クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

完璧な暗譜にするには

2016-10-01 | 上の娘ごと

本番を1週間後に控えている上の娘。

これまでであれば、暗譜はとっくに終え、弾き込みに入ってる頃なのですが、

今回は暗譜もいまだ完璧とはいかず、かなり苦戦しています。

もちろん、ほぼほぼできてはいるのですが、本番で弾くにはまだ足りないのです。

本番では何が起こるかわかりませんからね。

昨日は、Y先生のレッスンがありました。

K先生に、

「バッハは暗譜が難しいです。」とか「なかなか暗譜ができません。」

などと言おうものなら、

「え?なんで?どこが?」

と取り合っていただけないであろうことは想像に難くないので、

K先生には絶対に言わないのだそうです。

Y先生には、少し言えるような気がするそうですw

実際、言ってみたそうです。

すると、

「あぁ、あそこでしょ? わかるよ、あの速いところでしょ?」

と、わかってくださったのでした。

そして、こうこうこんなふうに覚えればいいんだよ、といった感じで、

間違えないコツや覚え方を教えてくださったそうです。

それを聞いた娘、Y先生のような天才肌の先生でも、

覚え方を工夫したり、自分なりの方法を探っているんだなぁ、

と驚きを感じつつも、勇気をもらった気がしたそうです。

レッスンが終わり、次回のレッスン日も決めた後、

「じゃ、本番、頑張ってね。」

と、しっかりと目を合わせて、Y先生は激励してくださいました。

これは、本番前、最後のレッスンの時に必ずやってくださる儀式のようなこと。

まるで気を注入してくださるような感じだそうで、

その時の目力があまりに強いので、いつも自分から目を外してしまうのだそうです。

「しっかり受け止めなきゃだめだよ!」

と言っているのですが。


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