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ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

起業家の志と難題に向かう姿勢『破天荒フェニックス』

2021-05-08 08:01:04 | 経営・リーダーシップに必要な事
起業家、あるいは起業しようとする人にとって良い参考資料となることは間違いない。但し小説のように金銭感覚が少々麻痺し上手くいくことは滅多にないことを覚悟しておくべきかもしれない。私的にも海外含め過去4社立ち上げ3社は生き残っていない。起業家としてのチャレンジは常に必要だが特に資金・キャッシュフローには要注意が必要だ。更に、銀行との付き合い方も経営者は要注意しておくべきだ。成功するには、経営者自らが率先しアイデアと行動を起こす、あとはチームワーク、適材適所の人材を選択し、力強く後押しできる体制も必須だ。メンター(経験者として)の起業家のポイントは下記だ。
経営課題とポイント
    財政改善:キャシュフロー・支払い条件
    商品改善:製品群・ブランド・価格
    競合対策:価格・ブランド・製品ライン・店舗展開
    価格競争対策:競合との差別化
    新製品投資:投資と収支・価格・ブランド・製品ライン(自社ブランド・OEM)
    広告宣伝対策:予算と目的・ネット広告・展開(メッセージ)、期間
    顧客対策:製品対象像・ラインナップ・自社店舗・フランチャイズ店
    自然災害対策:地震・火災・台風(停電・生産ライン停止・人材補填)
    海外戦略:海外事情把握(競争相手・市場性・商習慣・貿易業務(法的情報)・専門家)
・更なる飛躍へのポイント
    競争力:資本金・投資金額・販促力・ブランド力・店舗数・商品化価値
    社員教育:決断力・販売力・行動力・率先力、最後に統率力(結束力)
    社長おより幹部の提案力・仮想力(予測・目標)・説得力、最後に実行力
『破天荒フェニックス』田中修治
人生を大きく変えるため、倒産寸前のメガネチェーン店を買収した田中。しかし、社長就任 3 か月で銀行から「死刑宣告」が下される。度重なる倒産の危機、裏切りに次ぐ裏切り、決死の資金繰り……。何度も襲いかかる絶体絶命のピンチに破天荒な施策で立ち向かっていく。実在する企業「 OWNDAYS 」の死闘の 日々を描いた、ノンストップ実話ストーリー
「波乱万丈」、一か八か「大博打」とでも言うような商売を展開していく。社長の決断と行動は「金はないけどスピードには自信がある」の如く他者との競合は、何を持って優先するか、しなければならないかを十分理解し、即決することだ。金がなければアイデアを出し、スピード感を持って行動することで安売り眼鏡店からの脱却を図る
・文中の言葉
    「20億の売り上げしかないのに14億の負債を抱えているということは、2tトラックの荷台に1.4tの砂利が載っかっているようなもんだ」
    「金の苦労が無くなれば自分なんかいらない。金の苦労があるから自分が必要とされているんだ」
    「やっぱり百聞は一見に如かずだ。これは観に来ないと絶対にわからない。決算書なんかじゃ伝わり切らないものを持っている勢いと、とんでもない可能性が改めてわかりましたよ」

上司として対局を見極める冷静さの必然性『誉れの競べ矢』

2021-05-06 11:43:16 | 経営・リーダーシップに必要な事
@「誉れの競べ矢」上司たるもの見るべき所、判断すべき所を間違えてはならない。上に立つものは、決断する前に対局を冷静に見極め何を優先するべきなのかを判断する事である。 現代も然り、リーダーシップの判断材料を疎かにするのは、数少ない材料(情報)から対局を冷静に見極める力が足らないからだ。そこには経験値も必要だがこの冷静さの重要だということを忘れてはならない。それは時として「時間」もあるということ。
『何かを捨てないと前に進めない』スティーブ・ジョブズ -
『山本周五郎作品集13』山本周五郎
・「誉れの競べ矢」
兵学を重じていた武将は競べ矢を辞退しようとしたが伊達政宗は頑として譲らず競わせた。その結果矢は的を外れ「歳の所為だ」と言われその武将は城下を去った。ある日その武将の娘が鷹を傷もつけず仕留めたことで、またしても競べ矢を命じると娘は的の仕掛けを見抜き上告すると名手と言われた武将は逐電してしまう。政宗は娘の父にお詫びすると「一矢を射るも一人を倒すのみ、兵学は一指揮万人を動かして、全軍の勝敗を決する重き任で、それとこれとをケジメもつかぬような暗愚の殿には、帰参せいとあっても手前の方よりお断り申す」と進言した。(対局を見極める・大事な事を優先する事)
・「梅雨の出来事」
牢獄人が脱走し、武家の仲間を切り捨てる事件があった。それは奉行氏に務める夫の仕業で、仕業を見破ったのは妻だった。夫は競合する奉行所の仲間の手柄を嫌って、牢獄人を逃亡させ本人を上方に逃亡させ、殺害を図ったのは夫自身であった。仕業がバレたのはほの字がつく文が実は牢獄人からのもので無事脱獄、貰った金銭で上方で落ち着いたとの知らせだった事だ。
・「美少女一番乗り」
高山の山中に数百年前から住み着いた落人侍たちが村を守っていたが村の中から謀反を企てるものが現れた。それは当主と山の古い地図を引き換えに金銭と侍大将への褒美を狙ったものだった。だが、謀反者は敵の館の寸前で当主の娘にやられてしまう。

