クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

ノートルダム寺院

2019-04-17 | 日記

なんてことでしょう。

パリのノートルダム寺院。

悲しすぎる。

辛すぎる。

まさかこんなことが起きようとは。

信じられないし、信じたくない。

パリの街の至る所に点在する数多くの素晴らしい

建造物の中でもとりわけ大きな存在感を示し、パ

リの象徴である大聖堂。

6年半の駐在中に何度足を運んだことか。

セーヌを挟んだ対岸から、あるいは少し離れた場

所から、いったいどれだけの回数その姿を見たこ

とか。

夏の晴れ渡った青空に、冬の厚い雲に覆われた灰

色の空に、どの季節にもよく映えて、絶対に揺ら

ぐことのない絶対的シンボルと信じていた完全無

欠な美しい姿。

パリの市民はどんな思いで、炎に包まれた大聖堂

を、崩れ落ちる尖塔を見つめ続けていたのでしょ

う。

あの場所から今は遠く離れてしまったけれど、あ

の頃のかけがえのない日々を久しぶりに思い返

し、

アルバムを開きました。

きっと何枚もあるであろうと思っていたノートル

ダム寺院の写真が、意外にも見つからない。

CDには落としてあると思うけど、パリの風景は

日常過ぎて、アルバムの中はフランス国内旅行や

ヨーロッパ各国旅行の写真ばかり。

ようやく見つけた写真がこれ。






下の娘の頭の上に見えます。





おそらく、左上に見える細い塔が燃え尽きて崩れ

落ちた尖塔かと思います。









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音楽塾 その13

2019-04-14 | 上の娘ごと

東京公演で、小澤征爾先生のご子息で俳優の小澤

征悦さんをお見かけしました。

開演前、別行動で遅れてやって来た下の娘を迎え

に行こうとホールを出てきょろきょろしていたと

ころ、ドア付近にスタッフの方とお喋りしている

小澤征悦さんを発見。

ホールの外にはまだお客さんが大勢おり賑やかだ

ったですが、その一角は誰もおらず、私しか気付

いた人はいませんでした。

静かなその一角に私も何気なく(ちゃっかり)佇

む振りをし、しばし見つめていました😉

テレビで拝見するそのままの容姿と声でした。

この日は、女優の石原さとみさんもお一人でいら

していたそうで、興味深げにオーケストラピット

を覗いていたそうです。

女優の鈴木京香さんもいらしていて、いなり和家

の柚子と胡麻のお稲荷を差し入れしてくださった

そうです。



上の娘が京都や神戸で食したもの(一部)載せて

おきます。

京都在住や神戸在住のメンバー、友達に連れて行

ってもらった関西有名店らしいです。


神戸元町サントスのホットケーキ。





スマートコーヒーのホットケーキ。





スマートコーヒーの卵サンド。





辻利ソフト 京パルフェ。





錦市場 こんなもんじゃの豆乳ソフトクリーム。





タイムピースカフェのあまおうタルト。





堀内果実園のミックススムージー





551 蓬莱の豚まん。





どんぐりのネギ焼き。





やまもとのオムソバ。





権太呂の鴨南蛮そば、





松葉のニシン飯。





名大とんかつ かつくら のとんかつ。





山元麺蔵の肉うどん。





麺好房 蓮 のラーメン。





イノダコーヒーのモーニング。




歴史を感じさせる素敵な店内。





鈴木京香さんの差し入れ。








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音楽塾 その12

2019-04-08 | 上の娘ごと

更新が滞りがちですみません。

あっという間に1週間が過ぎてしまう感覚、仕事を

始めてからさらに強くなって、怖いくらいです。

音楽塾、しつこくまだ続きます😅

大切なことを書いていませんでした。

3月24日の東京公演では、公式発表された通り、

小澤先生は指揮者として指揮台に立つことは叶い

ませんでした。

しかしながら、最後にとてもとても嬉しいサプラ

イズがあったのでした。

「カルメン」最終幕が、カルメンとドン・ホセの

衝撃的な最期のシーンと共に幕を下ろし、同時に

割れんばかりの拍手とブラボーの声が沸き起こり

ました。

再び幕が上がり、出演者たちが順番に紹介され、

そのたびに称賛の拍手が送られました。

オーケストラももちろん紹介され、出演者の方々か

らも観客席の方々からもたくさんの温かく大きな

拍手を頂いていました。

その時点ですでに観客は、手が痛くなる程の拍手

を送り続けていました。

再び幕が下り、次に幕が上がった時には、カルメン

に手を引かれて舞台に現れたまるで仙人のような

オーラを纏った小柄な男性が。

