのメールだった。
20代前半の彼女は、中学、高校でのイジメが原因で高校を中退。その後、アルバイトをしたり専門学校に行ってみようと努力をしてみたものの、イジメがトラウマとなってうまくいかず、何年もひきこもっていた。
一度は、はぐれ雲で生活しようと入寮したが、脱走してしまった。私がはぐれ雲に取材でいっていた時は、たまたま、脱走した時に置いていった荷物をとりに母親と訪れていたのだった。
母は、もう一度、入寮して頑張って欲しいと願っていた。
その母のお願いもあり、私が、いろいろ気持ちを聞いてみることになった。
3~4時間は話だろうか。
1泊してみることで落ち着いたが、結局、家に戻ってしまった。
その後、ずっと気になっていたのだが、なかなか連絡できずに半年がたってしまっていた。
今は、別の施設に入り、数カ月がたっているという連絡だった。
私のことを覚えていてくれて、メールをくれて、ありがとう。
良い知らせに、嬉しさがこみあげた。