二流、三流社会の行く末『劣化するオッサン社会の処方箋』

2021-04-25 07:39:58 | 経営・リーダーシップに必要な事
二流は一流を抹殺し、二流社会は三流で崩壊する、と言うのが2025年頃来ると言う。現状、政治社会なども「策が無い」など既に三流人材の密室となりつつあるのか日本の将来が危うい。日本は世界と比較しても既に「時代遅れ」の社会構造となり上から下に対しは「権限による弾圧」で操作するような環境は脅威だ。才がない輩のやることは圧力しかないのだ。
『歳を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに初めて人は老いる」サミュエル・ウルマン
『劣化するオッサン社会の処方箋』山口周
「オッサンの人物像」
    古い価値観に凝り固まり、新しい価値観を拒否する
    過去の成功体験に執着し、既得権益を手放さない
    階層序列の意識が強く、目上の者に媚び、目下の者を軽く見る
    よそ者や異質なものに不寛容で、排他的
・世代
    教養世代:1950年~1970年代 (教養の習得に価値を置く世代)
        戦後の混乱期・高度成長期・オイルショック
    知的真空世代:1980年代
        バブル景気
    実学世代:1990年~2010年代(実額の習得に価値を置く世代)
        バブル崩壊・企業破綻・就職氷河期・デジタル革命・グローバル化
・2010年代以降
    グローバル資本主義下における弱肉強食の世界へ移行
    知的真空世代(社会システムの劣化により)を凌駕した世代から実学世代へ移行
    実学世代とはアート・サイエンス・クラフトのバランスが取れた世代(自由思考)
    アート:ランダム・直感によって回答を得る
    サイエンス:論理によって回答を得る
    クラフト:経験則によって回答を得る
世代交代の悲劇
    「二流の人間が一流の人間を抹殺し、組織の長として権力を盤石なものにすると、その人物に媚び諂って権力のおこぼれに与ろうとする三流の人物が集まる。二流の人間は一流の人間を恐れるので、一流の人間を側近として用いず、自分よりもレベルが低く、扱いやすい三流の人間を重用するようになる」    
    組織の劣化が乱雑さを増大する、その理由は「凡人は天才を見抜くことが出来ないから」
    組織が大きく、古くなると劣化はより顕著になる=成長鈍化・社会への閉塞感増
「80年」という期間から次の80年(世代交代)は2025年
    世代交代:幕末から明治維新・明治国家から太平洋戦争
・日本社会の変化
    人的資本(高いスキル知識)+社会資本(信用評判)=モビリティー(キャリア開発)
    理由:オピニオンとエグジットの欠如=年長者を甘やかす
        甘やかし・美意識の欠如=道徳感・世界観・審美眼・歴史観
・年長者への間違った感覚
    経験の蓄積=判断力の向上とは言えない、それは新たな環境変化に対応する教養がない    
    パラダイムシフト・イノベーション(画期的なアイデア創出)は若者の方が多い事実
    組織の成長とは「若い人への権限委譲」である事(社会変化のスピード感覚の違い)
・知性と年齢
    流動知性=推論、嗜好、暗記、計算(年齢とともに衰える)
    結晶性知能=知識、知恵、経験値、判断力(60歳前後から衰える)
・リーダーシップ (年長者として)
    サーバントリーダシップ:奉仕する姿勢・コーチング・メンタリング・傾聴調和
    劣化しない結晶性知能を伸ばすこと(教養)、経験の質を高める(挑戦・多様性)
    個人の能力開発(70%)、生活・職業上の経験(20%)、課題問題解決(10%)
権力の弱体化
    情報の独占と支配により権限を維持するべく弾圧を掛け隠蔽改竄が起こるようになる
・やるべきこと
    チャレンジ、無気力から逃げる勇気
    判断基準「真・善・美」を設ける
    「何かを始めるのに遅すぎると言うことはありえない」



