せむどんボート事始め

ボート部創部に係わって早や16年目。
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スピンバイク (7)ワット数 概算 

2020年12月14日 | その他

最近楽しませてもらっているスピンバイクですが、だいたいどれくらいのワット数で漕いでいるのか、概算でもよいから知りたいなと思いだし始めました。というのは、同じテンションノブの位置であっても、早く漕ぐほどに重たくなってくるからです。たぶん、永久磁石により、フライホイールの回転数に応じたうず電流が生じ、それに合わせてブレーキがかかるからでしょう。メーカーからは、フライホイールの重さが11kgと報告していますので、それをもとに非常に大まかですが計算したいと思います(※スピンバイク(12)の記事に乗せていますが、後ほど取り外し実測すると10.0kgでした。ここでは11kgで話を進めています)。使用する式は、運動エネルギーは 1/2*I*Ω2乗 (I:円盤の慣性モーメント、Ω:角速度)であり、この刻々とした変化が仕事率(ワット)ですので、慣性モーメントを仮定すれば、あとは、ある速度で漕いでいて、ペダルを離してからの惰性のペダルの回転数を刻々と計測すれば、その速度における減速のワット数が算出できることになります。つまり同じ速度で漕ぎ続けているということは、この減速の仕事率(単位時間あたりの磁石により電流が流れ熱となったり、各部位の摩擦熱など)と釣り合った仕事率を人間が出していることになりますので、その速度の時の漕いでいるワット数と考えられると思います。

慣性モーメントはよくわかりませんが以下のように考えます。フライホイールを外周のみに質量があるとすれば、I=M*r、一様円盤とすれば、I=1/2*M*r(M:質量、r半径)となるのですが、どうもフライホイールは円盤の構造ではなく、永久磁石との反応をよくするため外周付近がしっかりしており、それを中心軸から6個の板?で支えられているようです(磁石で探った感じ)。フライホイールを分解すれば、もっとよくわかるのですが、そこまでする気にもならないので、円盤としたときの慣性モーメントの1.2倍と仮定しました。

そしていつも漕いでいるテンションノブ=4で計測に入ります。使うのは、スマホ2台(1/100のストップウォッチ用 ビデオに映りこますため と撮影用のスマホ)です。あと近くにあった耳かきを回転角測定用針として使用。時速30kmくらいから漕ぎやめて止まるまで、ペダルの回転数(位置)を約数秒間測定しました。

ここでペダルの慣性モーメントも仮定して算出しましたが、回転速度が1/5ですので慣性モーメントは全体の1/100以下となりあまり真剣に考える必要はないようです。

一応テンションノブ4の場合の漕ぐ指標を得ましたが、こんなものですかね。ワットからカロリー(1時間あたり)の算出は、とりあえずコンセプト2のローイングマシンと同じ計算式としました。

 

 

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