九州釣遊記
フライフィッシングを中心とした釣行記と日常いろいろ
 



満を持して今月発売されたK・Bullet SP #8 10’ 4PC



フライロッドのアクションは大きく分けて、

○軽い感じがする反発力重視、しかしリフティングが弱い…
○ずっしりとした手応え、実釣のリフティングは良いが反発力が弱い…

大体この2パターンのタイプに分かれると思います

しかし、PCと同じようにカーボンの世界も日々進歩しているいようです。
カーボン接着技術の進化と日本製東レの50トンカーボンのフライロッドへの使用。デザイナー泣かせの徹底したトライ&エラーの繰り返しで、反発力と粘りを備えたロッドになったそうです。

単純な重量を量ってみました。
K・Bulletシリーズで比較すると、10フィートになったにもかかわらず9フィートで同じ4ピ-スのWT #8より軽く、2ピースで9フィート8インチのディスタンスシリーズよりかなり軽くなっています。

あと、フェルールがスリップオーバータイプになってますので、ロッドの直径もスピゴットフェルールのWT4ピースより太くなっており、スリップオーバータイプのディタンスシリーズと同じくらいの直径になっています。
それでもトータル重量減ですから、技術の進化を感じます。


ようやく試投しました。



リールシートはWT#8のウッドから、カーボンアルミに変更されているため、完全にソルト仕様になりました。
あえて1つだけ言えば(好みの問題ですが)、相変わらずバットエンドが好きになれないので、WTのバットエンドに変更してみます(笑)


ネジ式はそのまま継承なので、このようにバットエンドの交換を楽しめます(笑)
WTのバットエンドもあまり好きではないので、また自作しようと思っています(笑)

キャスティングの感想です。
○実釣に重点を置いたロッドなので、パラボリックアクションですが、カーボンのトン数が高いので反発力が強く、向かい風でも快適にフォルスキャストが出来ました。ディスタンスに比べればループはややワイド気味になりますが、振りで調整可能です。
○この反発力は今までのような軽い感じではなく、リフティングにも強いタイプのロッドようなトルクを伴った反発力だと感じます。

現在のK・BulletはNEW SD以降、NEW LSや現在のSPはJapan madeには変わりないそうですが、テンリュウ製ではないそうです。

エキスパートディスタンスラインで連続フォルスがとても気持ちの良いロッドだと感じました。ラインカットで長さを間違えたのでシュートはうまく出来ませんでしたが、今度うまくセッティングしてみてシュートしてみます(下手ですが)

このポテンシャルで5万円台はかなりお買い得だと思います!

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コメント
 
 
 
SP#8について (まさ)
2011-04-07 10:41:47
はじめまして。
大阪に住んでるものです。
SP#8について教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

今、ケンキューブのパワーヘッドS #6の4ティップチェンジャブル(16~19g)を持ってるのですが、SP#8で投げれる感じでしょうか。
最終的には、シングル#8のラインを買おうとは思っています。

NEW SD#10を持っていますが、軽くていいです。ぶれも少ないです。








 
 
 
まささんへ (shallowriver)
2011-04-07 18:44:10
初めまして。コメントありがとうございます。
K・Bulletたくさん持ってらっしゃるようですね(笑)
たぶんパワーヘッドS#6は軽いと思います。一応研治さんに確認してみて下さい。

SP#8の感想は書いているとおりですが、今まで私が使ったことがあるロッドの中では、向かい風でもループが負けにくいロッドだと思いました。
アクションは実釣向きのミディアムアクションなので、ワイドループ気味で使うには良いと思います。

NEW SD、振らせてもらったことがありまして、軽い反発力が別物のロッドになってましたね!めちゃくちゃ飛ぶしですね!
 
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