罠に嵌りやすい人間の行動思考とは『Think Right』

2021-04-16 07:44:12 | 経営・リーダーシップに必要な事
人間の行動にはまれに不可思議なことも多い、それはこの「思考の落とし穴」に嵌るからだ。その主なものは先入観から直感的に判断している所為だという。
下記にあるフレミングの罠、選択のパラドックスの罠、サンクコストの罠、結果による錯覚の罠、集団思考の罠、アンカーリングの罠、マイナス過大評価の罠、倍々ゲームの罠など実にその通りだと思いつつ行動するのは面白い
『Think Right』ロルフ・ドベリ
正しい決断を下すために、知っておくべきこと。「思考の落とし穴」について心の羅針盤となる
「誤った先入観を捨て、より良い選択をする為の思考法」
フレミングの罠
    「脂肪分99%カット」と「脂肪分1%」どっちを選ぶ
    聞こえをよくするための表現に惑わされない
・確証の罠
    賢い人ほど「自分の誤りを証明する」に目を向ける
・権威の罠
    無意識のうちに「権威のある人」に服従してしまう
    権威を信じるあまり、自分自身で考えなくなってしまう
・希少性の錯覚の罠
    「珍しいものには価値がある」と思い込む(古代ローマ人が言う)
    「最後の1枚」二度と手に入らない=どれほど役に立つのか基準に判断すべき
選択のパラドックスの罠
    選択肢が多ければ多いほど良いものを選べない
    理由:選択肢が多すぎると、考えることをやめ、誤った決断を下し、不満を感じる
・「貴方が好き」の罠
    自分に似ているほど相手を好きになる(ミラーリング)
    「好感」の要因:外見が魅力的・人間性が似ている・好意を抱いてくれている
    「人間と似たような目をした動物」により大きな親しみが湧く
・お返しの法則の罠
    もらったときの「負い目」を感じる
    寄付の手口:何かを無償で貰い、その後寄付を要求、助けてほしいと要求される
・生き残りの罠
    生き残るには、何度でも「失敗」から学ぶべきである
サンクコストの罠(sunk cost:埋没費用)
    「もったいない」は命取りになる
    投資を回収するため続けたいという欲求が高まる(コンコルドの誤謬)
・コントラスの罠
    「比較するもの」があると正常な判断ができない
    より良いものを欲しがる人の欲求
    デートにはモデルの友人は連れて行かないほうがいい(比較対象となる)
・自信過剰の罠
    専門家の方がかかりやすい・自信過剰が原因
    あらゆる予測に対して「疑いの目」を向ける
・社会証明の罠
    他人と同じような行動をしていれば正しいと思ってしまう
    「大勢の人が空を見上げる」と貴方もきっと空を見る
    一番売れているからといって一番優れているとは限らない
・ストーリーの罠
    人間は「物語」で説明しようとする(わかりやすくするため・惹きつけるため)
    宣伝効果があるが、「隠されているものは何かを知ること」
・知識の罠
    本物の知識(自分自身で体感)、もう一つは見聞で知った知識
    本物の知識と偽物を見分ける方法は、本物を知らない事と本物を知っている事を理解すること
・報酬という刺激の罠
    古代ローマで新しい橋が開通するときに設計者を橋の下に立たせていた(実証実験)
    事前に報酬を決めておく(中長期的)
    「散髪した方がいいかどうかは、理容師に聞いてはいけない」
結果による錯覚の罠
    正しく判断するには「過程」と「数」に注視する
集団思考の罠
    賢い人間が集まっても愚かな決定を下してしまう
    理由:集団的圧力 よって必ず「自分の意見」を言っておく事
・確率の無視の罠
    宝くじの「金額」と「確率」、どっちを重視すべきか、もちろん「確率」
・基準比率の無視の罠
    「直感」だけでは間違える、だから「統計的割合」に考えるようにする
・ギャンブラーの錯覚の罠
    ルーレットの赤と黒は交互に出るものだと信じる=±0に調整する力が働くから
アンカーリングの罠
    商談をするときには高い価格から始めること
    決められた金額に引っ張られる習性
・帰納的推理の罠
    株の儲けで大金を注ぎ込む心理
    1つの観察結果でそれがいつも当てはまると結論づける傾向がある
マイナスの過大評価の罠
    「1万円失う」方が「1万円もらう」より印象に残る
    下降するときは上昇する時よりも衝撃が大きい(利益よりも損失)
・社会的手抜きの罠
    会議の参加者の増えると参加意欲は低下する
    責任の分散とリスキーシフトに気をつけるとは手抜き加減を知ること
倍々ゲームの罠
    倍々増加は思考停止になる
    毎日10万円もらうより、毎日一円の倍数の方が多額となる考え方
    「インフレ率年5%」より「14年後に百円が五十円になる」方が衝撃
・ハロー効果の罠
    1つの視点だけで全体像を推測してしまうこと
    美の意識はその人が親切で賢いと想像してしまう(夢中になり周りの視野が見えない)
・予測の幻想の罠
    専門家の予測がどれだけ当たっているのか、ほとんどが外れる事実
    米国の経済専門家6万人が億万長者になっている人はほとんどいない
    予測に対応するには、予測者の背景、的中率を確認する(1回もしくは2回だ)
連想の罠
    先入観に囚われすぎると合理的な行動ができなくなる
    悪い知らせを伝える人を好まない傾向がある
    経営者は「いい知らせはいらない、悪い知らせだけを単刀直入に報告するように」と言う
目先の利益の罠
    時期が迫っているほど、目先の利益に気を取られる
    「今日10万円もらう」か「1ヶ月後に11万円もらう」かどちらが得?
    褒美を「我慢」できる子供が大成する理由:「自制心」能力
所有の罠
    「貯めること」より「手放すこと」の方が難しい
    所有意識を最初から無くす努力
・「不合理な行動」=感情と理性の関係 
    「不合理」な行動は感情が抑えきれない時に現れる=論理的ではない考え
    人間が変わる=変わったのは環境
人間の思考は決して合理的ではない。思いもよらぬ不合理な行動をとってしまい、それが失敗や想定外の間違いを引き起こす。失敗を招きそうな「落とし穴」に嵌る。それは感情的に振る舞い直感だけを頼りにしているかに気づかされる」