その方こそが小澤征爾先生。

一瞬の動揺の後、すぐに心から待ち望んでいた方

ご本人の登場であることに気付いた観客たちは、

手の疲れなどどこかに吹き飛んでしまったかのよ

うに、まさに万雷の拍手で迎え、まるで示し合わ

せたウェイブのように立ち上がり、私が見る限り

おそらく全観客がスタンディングオベーション

で、大きな喜びとご病気を押してまで登場された

熱意に対する尊敬の念とを表現していました。

その光景は初めて見るもので、素晴らしいオペラ

を観賞した後の感動とはまた別の、小澤征爾とい

う一人の人間のその存在の圧倒的な大きさ、強さ

を目の当たりにしたことによる感動、それをその

場にいる人たちと共有することでこれだけのエネ

ルギーが生まれるのだなという新鮮な驚き、そう

したものをどこか客観的に見ていました。

そのエネルギーに満ち満ちた空間に立ち会うこと

ができたこと、とても嬉しかったし、とても幸せ

でした。



上の娘の京都土産。

























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音楽塾 その11

2019-04-03 | 上の娘ごと

小澤先生は、「本物」、「一流」というワードを

よく使われ、「一流に触れなければいけない」、

「本物を知りなさい」とおっしゃいます。

娘からこのことを聞いた時、遠い昔、私も同じよ

うなことを言われたことを思い出しました。

学生時代、家庭教師やケーキ屋さん、ドーナツ屋

さん、広告代理店の事務や製薬会社の事務といっ

たアルバイトをして来た私ですが、単位もほぼ取

り終わった4年生の約1年間は、当時銀座にあった

紙パルプの代理店会で週3日程、9時5時でアルバ

イトをしていました。

大手の製紙会社をリタイアされた方が代理店会の

会長をされていたのですが、その方がとても良い

方で、アルバイトの私を3回に1回は昼休みに外に

連れ出して、老舗の洋食屋さんやトンカツ屋さ

ん、鰻屋さんなどでご馳走してくださいました。

そしてその帰りには、いつも必ず三越か松屋に寄

り、上階で催されている一流画家や陶芸家、彫刻

家の個展を一緒に見て回りました。

その時にいつもおっしゃっていたことが、これで

す。

「若い時から本物を見ないといけないよ。今はわ

からなくても、こうやって見ていればいつかきっ

とわかるようになるからね。」

この言葉は、折に触れてふっと思い出す言葉なの

ですが、娘の話を聞いて、また鮮やかに浮かび上

がってきました。

若い時に、人生において大切な一言を言ってくれ

る大人に出会うというのはとても幸運なことなの

だなと改めて思いました。

この会長さんは、どら焼きであれば、上野のうさ

ぎやさん、ケーキであれば、パレスホテル東京の

オレンジケーキと決まっていました。

何度も持たせてくださって、それも良い思い出で

す。



目黒川沿いの夜桜。




ダンス発表会の後、再びお花見。

同じ場所でも、日のある時と日が落ちてからでは

風情が全く違いますね。

自然光で見る桜もライトアップされた桜もどちら

も美しい。























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目黒川の桜

2019-04-02 | 下の娘ごと

日曜日、下の娘がレッスンを受けているジャズダ

ンスの発表会がありました。

場所は、中目黒のキンケロシアター。

愛川欽也さんとうつみ宮土理さん創設の劇場。

この時期、中目黒といえば、目黒川沿いの🌸。

なので、発表会開始時間のだいぶ前から行って、

上の娘と一緒にゆっくりお花見もして来ました!

前夜、強めの雨が降っていたのでちょっと心配し

ましたが、翌日はまさにほわほわの満開。

花曇りの日曜日、人出ももちろんすごかったです

が、目黒川の両側沿いにひたすら長く続く薄ピン

ク色の桜並木はそれはそれは美しく、圧巻でし

た。

夕刻の🌸です。































ダンスの方は、前回よりもまたさらに上達してお

りました。

下の娘が尊敬している劇団四季出身の先生が、こ

れまでのダンスの学校を辞め、別のダンス教室に

移動されたため、生徒数人がごっそり先生に付い

て行き、新しいダンス教室に入り直しました。

今回、娘たちのチームに先生もメンバーとして参

加、一緒にダンスを披露されていたのですが、何

と言っても劇団四季ご出身ですからね、もう基礎

から技術から何から何まで全てが違いすぎて、他

のメンバーとの差が歴然。

むしろ、ソロでダンスする姿をしっかり見たかっ

たです。

カッコ良すぎました。





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