今回の写生地は 久しぶりの嵐山
天気予報ではこの日は気温が下がるとのことや
フリースを引っ張り出し着込んで出発
嵐山の中之島に着いたら体感温度が思てたより低い
川縁で絵を描き始めたら 風が強なってきた
煽られて時々三脚ごともっていかれそうになる
当然寒さは半端やない もう一枚着込んで来たらと反省
ガタガタ震えながらのスケッチになった
本日も紙はウォーターフォードのF6サイズ
縦構図を選んだけど ここ嵐山では間違うてる
考え直して横構図に変更したら良かったのに
ずぼら心が勝ってしもて そのまま続けた
結果 遠近感も出せず締まりの無い絵になってしもた
帰宅後 先生に頂いた講評を思い出しながら加筆修正をした
まずはリフト(色抜き)から始めたけど
前にも紹介したように この用紙は一筋縄ではいかへん
試しに歯ブラシで洗うてみたら 上手いこといった
紙面が荒れてしまうか心配したけど
毛羽立ちもせえへんし 彩色にも違和感は無い
また新しい発見が しっかりした強い紙やな!
一番の加筆は画面右に樹木を取って付けたこと
これは先生から提案されたんやなかってんけど
自分にとっては「清水の舞台から…」ならぬ
「渡月橋から…」の決断やった
縦画面を切り裂くような樹木を加えた効果は?
描き入れた本人も判断に苦しんでる
毎日観てたら何らかの結論が出るやろ?
多分、水平線が画面を2分割してるから、テーマがはっきりしないんとちがいますか?それと消失点が明確でないから、俯瞰したような画面になってませんか。真ん中の船ギリギリで下はカットぐらいでどうでしょう。横線が多いから縦線の木は正解やと思います。奥行きを出すんだったら中心点をもっとずらして、長い方の線を傾けて短い方の線は水平に近くにします。
この間うちの先生に言われた通りです。