九州釣遊記
フライフィッシングを中心とした釣行記と日常いろいろ
 



国内の鱸は、近海ではマルスズキがメインで、外洋の磯ではヒラスズキです。近年では養殖魚が逃げた個体として、マルスズキに混じってタイリクスズキも見られます。

一般的な釣場と言える湾内では、マルスズキがメインです。私は、関門海峡でハイブリッド型のタイリクスズキも釣ったことがあるので、少しづつタイリクスズキも拡がっているようです。
このように、一般的にスズキと言えば、マルとタイリク、もしくはそのハイブリッドの話が多いと思います。

しかし、学説の中には、国内第3の鱸として、有明海固有種の存在が上げられているそうです。DNA分析でも、単なるマルスズキやタイリクスズキとは違うそうです。日本列島が大陸から分離していった約1万年前から生息して、外海との出入りが活発ではない、有明海固有の環境に適応するように、代々DNAを受け継いできたとか。
現に、有明海には固有生物も数多く存在するわけですから、ちょっと違った種類の鱸の存在も有りだと思います。

前置きはここまでにして、昨晩、潮が合ったので地元にスクランブル発進。

現地に着くと、単発ながらボイル発見。

何流してもダメでしたが、Kuちゃんが凄みの技でキャッチ!ベイトはバチ?のようでした。



有明鱸の威風堂々とした体高と厚み。この写真ではわかりませんが、ダップルもはっきりしてました。

地元の魚、迫力の魚体です!

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