日本人の「教養不足」は何が問題か『人生を面白くする本物の教養』

2021-04-15 08:01:11 | 経営・リーダーシップに必要な事
これからの世代は「使える教養」が必須だ。それは「好奇心」から物事に対する自分自身の意見「考える力」を持ち「行動」することだろう。今までの「言いなりのまま」あるいは「おまかせ」時代から脱皮し、自分が考えた意見行動を取ることだと言うことだ。その付加価値は裏付け(数値・予測・検証)から実証行動することだ。
『過去から学び、今日のために生き、未来に対して希望をもつ。大切なことは、何も疑問を持たない状態に陥らないことである』アインシュタイン 
『人生を面白くする本物の教養』出口治明
教養とは人生における面白いことを増やすためのツールである。その核になるのは、「広く、ある程度深い知識」と、腑に落ちるまで考え抜く力。そのような本物の教養はどうしたら身につけられるのか。読書・人との出会い・旅・語学・情報収集・思考法等々、知的生産の方法を明かす。
「教養」好奇心が強力なエンジンとなる
    ・面白いことを見つける=知識は手段・教養を目的とする
    ・「ボキャブラリー」=話題が豊富な人になる
    ・広く、ある程度深い素養=自分の意見を持つ事
    ・「考える力」教育から始まり物事に疑問を持つ
・日本の教養人
    ・「考える力」不足・考えるという教育より記憶教育を重視
    ・終身雇用・年功序列・定年など「考えなくてもいい環境」の労働慣行
    ・世界競争力の低下(低学歴)を招き人間的魅力も低い(皆同じ)
・これからの日本人に求めること
    ・「数字・ファクト・ロジック」を基本に考えを養う(イデオロギー感情論を排除)
    ・本質を見誤らないように「何かにたとえ」、「修飾語」を取り除く
    ・常に「常識を疑う」、情報知識は「習うより慣れる」を優先
・出口氏の教養術
    ・「本・人・旅」面白いことを探して本を読み実体験を旅で味あう
    ・「本」興味の湧いた分野には分厚い書物から点と面の理解を優先、特に古典歴史書
    ・「本」速読ではなく興味本位で読む努力、書評から選び、歴史書にある失敗を学ぶ
    ・「人」面白い人かどうかで選択、必要な人だけを優先して合う
    ・「旅」諸世界(70カ国)への旅・現地人との交流・現地特有な習慣・歴史を知る
    ・「旅」生きた情報を5感で感じとる「百聞は一見にしかず」
・「考える力」が必要なもの
    ・選挙・民主主義=北欧の選挙(支持しなければ白票で参加)
        日本の政治は「今まではおかませで政治家のやりたい放題でも世は回った」
        チャーチルの言葉:安易に政府や政治家を信じてはいけない
                    民主主義は決してベストではなくベターがせいぜいだ
    ・お金=「財産3分法」:手持ちの財布・将来への投資・いつでも換金できる預金
    ・税と社会保障=公的年金の破産は国家の破滅、その前に銀行が破滅する
        消費税抜きで社会保証は成り立たない現状    
        対策:少子化に歯止めが必須(フランス:シラク3原則を参考)
            最初の1年の育児(国が全面保証)給与、休暇、職場復帰保証(3年間)
        夫婦別姓:同姓が実施されたのは明治31年から、その前は夫婦別姓時代
「我が国国有」と言う言葉はEUでは通じない(歴史的背景)
・中国が不安定になると一番困るのは日本
    日本の貿易最大取引大国となっている
    共産党は経済成長をしなければ政権が持たない=豊かになることが最大の関心事
    中国人のハングリーさは日本人のハングサーとは段違い(学生の能力大差)
・英語を学ぶ
    TOEFL(120点満点)欧米大学へは110点以上=中国有名大学生
    共産党員になるには北京大学でトップ10位内が条件
    英語が国際語の中心(会話は度胸、恥を描いた分だけ上達する)
    「母国語」の重要性=てにをはを正しく使える人間は筋の通った思考ができる
    言われるままの時代から自分で考え行動する時代

米国流仕事の効率化とは『Amazonのすごい会議』

2021-01-05 07:47:54 | 経営・リーダーシップに必要な事
日本は非効率な国であり、企業も多い、それは無駄な事(打ち合わせから会議)時間をかけ、しかも意思決定者不在(無責任な決定者)であることだ。Amazonの会議にはそれとは違った米国流「素早く、効率的に、結果を出す」が現れており参考になる。特に景気の低迷時には日本の決定プロセスは時間が掛かり商売にならない場面が多く、諸外国から敬遠される第一番の欠点となる。
『Amazonのすごい会議』佐藤将之
Amazonの不思議なルール
    1、会議は沈黙から始まる(資料を読む文章化しておく事)
        会議の目的を事前に共有、15分で資料を読み、質疑応答
    2、会議資料は2種類(1ページ、もしくは6ページ完結が型)
        単純明確化させ、添付資料をつける(背景・課題・対策・ゴール)
    3、パワーポインとは不可、文章で記述(誰もが誤解がないように理解できる文章)
        内容はニュースリリース形式(タイトル・問題・解決方法・補足・まとめ)
    4、会議参加者はピザ2枚分(6名から8名まで限定)
        3w(いつ、どこで、何を)を決めて終える        
・ルールの目的
    短時間に素早く意思決定するため
    アイデアを創出するブレインストーミング(オフサイト会議)
    進捗状況を把握、管理するため
・会議の種類
    意思決定会議
    アイデア出し会議
    情報伝達会議
    進捗管理会議
会議のゴール(効率的・生産性向上)
    開催回数を減らす
    出席者を減らす
    時間を減らす
    出席頻度を減らす
・Amazonの14箇条
    Customer obsession 顧客へのこだわり
    Ownership     オーナーシップ
    Invent and simplify  創造と単純化
    Are right, A lot    多くの場合正しい
    Learn and be curious 学び、そして興味を持つ
    Hire and develop the best ベストな人材を確保して育てる
    Insist on the highest standards 常に高い目標を掲げる
    Think big      広い視野で考える
    Bias for action    とにかく行動する
    Frugality      質素倹約
    Earn trust      人々から信頼を得る
    Dive deep     より深く考える
    Have backbone/disagree and commit  意見を持ち、議論を交わし納得したら力を注ぐ
    Deliver results      結果を出す

