クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

K先生門下発表会

2014-05-18 | 上の娘ごと

昨日は、「K先生門下発表会」でした。

杉並公会堂の小ホールにて。

今回は、超絶技巧の難曲であることと、

課題として出されてから発表会までの期間が短かったことで、

納得のいくレベルまで持って行くことができていなかった娘。

本番2日前のピアノ会わせでも、散々だったのですが・・・

毎回、なんだかんだと駄々を捏ねたり、萎えまくりながらも、

最終的にそれなりのところまで持っていくのが上の娘マジック。

本番前日(もう当日か)、午前1時より、家庭内発表会。

ようやく最初から最後まで人前で弾くことが許されるレベルに達したからと、

招集がかかりました。

下の娘、まさに寝ようとしていた時だったので、

最初から最後まで完全に寝ていましたが、

夫もうたた寝の最中だったので、

同じく最初から最後までほぼ寝ておりましたが、

私は1人、目を爛々とさせて聞き入りましたよー

よし!行ける!

よくぞ、ここまで持ってきた!

切羽詰った時に発揮される能力凄まじい。

そんなわけで、全く不安を感じることなく、当日を迎えた私です。

あ、本人は、不安と緊張でいっぱいです!

当日はですね、

上の娘は、午前中、室内楽の授業が入っていたので、

ドレスや靴をキャリーに詰め込んで大学へ行き、

午後から会場へ。

発表会は午後からですが、午前中リハがあって、それには出られませんでした。

下の娘は、午後1時半から80分授業、

私は、午後1時から高校の役員会、

というわけで、それぞれ同じ頃終わったので、

待ち合わせをして会場へ向かいました。

娘の出番は最後から4番目。

K先生の発表会は、毎度必ず時間が押すので、楽勝で間に合うと思っていたのです。

ところが、後で知ったのですが、

今回、K先生は、ソリストとして出演されるチャイコフスキーのコンチェルトの演奏会を

翌日に控え、

さらに発表会当日の夜には、障害をお持ちの方のみ対象のゲネプロも行うということで、

遅れないようにと非常に時間に厳しかったそうなのです。

1人当たりの持ち時間は12分としっかり決められていたそうで、

予想していた以上にさくさく順番が進んだそうです。

なので、下の娘と私達が電車に乗っている時に、上の娘から、

「ママ、どこ? もう次の次だよ!」

とLINEが来た時には、焦りました。

約12分x2=24分、き、きびしい。

駅に着いてからは、道行く人に場所を確認しながら、

走りました。

娘が、事務の人に相談して、順番を1つずらして頂きました。

換わっていただいた方にはとても申し訳なかったですが、

おかげで、なんとか間に合いました。

肝心な娘の演奏ですが、

前日より進化していました。

もちろんいろんな面でまだまだだとは思うのですが、

超絶技巧曲をここまで弾けるようになったかー

と感慨深かったです。

K先生からの講評はまだ頂いていませんが、

伴奏の先生からは、袖に引っ込むなり、

「合わせの時より断然上手くなってた!

 最後の速いパッセージもすごく良かった!

 2日で良く頑張ったね!」

と褒めていただけたそうです。

家に帰ってから、夫の撮った録画を見ましたが、

課題もはっきり見えたので、

さらに精進してほしいなと思います。











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