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プレースタイル

2005-11-12 16:03:22 | 高校・ユースサッカー
去年、今年と光星サッカーを見ていて感心することがある。

コーチ陣の指導によるところが大きいと思うが、それはどの選手も審判、相手チームに対して決して文句・批判を言わないことだ。

最近の高校・ユースチームの多くの選手が審判に対して文句を言うようになった。
おそらく社会人、Jリーガー達を見て真似しているのであろう。また、それを冗長する監督やコーチが存在する。

例えば相手にスライディングで倒された時、『オイェッ!』という言葉を発し、相手選手を恫喝してみたり、、、

 しかし、高校生のうちは、そのようなプレースタイルはやってほしくない。
アピールすることに気を取られ、最後まで真剣に努力するのを怠るような気がするからだ。

また、ルールについてはあまり詳しくないのだが、ペナルティエリアでのシュミレーションは厳しく判定してもらいたい。

(無理にドリブルを仕掛け自分からダイビングするなど、というか最初から倒れる準備をしている ^_^; )

守備する側にとっては、そのプレイによってゲームを失うかも知れない大事なプレイだ。
シュミレーションする選手もある程度リスク(黄・赤カード)を背負ってプレイすべきである。

それよりも、相手の厳しいチャージに屈することなく、力強く前を向いてゴールを目指して欲しい。


#少し古い話になるが、先月行われた高円宮杯 準決勝
 札幌ユース VS 滝川第二
 についての江藤氏のコラムを紹介しておく。

ふっとぼうず(江藤高志)

まあそんな話はさておき、この試合は審判がひどかった。東城さんが吹いたのだが、なにしろカードが多すぎる。ちょっとした接触プレーですぐにイエロー。激しくはあるが、ファールですらない接触で試合を止め、カードが連発されていた。激しいプレーと汚いプレーとを混同させ過ぎだった。2試合目のヴェルディユース対広島ユースを吹いた野田さんが、試合を止めない素晴らしいレフリングを見せていたことと比較すると、東城さんの神経質さが際立っていた。札幌ユースは、この試合を勝利して決勝戦へと駒を進めたが、2名の選手が出場停止となってしまった。この日国立競技場で行われた準決勝2試合の笛の基準がそれぞれで違いすぎており、これでは選手たちがかわいそうだと思う。なかなか難しいが、せめて準決勝から。できれば準々決勝あたりから、1試合当たりのイエローカードの枚数が同レベルの審判を起用できれば、こうしたジャッジの格差による不利益はある程度回避できるのではないだろうか。

ちなみに、ここしばらくのJの笛の基準はかなり改善されてきていると思う。一時期は軽い接触ですぐに笛を吹いていたが、それに対する批判が続出するなかで、かなり流すようになってきているように感じる。そうしたJの流れにも反した笛だっただけに、東城さんの笛はちょっと異質に感じられた。

さらに余談だが、9日早朝に放送されていたW杯欧州予選のスイス対フランスの笛は最高だった。ああいう試合を見ると単純な日本の審判批判が出てくるのだが、日本の笛の基準が今、こうした形で作られているのは、プレーする選手にも責任の一端がある事は明記しておくべきだろう。彼らが審判の笛に対してリアクションする事が、長い時間をかけて今の笛の基準を作ってきたとも言える。簡単に言うと、ちょっとした接触ですぐに倒れる。笛を吹いてもらえなければすぐに抗議。今の笛の基準が、そういう選手のアクションの繰り返してできあがったという事も忘れてはいけない。もちろんサポーターにも責任の何割かはあるのである。体をぶつけあってボールを奪い合うプレーよりも、接触プレーでコロコロ倒れる選手たちに声援を送ることで、無自覚な共犯者になっていたのである。なんにでも因果はつきまとう。


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