大人には見えないものがある『星の王子さま』

2020-12-02 07:44:40 | 経営・リーダーシップに必要な事
「大人に読んでもらいたいベスト書籍」とあるこの書籍をもう一度読んでみた。子供の感覚(偏見、先入観、固定概念など一才無くした白紙状態)は大人にはできない。大人の尺度で何事も判断、行動するのは子供には理解できない事が多い。それは大人の都合で全て仕切り行われているからだ。これからの時代、AIに勝る発想と行動力は正に子供の視点で発想、創造する力が必要になるだろう。それは「なぜ」から始まる世界だと確信できる。
『星の王子さま』
子供の物事に対する純粋な質問に対して、大人は大人の尺度で答える
・子供に対する信頼は大人の持つ信頼度とはかけ離れたものがある
・子どもにしか見えないものの見え方、大人の固定概念がある見方の違い
    子供:見た目の形を表現 大人:数的な根拠・実数
    子供:純粋に見たままを表現 大人:一見してありえない表現は使わない
    子供はたまに奇想天外な発想から表現する場合があるが大人にはできない
・世間の常識は、子どもには理解できないこともある
大人の物事の考え方、見方は偏見、先入観、固定概念があり、子供のように無知の状態、白紙状態にはできない。
・世間は大人が都合の良いように規則を決めているから、自然に対し、子供に対し理不尽なことも起こる
世間は本当に大切なものを見落とす事が多い、それは見えないから、見えなくしまっているからかもしれない。その大切なものとは思いやり、心の純粋さ、勇気、友情、信頼などである
・子供の教育は、大人の視点ではなく子供の視点(創造力)に合わせたものから育むのが一番である。

「説明力」の時代がやってきた『説明の技術』

2020-11-29 07:48:46 | 経営・リーダーシップに必要な事
「説明力」とは、人の記憶に残る言葉と内容にすること、とある。それにはシンプルで要点を3つ位に絞り結論を先に述べること。だが、キューバのカストロ将軍は国連で4時間半に及ぶ演説だったが、絶賛された。それは世界の植民地小国が多く、アメリカ、イギリス、ソ連などが利権を貪っていたからだ。絶賛されたカストロの演説のポイントは「我が国を支配しているのは国民なのだ」と宣言したことだ。感動(感情を動かす)を与える演説、説明力は今後必要とされる能力となると思う。 このようなブログでは「今役に立つ情報だけ」が注目されていくだろう。
『説明の技術』石田一洋
時代は「説明力」を一層求めている
・聞き手は説明した2割しか理解できない
・記憶に残る様にするには要点を絞る(感情が動くような要素を含める)
目次
第1章 あなたの説明、間違っていませんか?
相手が求めているのは「今すぐ自分の役に立つ情報」だけ
・シンプルに短く伝える
・人間の方の短期記憶は平均7項目程度、時間にして30秒ほど
・説明の骨子
    悩みや課題が解消される
    未来にプラスになる
    説明自体が楽しい時
・イメージをさせるコツ、それは相手から質問を引き出す「相手からの質問」
    全体像とポイントを把握、大事な点に絞り、時間を制限する
    聴衆の対象に合わせ専門用語を(小学5年生向けに訳した)言葉を使う
第2章 相手がその説明を聞きたいと思ったら7割成功
・「アバン」オープニングタイトルを利用して気持ちを掴む、引き寄せる
・イメージを伝える「アバン」
    興味あること・望んでいること・悩んでいることを把握しタイトルを作る
「なんで?」と言う感情を生み出す、それには過去と未来のギャップを使う
・気持ちに寄り添う共感を拾い上げる
・キーワードでイメージを膨らませる 例 x個分の効果、平均x歳長生き、
・所用時間を決めて話す「これから3分でポイントを説明します」
・話の構成を前もって言う「この意図と機能の詳細、最後に価格について説明します」
第3章 GREAT話法で論理的に伝えて聞き手を動かす
・GREAT話法
    Goal(ゴール), Reason(理由), Example(具体例), After That(その先)
15秒、75文字でのリード(結論)を作る
・データや数値、事実を元にしたキーワードで選定
・理由等は3つを限度(数値、権威性、比較)
第4章 説明シーンで役に立つ厳選テクニック
・重視する点を直接聞く
・質問した後には必ず「間」を入れる (3~4秒)
第5章 アナウンサーが使っているデリバリー技術で説明力を底上げ
・表情「笑顔」
・「い・う」の口の形を練習
・眉毛を上げる練習
・話すトーン 「ミ(2m以内)・ファ(3m以内)・ソ(3m以上」
・喉を開く(あくびで声を力から抜いてだす)
第6章 心揺さぶるストーリーを挿入してワンランク上の説明を目指す
ショートストーリーで惹きつける+名言
・魅力的な内容 失敗・不満・欠点を要素として入れる

