生きてます。(笑)
高校サッカーに限らず、サッカー観戦するのは本当に久しぶりのこと。前記事を書いてからほぼ3ヶ月が経つんですね。そして、あっという間に選手権・・・。 つい先日までは半袖で過ごしていたのに今日は長袖でも寒いくらいの陽気。今日はもう10月10日で昔の体育の日。選手権の声を聞くと冬は駆け足でやってきます。
高校生活のラストを締め括る大会「選手権」。
1次予選については、当然勝ち上がってくるだろうと高を括り結果速報を見て安心していました。しかし、2次トーナメントに入り俄然厳しさ増してきたように思われます。埼玉新聞の下馬評でも優勝候補は浦和東と西武台。武南はあくまで2番手グループに過ぎない。でも仕方ないと思います。インタハイ予選でノーシードにあんなだらしのない負け方をしたんですから。今日の相手、川越南は毎年決勝トーナメントには勝ち上がってくる実力校。決して楽して勝てる相手ではないしインタハイの頃の調子では危ういとも感じていた。
しかし、どうやら私の杞憂に終わったようです。
◆選手権2次トーナメント 1回戦 | ||||||
日時:平成21年10月10日(土) 12:30 会場:尚美学園大学 | ||||||
川越南高校 |
0 |
0 |
前半 |
3 |
4 |
武南高校 |
0 |
後半 |
1 |
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得点 |
前半14分 |
15 岡部佑允(武南) |
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前半27分 |
2 馬場敦大(武南) |
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前半35分 |
18 橋本 開(武南) |
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後半30分 |
11 齋藤 燿(武南) |
<<武南Start>> 16藤井 15岡部 9野溝 10成田 7田中 6平野 4石田 2馬場 18橋本 5南原 1丸山 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 交替 後半22分 10成田→ 8東 (武南) 後半28分 16藤井→11齋藤(武南) 後半34分 15岡部→24三浦(武南) 4石田→ 3冨永(武南) 後半38分 2馬場→14和氣(武南)
序盤
夏の頃とは若干ポジションを入れ替えてきました。
FW野溝を左ウイング、ボランチ成田を右ウイング、センターバック石田を左サイドバック。
以前よりも攻撃に重きを置いたメンバー配置ではないでしょうか。
起ち上がりからボールポゼッションは川越南を圧倒する。
中盤をほぼ制しているので、サイドへ楽に展開していたように思う。
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前半14分
成田がペナルティエリア右でDF2人を粘りに粘ってかわす。
そして、岡部へのスルーパスが通りGKとの1対1へ。
岡部、冷静にGKを位置を見てゴール左へ流し込んだ。
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前半27分
またしても成田。
成田が中央右でボールキープ。右サイドを駆け抜けるSB馬場。
当然スルーパスを供給するものだと見ていたがタイミングがズレ馬場がスピードを緩める。
これを見た川越南DFも馬場へのパスはないと見切った。
だが成田がワンテンポずらして馬場へのスルーパスを送る。
これに素早く反応した馬場は一人を絶妙の切り返しでかわし左サイドを揺らした。
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前半35分
成田の右コーナーキック。
ゴールファーへ高く上がったボールに4人くらいの選手がヘッドで競り合う。
こぼれたボールに反応した橋本がゴール左へ。
※DF橋本はコーナーキックの時には高さを買われあがっていました。
試合をほぼ一方的に制し、危なげなく前半を終える。
前半で目立ったのは、右サイドの成田、馬場の絶妙なコンビネーション。
2対2なら簡単にワンツーで突破する場面が数多く見られた。
逆に左のコンビは上手く噛み合っていなかったと思う。
(石田君はやはりCBが向いているのでは)
後半8分過ぎから、川越南も前線で激しいプレスをかけてくる。
しかも予想通り主審の笛も徐々に川越南に有利に吹いていた。
攻められてはいるのだが、キモを抑えているというか決定的な場面を許さない。
リスクマネージメントは万全だったと思います。
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後半30分
カウンターから、中盤で岡部がヘッドで競り合う。
このボールが前線で張っていた途中出場の齋藤に渡った。
見事な個人技で相手DF2人を振り切り、フィニッシュは右サイドネットに突き刺した。
斎藤、まだ1年生だという。
武南Jr出身の生え抜きであり、今後もこのような選手が出てくること願っている。
そう、武南Jr→武南高校への6年計画での育成が結実することを。
2回戦の対戦相手は、最初のヤマであろう浦和東。
埼玉の高校で関東プリンスリーグに出場している2校が早くも激突する。
くどいようだが、下馬評では浦和東が有利。
でも、ちょっと待っていただきたい。
クラブユース、高校の強豪が顔を揃える関東プリンスリーグにおいて武南は来季1部昇格となった。
(浦和東は2部残留)
関東プリンスリーグ1部昇格の実力がフロックではない事を是非魅せつけて欲しい。