クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

懐かしいお顔

2014-05-25 | 日記

最近、テレビでよく拝見する懐かしいお顔。

集団的自衛権をテーマにした討論番組では、

必ずと言ってよいほど出演されています。





国際大学学長であり、安倍首相のブレーンをされている、

北岡伸一先生。





私の大学時代のゼミの先生でした。

なんてことを言うと、非常におこがましいのですが、

ゼミでお世話になったのは事実。

でも、それも1年間だけで、

次の年には、もう少し楽と言われていた他のゼミに移ってしまった

根性なしの学生でした。

当時、先生は、

「僕はリベラリストだから。」

とおっしゃっていましたが、今はどうなのでしょう。

ジェントルマンな立ち居振る舞いで、

今と同様、淀みなく、流れるように、淡々と講義される先生でした。

私は本当にダメダメな学生でしたが、

たった一度だけ、ゼミで取り上げてくださったレポートがありました。

何をどう評価されたのか最早何一つ覚えていないのですが、

確か、ベネディクトの「菊と刀」の中に出てくる日本人の恥の文化について、

何か適当なことを書いたものだと思います。

ゼミの他に、日本政治史と国際政治学(だっけ?)の授業を履修しました。

北岡先生の日本政治史は、法学部だったら絶対に取っておかなければいけない

と言われる必修中の必修科目だったのを覚えています。

でも、その内容について、私の中に何も残っていません・・・

あー、本当に残念すぎる私。

先生が、国連の全権特命大使などをされていたのも存じていましたが、

すでに2年前に東大の教授を辞されていたのですねー

あ、念のために言っておきますが、

まあ、わざわざ言わずともおわかりでしょうが、

私は東大出の才女ではないですよw

北岡先生はその昔、母校の東大に戻られる以前に、

某R大学の教授をされていたのです。

私はその時の学生です。

大学では、様々な先生の講義を受けましたが、

北岡先生ほど、強く印象に残っている先生は他にいません。

当時から、紙一重の天才と言われていました。

確か、最速で教授になられたと記憶しています。

夏のゼミ合宿で、かなりの腕前のテニスをされていたのも良く覚えています。

懐かしいお顔をテレビで拝見し、

ふと昔を思い出してしまいました。





集団的自衛権、非常に難しい問題で、

国民全員が納得する結果になることは絶対にないと思いますが、

日本の周辺諸国との関わりが少し前とは違ってきているのは確か。

変化に柔軟に対応することも時には必要なのかな・・・




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