リーダーシップは常に正しい疑問を持つ事が必須『正しい疑問を持つ技術』

2020-11-20 07:59:12 | 経営・リーダーシップに必要な事
リーダーシップは多くの課題から実行・結果が課せられる。その前にリーダーは肝心で重要な疑問を程して意見を交換することが不可欠だ。「なぜ」の質問を考え、部下・社員に提示することでリーダーシップをリード出来る。だがそこにはリーダーの対処方法・考えも必然である。さらにフィードバック(コーチングとメンタリング)は近年社員管理でも重要となっている。 コーチングとメンタリングの違いは、大きい。
『正しい疑問を持つ技術』ロバート・カプラン
・うまくいくリーダーと、うまくいかないリーダー。その分かれ道は、自信を失い、先が見通せない時期にどう対処するかで決まる。
「対処法」とは
    重要なことに疑問を持ち、物事・疑問を客観視し分析、状況を立て直し、前進する事
・会社の未来像を描く
    明確なビジョンを持つ(技術革新・商品開発・カスタマーリレーション・価格設定・人材)
    優先順位を決める
    繰り返し伝える
・時間管理
    優先度の高い仕事を選ぶ
    時間配分を考える
    物事の本質を見極める
フィードバックを活用
    コーチングを活用(強みと弱み・メンタリング・人事評価「360度評価」改善を目的)
        メンタリングとはカウンセリングやキャリアアドバンスを行うこと
    学ぶ環境を整える(実践的な改善策を提供する場)
    フィードバックをもらう(紙に書くアンケート式・面談)
・後継者の育成
    ロードマップ作成・キャリア開発計画(マネージメントスキル)
    後継者リストアップ・計画
    権限委譲
・迷走した組織を正す
    危機の原因・軌道修正
    プロジェクトチーム結成
    定期的分析(肝心なことに疑問を抱き、ズレを探す)
    具体的なアクションプランを立てる

起業家と事業家、何が必要なのか『畳み人と言う選択』

2020-11-19 07:52:55 | 経営・リーダーシップに必要な事
「アイデアを形にする」その役割がこの「畳み人」と役している。だが、実際はアイデアを発想した人材こそが「ビジネスプラン」を作り「実行する」人となるべき時代だ。ここの「畳み人」とは起業家が立ち向かうであろう「問題・課題」を支援する「メンター」的役割かもしれない。さらに、事業家にとって必要なのは、この時代「息詰まった事業を回復、もしくは事業展開(ダイバシティー)を支援・補佐する役割だ。 それには、やはり「発想・企画・提案力」「実行・判断・実務力」「監視・転換力」、さらに「人脈」等のスキルを持った人材が必要だろう。
『畳み人と言う選択』設楽悠介
・「CEO」的役割
ビジネスにおいて突飛なアイデアの大風呂敷を広げる経営者やリーダーを「風呂敷広げ人」
「COO」的役割
「風呂敷畳み人」は、アイデアを着実に実行するリーダーに対する「名参謀」や「右腕」存在
・畳み人が求められ理由 それはアイデアを実行に移すための実行力や経験、さらにそれを指揮する人材が不足している
・畳み人は需要が高まる存在 設計し、実行してきたスキルが求められている
・畳み人は仕事でモテる理由 アイデアは実行してこそ価値を生む
・畳み人の仕事術 
    風呂敷から様々な可能性を引き出し、前向きな提案をする 
    リスクを察知する
    過去のアイデアに縛られずアイデアの形を変えて、選択肢を多くする
    最適な行動に対してHOWを教える
    仕事に優先順位をつけ、スケジュールに落とし込む

成功の裏に隠れた嘘『大きな嘘の木の下で』

2020-11-04 07:22:00 | 経営・リーダーシップに必要な事
成功の裏に隠れた多くの嘘、それは経験して初めて実感するものだ。 幸福とは「幸せにする」の人の心を「豊かにする」に値する、と言う。これからの時代、「仕事」と「労働」の違いは自主的に楽しく働けるかどうか、仕事は「面白い」で決め、働きやすい仲間と共にすることが「人生を豊かにする」時代なのだ。 仕事に「期待する」は自分自身への努力であり、近年の会社・上司・仲間への「期待」は程々に留めておくほうがいい、はっきり言うと期待しないほうが良いと言うこと。
『大きな嘘の木の下で』田中修治
世の中の「ウソ」に切り込むビジネス本。著者は負債14億円の会社を立て直す。世にはびこるあらゆる常識の「ウソ」に、著者が独自の視点で切り込む。
・幸福論のウソ
    「幸せ」では無く「豊かさ」に置き換える
・お金論のウソ
    「お金」はあらゆるものに交換できる これからはモノ消費からヒト消費
    借金ができることは信用があることにつながる(個人の信頼)
・仕事論のウソ
   労働しているヒト、仕事しているヒト:売り手個人の価値を見出す時代
    働くやる気を持たせる(楽しい)のが仕事になる    
・成功論のウソ
    成功するための本が売れる理由:いくら読んでも成功などしないから購入する
    成功はアート・失敗はサイエンス(失敗を学ぶ・自意識過剰が失敗を招く)
    やりたいことをやってみる(できるようになりたい事を手に入れること)
・人生論のウソ
    「面白そう」が選択肢となる
    続けれていれば「敗北」では無く「挑戦」になる
    辛いことから逃げても何も変わらない
・経営論のウソ
    社員の不満を解消しようとするのは無駄、「納得」させること
    夢中になるやりたい人にやらせるが良い
    「上に立つ」のでは無く「中心に近づく」が良い
    失敗しないように徹底的に考え、万全の準備をする時代
    人に(社員に、顧客に)期待するのをやめる:できる人と組むが良い
    「今時の若い奴はすぐ辞める」は他社に奪われていると言う現実
「これからの時代の仕事は真面目に一生懸命、楽しみながら遊ぶ」が必要だ

