クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

ノートルダム寺院

2019-04-17 | 日記

なんてことでしょう。

パリのノートルダム寺院。

悲しすぎる。

辛すぎる。

まさかこんなことが起きようとは。

信じられないし、信じたくない。

パリの街の至る所に点在する数多くの素晴らしい

建造物の中でもとりわけ大きな存在感を示し、パ

リの象徴である大聖堂。

6年半の駐在中に何度足を運んだことか。

セーヌを挟んだ対岸から、あるいは少し離れた場

所から、いったいどれだけの回数その姿を見たこ

とか。

夏の晴れ渡った青空に、冬の厚い雲に覆われた灰

色の空に、どの季節にもよく映えて、絶対に揺ら

ぐことのない絶対的シンボルと信じていた完全無

欠な美しい姿。

パリの市民はどんな思いで、炎に包まれた大聖堂

を、崩れ落ちる尖塔を見つめ続けていたのでしょ

う。

あの場所から今は遠く離れてしまったけれど、あ

の頃のかけがえのない日々を久しぶりに思い返

し、

アルバムを開きました。

きっと何枚もあるであろうと思っていたノートル

ダム寺院の写真が、意外にも見つからない。

CDには落としてあると思うけど、パリの風景は

日常過ぎて、アルバムの中はフランス国内旅行や

ヨーロッパ各国旅行の写真ばかり。

ようやく見つけた写真がこれ。






下の娘の頭の上に見えます。





おそらく、左上に見える細い塔が燃え尽きて崩れ

落ちた尖塔かと思います。










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