上の娘、昨日は、2016年最初のレッスンがありました。
K先生のレッスンです。
用意していったものは、スケール、パガニーニのカプリス1番、
チャイコフスキーのコンチェルト第1楽章。
その前日は、これまた今年最初のAオーケストラの授業がありまして、
遅い時間に大学から帰ってきたのでした。
その時間から翌日のための練習を始めるにあたり、また例のごとく、
「あ~~、どうしよう、明日のレッスン! どれを優先しよう・・・ どれもダメだ~
今はどれに力を入れるべきかな・・・ スケールはなんとか見せられる。
パガニーニは全然弾けてない。 もはや見せない方がいいレベル。
チャイコンもやばすぎる。 だけど、やっぱ、チャイコンだよね?
うん、とりあえずチャイコンやる!」
と、あわあわしながら、うだうだ喋って、自分で結論を出して、練習に入りました。
どうして黙って静かに練習に入れないんだろ。
成人となった今年は、その辺りも成長してもらおう。
この日、娘は11時半からのレッスンだったのですが、
娘の前の順番の学生がまさかのドタキャン。
K先生から、「今どこ?」と娘に電話が入ったそうです。
授業はなかったのですが、早めに大学に行って練習室で練習していた娘、
すぐにレッスン室に向かいました。
この日は45分のレッスンの予定でしたが、おかげで80分見ていただけたそうです。
ドタキャンした学生については、K先生一言、「やる気ないな。」
非常にお忙しい先生のレッスンを直前でキャンセルするというのは、
余程の事情がない限りありえないことです。
肝心なレッスンの方ですが、
K先生は、いつでも(ようやく譜読みが終わった程度であっても)、
最初から最後まできっちりインテンポで弾かせる方なのですが、
今回持って行ったチャイコフスキーは第1楽章だけでも約18分という長さ、
後ろ数分が練習不足のため、まだインテンポでは厳しく、
そこまで進むとぐだぐだしてきてしまったそうです。
いつもならテンポが遅れることを許さず、
手拍子を打って、無理にでもインテンポで弾かせるか、
それもできなければその場で少し時間を与えてさらわせるか、
それでも無理ならレッスン終了になるか、いずれかなのですが、
この日は、「そこからゆっくり弾きなさい。」と言われたそうで、
娘もびっくりしていました。
「ちゃんと練習はしたのね。」と、練習をさぼっていたわけではないことは
わかってくださったそうです。
チャイコフスキーのコンチェルトは、K先生がインテンポでなくても
許してくださるくらい難しい曲ということだと思います。
娘が成人の日に着た振袖ですが、
しばらく部屋干しした後、ネットで検索した動画を見ながらたたみました。
成人の日、振り袖姿で友達とお昼ごはんを食べるというので、
「ソースが飛ぶからパスタは絶対ダメだからね!」
と、大判ハンカチとタオルを持たせ、
「お着物にシミを作らないよう死守してね!」
と、しつこいくらいに言い聞かせて送り出しました。
表参道の「Eggs'n Things」でパンケーキを食べたそうですが、
帰って来てから、目を皿のようにしてシミがないか確認。
無事でした。
良かった


次の出番は、2年後です。
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