それでは、連載第307回目は、日本硫黄沼尻鉄道部(後の「磐梯急行電鉄」、廃止)DC121をお届けします。
沼尻鉄道は、沼尻鉱山からの硫黄輸送のため建設された鉄道で、紆余曲折の上、沼尻鉱山を経営した日本硫黄によって竣工、開業しました。
戦後、無煙化のために導入された、DC121(写真)。協三工業製の、ロッド式DLです。
別の時の撮影(写真)。現在も磐越西線翁島旧駅舎とともに、猪苗代緑の村にて保存されます。
同鉄道は、硫黄生産が他の方法で安価に出来ることとなって鉱山が閉山したことにより貨物仕業を失い、観光に力を入れようとしたものの倒産し、廃止となりました。残念です。
それでは、次回をお楽しみに。
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