クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

発表会を目前にして

2013-05-31 | 上の娘ごと

K先生門下発表会を2週間後に控えた先日、

上の娘が言いました。

「ママ、弓の持ち手にひびが入ってる!」

え・・・・

見ると、

黒檀材の持ち手(フロッグ)、スティックに近い部分に、

スティックに沿って3cmほどのまっすぐ細いひびが。

・・・これはまずいんじゃないか?

肉眼では深さまではわからないけれど、

傷程度ではなく、明らかにひび。

発表会は2週間後に迫っている。

弓はもう一本あるけれど、

ここ1年ほど、こちらの弓を使い続けてすっかり馴染んでいるし。

発表会まであと2週間、なんとかいけるだろうか。

すぐにでも修理に出すべきだろうか。

とりあえず、K先生の指示を仰ぐことに。

すると、

「それは大変! すぐにTさんに見てもらいなさい!」

というお返事が。

そうか、やっぱり一大事か。

Tさんというのは、K先生御用達のヴァイオリン製作および修理をされる方。

大切なヴァイオリンや弓のメンテナンスは、

信頼おける方にお願いしないととんでもないことになります。

Tさんは、イタリアのクレモナ国際ヴァイオリン製作学校で4年間学び、

クレモナの工房で6年修行された方。

娘は、K先生門下になってから、何度もTさんにお世話になっています。

早速、娘は予約を取ろうと連絡しましたが、

電話もメールも応答なし。

海外にいらしていたようで、

昨日の午前中になって、

その日の「午後4時から空いています」とお返事をいただきました。

このお返事はもちろん娘の携帯へ来ましたが、

こういう大切なメールが授業中でも当たり前に届くので、

学校にいてもチェックを怠ることができません、高校生ですけど

実際、昨日は下の娘はピアノのレッスンがあったのですが、

「レッスン室の場所が変更になる」という先生からのメールが

やはり授業中に届きました。

さて、お返事を頂いたので、

もちろん修理をお願いしたかったわけですが、

昨日は、オーケストラも室内楽も個人レッスンもなかったため、

また、まさかお返事を頂いたその日に予約を取れるとも思わなかったので、

ヴァイオリンを家に置いて行ったのですね。

「ママ、どうしよう

と泣きついてきたわけです。

それはもうしかたないでしょう。

「持っていってあげるよ

と私。

Tさんにお会いしておきたいという気持ちもありましたしね。

そして、雨の中、ヴァイオリンを背負い、

娘との待ち合わせ場所まで行きました。

Tさんの工房は遠い

池袋からは、有楽町線、半蔵門線、世田谷線を乗り継いで行きました。

初めて世田谷線に乗りました。

三軒茶屋のホームを見て、

箱根登山電車?!と思ってしまった私です

二両編成だし。

写真は世田谷駅。









すごい・・・

駅と住宅がぴったりくっついてる

しかも改札がない


続きはまた後で書きます。



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