Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Diesel Locomotive#307

2020-10-08 | 鉄道写真


 それでは、連載第307回目は、日本硫黄沼尻鉄道部(後の「磐梯急行電鉄」、廃止)DC121をお届けします。


 沼尻鉄道は、沼尻鉱山からの硫黄輸送のため建設された鉄道で、紆余曲折の上、沼尻鉱山を経営した日本硫黄によって竣工、開業しました。


 戦後、無煙化のために導入された、DC121(写真)。協三工業製の、ロッド式DLです。



 別の時の撮影(写真)。現在も磐越西線翁島旧駅舎とともに、猪苗代緑の村にて保存されます。


 同鉄道は、硫黄生産が他の方法で安価に出来ることとなって鉱山が閉山したことにより貨物仕業を失い、観光に力を入れようとしたものの倒産し、廃止となりました。残念です。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#306

2020-10-07 | 鉄道写真


 それでは、連載第306回目は、栗原電気鉄道、後のくりはら田園鉄道(廃止)DB101をお届けします。


 くりでんの中心駅、若柳駅で、廃止前に、電鉄時代の電車と並ぶ、DB101(写真)。大きさは入換動車並みですが、DLはDLです。



 廃止後、若柳駅の中心部を貫く道路が出来、西側は博物館、東側は車両展示施設となり、その展示施設に、電鉄時代の貨車や鉄道機械と並ぶ、DB101(写真)。恐らく静態保存でしょうが、きれいな姿を見せています。


 横道に逸れますが、電化廃止で第三セクターに引き継がれたくりでんは、新造気動車3両に、名鉄キハ10形2両(富士重工LEカー)を譲受し態勢を整えましたが、基金が底をつき、廃止、保存車両のみが語り部となっています。


 なお、若柳の博物館は定休日を除き開館しているようですが、旧若柳駅を使用した展示施設は、年に数回のイベント時のみの公開、それ以外は金網の外からしか見ることが出来ません。タイミングも合わず、残念です。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#305

2020-10-06 | 鉄道写真


 それでは、連載第305回目は、小坂鉄道DD13 556をお届けします。


 DD13 556は、元は同系列鉱山の鉄道、片上鉄道(廃止)から譲渡されたもので、国鉄DD13同等機であったことから、同鉄道廃止時に入線しました。営業当時は、他機と重連総括制御が出来ないので、この機関車には別途機関士が乗務し、峠越えまで運用されました。


 廃止直後のイベント時、4並びの時の姿(写真)。サイズ、性能は他機と同等です。



 その後、「小坂レールパーク」では、同機は庫内で整備中でした(写真)。最悪1両動けば同園内の移動は出来ますが、できれば全機稼働であって欲しいとは思います。


 今年は事実上休園でしたが、来年以降に期待したいです。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#304

2020-10-01 | 鉄道写真


 それでは、連載第304回目は、小坂鉄道(廃止)DD133をお届けします。


 最初は、鉄道廃止後、イベントで4並びの時の姿(写真)。汚いのまで、現役の時のままです。



 「小坂鉄道レールパーク」になってから、出庫するDD133(写真)。動態保存です。



 同パークでの、走行披露の姿(写真)。


 同機が牽引して、24系A2個室寝台「ツインデラックス」と、B1個室寝台「ソロ」に宿泊出来、最後は場内ながら「走るホテル」を実感出来る、良い場所ですが、本年はコロナで営業しません。「寝台特急」という言葉は、風前の灯火です。


 それでは、次回をお楽しみに。

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