成功への発想・想像力はこうやって作る『仕事は楽しいかね』

2020-10-29 08:02:20 | 経営・リーダーシップに必要な事
@仕事は楽しい方がいい、だが成功とは違った面もある「今日の目標は明日にはマンネリ」になるとはこの書の習い。「マンネリ」という言葉、慣れてしまうとゴールが見えなくなると言う事。我が人生・仕事でやってきた事は「Let's Challenge」で「Let's See and Try」、いつも先を見た行動をとる事だった。ここにも現代の成功へ導く参考・ヒントがある。
『仕事は楽しいかね』デイル・ドーテン
将来への希望もなく日々仕事に追われる主人公が、老人のアドバイスに自己変革のアイデアを見いだしていく物語である。
「目標を立てるな」
    大抵の人はマンネリ化した生活から抜け出すために目標を設定する。だけど今日の目標は明日のマンネリとなる
「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」「人生は目いっぱい飛び跳ねなきゃ」
「明日は今日と違う自分になる」
    人は違うものになって初めてより良くなれる
「試みることに失敗はない」「変化は難しく、試してみることは簡単だ」
   成功する人たちは、自分がどこへ向かっているのか判っていない。ただ、遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守ろうと思っている
「成功とは、右に倣えをしないこと」
    成功を真似るのも哲学・「並みに人」をやめること
    多くの人は他人を凌駕する人材になろうとしているけど、それを他人と同じような人間になることで達成しようとしている
「完璧とはダメになる過程の第一段階だ」だから「ワニと仲良くなる」という考えになる
「問題にあらず、失敗にあら」という発想、問題を深く進むと解決法が見つかる
「自分は4万人のファンを集めたが、ジョージは13万人を動員した」
    派手なパフォーマンスと言葉で引きつける方法
「感情を抜きにして見なくちゃいけないんだ」
「多くの人はアイデアは持っていない、でも考えは持っている」
「新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ」
    商品の並べ替え・時間帯変更・珍しいものを設置=集客アイデア
・発想・アイデアを生む方法
    今までのミス・問題点を書き出す(失敗・問題・課題)
    やるべき仕事をリストアップ(手順・内容)
    見やすいところに張り出し読むこと(見落としがないか日々変化を知る)

薬屋のジョン・ペンバートンはシロップ状の頭痛薬をソーダ水で割ったもから発想(コカコーラ)
・商売人のストラウスはテントの帆布から採掘に丈夫なジーンズを発想(リーバイ・ストラウス)
・ディズニーの「白雪姫」画面に水面の波紋に顔が映るを魅了(芸術)を作り出した
・「ベルベット」はオナモミを研究した結果発想された(植物のトゲ)
・ハンバーガーチェンのウエンディーズ・サラダは大量のレタスの芯を使うことで生まれた

流行に流されがちな転職・独立『ちゃん』

2020-10-15 07:58:04 | 経営・リーダーシップに必要な事
流行にのり転職、成功する、は誰もができる者ではない。流行はある一定の期間は良いかもしれないが「流行り廃り」の如く、世間は様変わりする。現代では、「先見性、創造性豊かにアントレプレナーシップを発揮」などもてはやすコンサルがいるが言う程に簡単ではない。人それぞれの性分にあった職種・技術から家族生活パターンを考え、それに一番大切なことは時世の「タイミング」と「差別化」意識商品・サービスも重要だ。一方、日本には1000年も存続する世界最古の歴史を持った企業・匠もある。何故そんなに継続できるのか!https://jp.stanby.com/media/old-shop/  
『山本周五郎作品集二』
・「菊千代抄」
    ある藩では最初に生まれた子供を長男(男として育てる)習慣(家訓)があった。長男は子供の頃から近所の子供達と遊んでいる時不意に水遊びで一人の遊び友達に「あそこがこわれている」と言われてから、自分は実は「女」であり藩内でも数少ない者しか知らない事を知った。それが元で「女」として知られることを恐れ、ある時その友達を刺殺す。年月が経ち成長すると藩主に実の男の子が生まれ、最初の長男は男として生きることを約束、国元で分封され山奥に暮らすことになる。そこで出会った夫婦の仲睦まじいの生活、苦しくても互いに労わりあい、支え合う事を間近に見て、「女」としての幸せを掴もうと変わる
・「その木戸を通って」
ある武家と家老の娘の婚約が決まり出世も見えるかのような時期に、武家の家に不思議に記憶を失った若い娘が舞い込んできた。それを見た婚約者の家では婚約を解消する動きとなり、武士は迷い込んだ娘は誰かの差し金だと謎を解こうとするが、自然と愛着が湧き、周りの評判も良くなり家老の娘との婚約を解消、出世を諦め家族で幸せを掴み始めた。
・「ちゃん」
火鉢の職人気質の「ちゃん」は流行に流され昔ながらの火鉢店では賃金が減り家族に迷惑をかけているとヤケ酒を喰らうようになった。同じ職人だった二人は独立して成功、独立を誘われたが今風の火鉢を作る事に疑問とさらなる貧困生活をさせる事への恐怖で勇気がなかった。家族六人、息子は魚屋を目指し日々苦労し、妻と娘も内職で苦労していた。ひとり「ちゃん」だけが家族の厄介者だと、深酒になった。ある日、同じような男と飲みあい、自宅に引き寄せ泊まりを促すと、翌日には消えていなくなった。それが実は泥棒だった事で息子が「もしちゃんがこんな事をしたんなら大事だ、こっちが盗まれる方でよかった」。仲間の二人が成功している事でちゃんが低落した事について、妻は「人間はみんながみんな成り上がるわけにはいきゃあしない、それぞれ生まれついた性分があるし、運不運と言う事だってある」さらに、「お前さんに嫌な仕事をさせてまで、楽をしようとはおもやしません、一家六人が揃っていればこそ、苦労のしがいもあるもんじゃないの」。その後ちゃんは自宅でそれまでの火鉢を直製造、販売をして稼ぐ事に集中し始めた。

