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跳べないジャンプ 失速、女子フィギュア ~グランプリFinal 第2日FS

2006-12-18 07:46:48 | 女子フィギュア
 前日のSPの滑りを観て、真央の2連覇を確信したのは私だけであったであろうか。
日本選手以外で優勝の可能性があったのは、韓国のキム・ヨナだけ。
真央、ミキティ、キム・ヨナが3人とも「ノーミスやる」なら、おそらくSPの順位のままの結果であったであろう。
村主だって、上位4人がミスれば充分に表彰台の可能性はあった。

しかし、日本女子フィギュア陣にとって、思ってもみなかった大変厳しい結果が待っていた。




 グランプリFinal最終順位
                    SP  FS   合計 
1 金 妍兒   (KOR) 65.06 119.14 184.20 
2 浅田 真央 (JPN) 69.34 103.18 172.52 
3 サラ・マイヤー    (SWI) 59.46 110.82 170.28 
4 村主 章枝 (JPN) 55.14 103.64 158.78 
5 安藤 美姫 (JPN) 67.52  89.80 157.32 
6 ユリア・セベスチャン(HUN) 49.40  93.29 142.69 



 ◆村主章枝
  全体的に元気がない滑り。
  昨日のSPに続く2度のジャンプでの大失敗で雪辱ならず。

 ◆金妍兒
  う~ん。隙なしキム・ヨナ!
  ダブルアクセルの着氷時、バランスを崩すも、ほぼノーミスの演技。

 ◆安藤美姫
  ファーストジャンプで抜けてしまう失敗の後は、
  4つのジャンプ全て1回転となってしまい、もうボロボロ。
  観ている方でも大変辛いものがありました。
  跳べないジャンプ。 タイミング?それともメンタル?
   「自分の力が出せず悔しい。体に力が入らず体調が悪い」
  
 ◆浅田真央
  ファーストジャンプのステップを入れたトリプルアクセルで尻もち。
  続くコンビネーションも失敗。トリプルルッツも転倒とこんな真央を初めて見た。
  レベル4を狙う、ステップを入れたトリプルアクセルは公式戦では決まった事がないという。
  前向きに踏み切るトリプルアクセルは真央の専売特許。
  それをより難易度を高めた事前のステップは、トリノ五輪の時
  「4回転サルコー」にこだわったミキティを彷彿させる。


すごく期待していただけに非常に残念です。
まさか、3人ともフリーで失敗してしまうとは思ってもいなかった。
跳べないジャンプには、それぞれ理由があるだろう。
でも、私は失敗しても果敢にチャレンジしてほしい。コケたっていいではないか。

この失敗を糧に、次の世界選手権での活躍を期待したいと思います。

 ※演技のFinshの時、選手の指先ばかり狙うテレ朝のカメラマンには辟易しました。


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