上手いスピーチには秘密がある『あの演説は何故人を動かしたのか』

2020-10-10 07:52:39 | 経営・リーダーシップに必要な事
話が上手い人はその構成に「スピーチの黄金律」が隠されている。1、何が足らず不満があるのか、2、目標・ゴールは何か 3、ではどうすればいいのか と言うことになるが、ストーリー構成には聴衆の聞きたい事が上手くつながる材料(エピソード等)が必須だ。それになるべく短く、主旨・目的が分かりやすく、且つ聴衆の記憶につながる事が必要だ。
『あの演説は何故人を動かしたのか』川上徹也
・すぐれた演説・スピーチには、人の心を揺さぶり、歴史を動かし、世界を変える力がある。
伝えるべきメッセージを、「人類共通の感動のツボ」がある。
・日本に「演説」を持ち込んだのは福澤諭吉
・欧米では「スピーチ」は強力な武器として使われている、特に政治的指導者
・演説・スピーチは「人々の心を大きく動かす力がある」
「ストーリーの黄金律」とは
    1、何かが欠落した、もしくは欠落させられた主人公
        欠落したものは何か、誰か、どうしてそうなったのか
    2、主人公がなんとしてもやり遂げようとする遠く険しい目標・ゴール
        その欠落を埋める、奪い返すためのものは遠く険しい方がいい
    3、乗り越えなければならない葛藤・敵対するもの
        邪魔する、敵対するものを多く掲げる
・第1章「小泉純一郎 郵政解散演説」
    「自民党をぶっ壊す」の何度も繰り返す手法
・第2章「田中角栄 ロッキード選挙演説」
    主人公を地域住民に、地元の利益を訴える
・第3章「バラク・オバマ 2004年民主党全国大会基調演説」
    神話・昔話(歴史的な人物)からのストーリーにより興味と記憶を繋ぐ
    自分の出生等から「希望」を抱かせる、何を優先順位として変えて行うべきか
・第4章「ジョージ・W・ブュシュ 9・11直後の演後の演説」
    低支持率から90%は9.11の行動
    被害者と主人公を一体化させ対抗する姿勢を見せた
・第5章「ジョン・F・ケネディ 大統領就任演説」
    弱点(若さと宗教)はリンカーンの演説を見習い強調
        短い・「私」を極力使用しない・外交中心・対決する相手・新しい幕開け
        人類の自由のために何ができるか一丸となる事
    「スローガン・ニューフロンティア」科学・宇宙・未知の世界
・第6章「フランクリン・ル―ズベルト 大統領就任演説」
    背景には株価暴落「ブラックサースデイ」企業・銀行倒産、失業
    物不足ではなく経済を復興するための行動、社会的価値観をあげる(仕事を作る事
    憲法から逸脱しない限りの行動を起こす例え党・議会からはみ出しても(希望と勇気
・第7章「マーティン・ルーサー・キング・ 私には夢がある演説」
    アメリカは三人だけ名誉のある祝日(キング牧師・コロンブス・ワシントン大統領)
    「私には夢がある」現実に照らした希望と願望を繰り返し訴えた



上司の命令で悪者になる『晩秋』山本周五郎

2020-09-11 07:44:18 | 経営・リーダーシップに必要な事
「晩秋」仕事の立場上、もしくは役割で上司に代わり自分が悪者になり周りからの怨嗟と誹謗を一身に受ける(悪になる役割)、ビジネスの社会にも政治の社会にもありがちな「上司の命令」である。背けない、拒否できない立場で全ての責任も背負う事は世の中に万とある。組織に馴染めない人材は淘汰され、あるいは自分から逃避(自殺など含め)する場合すらある。上司の選択は部下には無い、ましてや昇給、昇格など出世は上司次第なのだ。だが、いつかその正しい姿を現すことこそ本当の勇気(善悪を正く判断)だと思う。悪を悪と認めない現代を野放しにする事は決して許せない。
『山本周五郎作品集1』
・「あだこ」
    旗本で一人の男が許嫁に逃げられ彷徨い始める。そこに「あだこ」と言う女が女中としておいて欲しいと嘆願。方や今にも死ぬ覚悟で何もしない武士と荒れた屋敷、もう住む先が無いと放浪していた女が現れ、助け舟となり、男は役人に復帰する。女は出来る限りの奉公を周りの米屋、酒屋、八百屋に施しおこぼれから食をいただき、縫い物で賃金を稼ぎ、武家の借金を少しずつ返金していった。 老いぼれた「鼬鼠」(イタチ)物語が気持ちを盛り上げた。
・晩秋
    父を苦しめ切腹させた憎き仇の裁きを持つ老いた武士の世話を仰せつかった女が、何故か情の絆されて行く。老武士は生涯独身で藩の為、藩主の為、その奉公のため世間の怨嗟と誹謗を一身に受け藩政を行った事で御裁きが下るのを待っているのだ。その一つの重荷がこの女の父を切腹させた事で最後に女に罪は自分が被る、父と同じ道をきたのだからと、また「これで心の荷を一つ下ろした。一番重い荷の一つだった。おかげで少し方が楽になった」と自分の裁きが切腹ものだと家臣共にも言い聞かせたのだった。
・おたふく
    婚期を逸した中年の男女が周りに勧められ夫婦になる。仲の良い夫婦は周りにも好影響を与えるが、ある日、夫が仕事として作った彫金の飾り物を妻がいくつか持っており、それはある旦那の依頼で作ったものを持っていた事で誤解を招くことになる。が、妻は自分が夫のものを肌身離さず持っていたいと買い戻したものだとわかり和解、より良い夫婦となった。